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揚輝荘の整備事業について

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ページID:188422

最終更新日:2025年7月25日

本市では城山・覚王山地区に残る貴重な歴史的資産である揚輝荘について、順次、修復整備を行い、市民共有の歴史・文化資産として保存活用事業に取り組んでいます。

こちらのページでは、揚輝荘の整備事業にかかる情報を紹介いたします。

揚輝荘の概要

揚輝荘は、(株)松坂屋の初代社長15代伊藤次郎左衛門祐民氏が、大正から昭和初期にかけて覚王山の丘陵地に建設した本市郊外別荘の代表作で、主要な部分として保存された庭園と建物が平成18年度末に本市に寄贈されました。平成20年5月に5棟の建造物(聴松閣、揚輝荘座敷、伴華楼、三賞亭、白雲橋)が市指定文化財に指定されています。

公開状況等について

揚輝荘の公開状況ついては以下のページにてご確認ください。

公開状況についてはこちら:揚輝荘について

揚輝荘の整備事業について

経緯

本市では令和18年度末に揚輝荘の寄贈を受けた後、揚輝荘基本構想を策定し、平成20年度から南園の聴松閣の修復整備に取り組みました。

聴松閣は平成25年度に公開を開始し、北園とともに多くの方に訪れていただいています。

一方、北園の庭園や建造物、南園の一部については未整備のままとなっていることから、令和5年度に策定した揚輝荘整備計画に基づき順次整備を進めていきます。


揚輝荘北園にある白雲橋の写真

揚輝荘北園にある白雲橋

揚輝荘整備計画

令和5年度に策定した揚輝荘整備計画についてご紹介します。

目的

揚輝荘の文化的価値を維持・継承しつつ、城山・覚王山地区の魅力向上・回遊性向上の拠点となる施設として揚輝荘の整備を推進し、日泰寺や城山八幡宮、覚王山商店街等と連携することで、地区全体の更なる活性化を図ることを目的とする。

全体方針

  • 歴史的建造物と庭園が一体となって織りなす揚輝荘の本質的価値の維持・向上を図る。
  • 四季の移ろいを感じながら、多様な文化に出会い、質の高い交流を楽しむことができる施設をめざす。
  • 城山・覚王山地区の魅力向上・回遊性向上の拠点となる施設をめざす。

整備の順序

第1期整備(整備済):聴松閣の整備

第2期整備(直近の整備予定):北園を中心とした整備(伴華楼を除く)

第3期整備(将来の整備予定):伴華楼、座敷、南庭園等の段階的な整備

北園整備の主な内容

直近の整備としては北園を中心とした整備を予定しております。

整備内容の詳細については今後公募予定の事業者の提案により決定されますが、以下の内容を含む予定です。
  • 鑑賞・体感機能の再整備
  文化財建造物の整備、樹木環境の改善、池の水質改善、園路の改善など
  • 広場・交流機能の整備 
  広場の整備、便益施設(飲食等サービスの施設等)の整備など
  • アプローチ機能の整備
  メインエントランスの新設、昇降機等の新設によるバリアフリー化など


令和8年度に事業者公募、令和9年度より設計、施工の後、令和10年度中のリニューアルオープンを目標としています。

揚輝荘整備計画(本文)

揚輝荘整備計画の本文については以下よりご確認ください。


(注)以下のファイルについては、テキスト情報のない画像データが含まれます。内容を確認したい場合は観光文化交流局歴史まちづくり推進課(電話番号052-972-2779)までお問い合わせください。また、サイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがあります。

揚輝荘整備計画

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揚輝荘かわら版について

揚輝荘の保存活用について、情報を共有しながら取り組みを進めるため、「揚輝荘かわら版」を近隣の皆様に配布しております。

以下よりご参照ください。

(注)以下のファイルについては、テキスト情報のない画像データが含まれます。内容を確認したい場合は観光文化交流局歴史まちづくり推進課(電話番号052-972-2779)までお問い合わせください。

このページの作成担当

観光文化交流局文化歴史まちづくり部歴史まちづくり推進課保存支援担当

電話番号

:052-972-2779

ファックス番号

:052-972-4128

電子メールアドレス

a2779@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp

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