愛岐処分場

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ページID1016355  更新日 2025年10月16日

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1 施設の概要

所在地
岐阜県多治見市諏訪町川西75番地

総敷地面積

109万平方メートル(ナゴヤドームの約22.6倍)

埋立面積

25万平方メートル(ナゴヤドームの約5.2倍)

埋立容量

444万立方メートル(ナゴヤドームの約3.5倍)

埋立期間

昭和57年7月から埋立が完了するまで

主な施設

汚水対策施設、雨水排水施設、ガス抜き施設、廃棄物貯留ダム、小規模破砕施設、管理施設

建設費

約130億円
(当初94億円、増量(一回目)32億円、増量(2回目)4億円、用地取得費含む)

地図

愛岐処分場パンフレット

『愛岐処分場パンフレット』のPDFファイルはテキスト情報のない画像になります。

内容を確認したい場合は、環境局施設部処分場 電話番号:0572-23-1201までお問い合わせください。

2 地形

愛岐処分場全景写真


愛岐処分場は、標高80メートルから380メートルの丘陵地にあり、四方を沢と尾根に囲まれ、東側には1級河川である庄内川(土岐川)が流れ、敷地全体がその流域に含まれています。
埋立地は敷地のほぼ中央、標高150メートルから250メートルに位置しています。

3 施設の経緯

  • 昭和53年処分場用地として取得
  • 昭和54年建設工事に着手
  • 昭和57年7月愛岐処分場を開設(埋立容量360万立方メートル)
  • 平成5年6月埋立容量を391万立方メートルに増量
  • 平成13年10月埋立容量を444万立方メートルに増量
  • 平成29年4月浸出水処理施設改築事業に着手
  • 令和6年4月新浸出水処理施設が稼働を開始

『愛岐処分場浸出水処理施設改築事業』のPDFファイルはテキスト情報のない画像になります。

内容を確認したい場合は、環境局施設部処分場 電話番号:0572-23-1201までお問い合わせください。

4 埋立の特徴

サンドイッチ工法

3メートルの高さまでごみを水平に敷きならし、その層の上に50センチメートルの土砂を覆うという組み合わせを繰り返す方法で、廃棄物層と覆土層を交互に積み重ねるものです。最終的にかぶせる土砂は3メートルの厚さにします。

イラスト:サンドイッチ工法

5 主要施設

(1)汚水対策施設

遮水

雨が降ると、地面にしみこんだ雨水は、埋め立てたごみの中を通り、汚水(浸出水)となります。この汚水(浸出水)により公共の水域や地下水を汚染しないように遮水シートを張っています。

浸出水調整池

浸出水は、集導水管により、浸出水調整池に集められます。その後、浸出水処理施設に送水管で送られます。

浸出水調整池3の写真

浸出水処理施設

集水された浸出水を生物処理、物理化学的処理を組み合わせた方法で浄化しています。

浸出水処理フロー図のPDFファイルはテキスト情報のない画像になります。

内容を確認したい場合は、環境局施設部処分場 電話番号:0572-23-1201までお問い合わせください。

浸出水処理施設の写真

(2)雨水排水施設

防災調整池

大雨によって一時に大量の雨水が河川に流入しないように、防災調整池に雨水をいったん集め、ここから少しずつ放流します。

防災調整池1の写真

雨水排水路

埋立が完了したところは、平場の周辺や法面小段に排水路を整備して、雨水をできる限り表面で排除し、地面にしみこんで浸出水とならないようにしています。

イラスト:雨水排水路

(3)ガス抜き施設

ガス抜き管

埋立後にガスが発生することがあります。そこで、ガス抜き用の有孔ヒューム管(井桁)を立ち上げ、このヒューム管から発散するようにしています。

ガス抜き管の写真

(4)廃棄物貯留ダム

埋立地は山の斜面を利用していますので、谷の下流部にごみの流出防止のための施設として廃棄物貯留ダムを設けています。
また、ごみの層がずれ落ちないように、斜面の中間位置に区画堤を設けています。

廃棄物貯留ダムの写真


イラスト:廃棄物貯留ダム

(5)小規模破砕施設

主に処分場に持ち込まれた火災ごみを破砕しています。

『小規模破砕処理フロー図』のPDFファイルはテキスト情報のない画像になります。

内容を確認したい場合は、環境局施設部処分場 電話番号:0572-23-1201までお問い合わせください。

(6)管理施設

場内道路(管理道路)

愛岐道路から、管理事務所を経由し、埋立地までを結ぶ道路で、ごみの運搬、施設の維持管理のために利用されています。

管理事務所

搬入ごみの受付・計量等を行っています。

6 循環型社会を目指して

愛岐処分場は、令和6年4月の段階で約92%が埋め立てられています。処分場の埋立容量にも限界があります。ごみの埋立量を減らすために、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)の英語の頭文字をとった「3R」を実施し、循環型社会を作りましょう。

7 参考リンク

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このページに関するお問い合わせ

環境局 施設部 処分場 業務担当
電話番号:0572-23-1201 ファクス番号:0572-23-1664
Eメール:a0572231201@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
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