研究開発型イノベーション創出支援事業「NAGOYA RESEARCH BRIDGE」において新規性を有する連携プロジェクトを認定しました

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ページID3004029  更新日 2026年3月6日

報道発表日時: 2026年3月6日 午前10時30分

事業の名前の入ったゴロ画像

大学・研究機関と連携して新製品等の研究開発に取り組む企業を支援する研究開発型イノベーション創出支援事業「NAGOYA RESEARCH BRIDGE(ナゴヤ・リサーチ・ブリッジ)」において、新規性を有する取り組みとして連携プロジェクトを15件認定いたしました。
本事業は、市内企業が抱える開発課題の解決やアイデアの具体化を支援するため、本市が連携して開発に取り組む大学・研究機関を「探してつなぐ」ことを特色としております。今回の認定は、「探してつなぐ」ことにより生まれた「連携プロジェクト」を、外部有識者の評価を踏まえて認定したものです。
(注)本事業における認定は、連携プロジェクトが新規性を有するものとして実施するものであり、開発される製品の性能等を本市が保証するものではありません。
 

認定した連携プロジェクト

件数

15件(14企業、10大学・研究機関)

連携プロジェクト一覧

 

  企業(本社所在地または市内の事業所在地) 大学・研究機関 内容
1 アイサンテクノロジー株式会社(名古屋市中区) 名城大学 AIによる高精度3次元地図作成プロジェクト
自動運転用の地図データ作成において、走行経路等の入力は手作業であり、自動運転の普及を阻害していました。本研究は、これまでに手作業で入力していた大量の走行経路データを、AIの学習に活かすことで入力の自動化と均質化を実現します。
2 株式会社アイチ金属(名古屋市北区) 名古屋大学・名古屋市工業研究所 砂鉄キャラクタリゼーション
日本の主だった鉱床・鉱脈で採取された砂鉄を対象に、形成過程および形成時期の推定を行い、地質学的背景を整理し、産地ごとの由来を学術的に位置付け、素材としての個性を明確化します。また、成分組成、鉱物相、粒度分布、色調などの物性評価を行い、加工特性や品質差を定量的に把握し、意匠金属素材としての活用可能性を整理します。
3 エヌショーケース株式会社(名古屋市瑞穂区) ⼤同大学 組立式仮設防音ブースの開発
比較的簡単に組み立てができる空間で一定の防音性能は確保できるよう既存システム材を活用した試作から開始し製品化を目指します。
4 輝創株式会社(名古屋市守山区) 名古屋市工業研究所 高度接合剤の開発
企業が開発したCAM接合技術の利用拡大を目指し、市場ニーズに適用可能な接合力、耐熱性、絶縁性等の性能に優れる高度接合剤の開発を行います。
5 クマガイ特殊鋼株式会社(名古屋市緑区) 大同大学 エイジングスチール耐候性鋼「COR-TEN鋼」を活用した商品開発
鉄が持つ重厚さや経年変化による美しさに着目し、産学連携を通じてエイジングスチールの価値を研究・創出することで、素材の新たな可能性を探究します。
6 新和化成株式会社(名古屋市中区) 豊田工業大学 レアアース非含有の硝酸フリー化学研磨液の開発
現代のハイテク産業に不可欠だが採掘・精製が特定の国に偏っているレアアースを含まず、硝酸非含有のため作業者に健康被害のない新規化学研磨液を開発します。
7 スポーツアーツJAPAN株式会社(名古屋市中村区) 中部大学 高機能・高性能素材(セルロースナノファイバー等)を使用した健康機能向上を実現するための服飾ベルトの開発と検証
一般に使用されている服飾ベルトに、機能性にスポットをあてて健康機能面向上と共に新素材に挑戦し検証します。
8 3ms株式会社(名古屋市天白区)

 

名古屋市工業研究所 MS-RDK新素材による熱交換効率の向上の研究
エアコンの熱交換効率を高める部材「MS-RDK」をエアコンの吸い込み口に設置し、現行の素材と新素材で室内温度が設定温度にどれだけ早く到達するかについて、比較検証を行います。
9 株式会社PEAK and Flow(名古屋市西区) 名古屋市立大学 職場における行動変化を起点とした心理状態推移の実証的研究
業務行動ログを起点に、行動の開始・停滞・再開等の変化点前後における心理状態の推移を実社会データで検討し、職場における行動と心理の関係性を解析して意思決定基盤を提供するためのエビデンスを得るための研究をします。
10 フルタ電機株式会社(名古屋市瑞穂区) 名古屋工業大学 建築物内空調における気流可視化に基づく機器選定手法の検討
企業の有する送風機に関する知見・ノウハウと、大学の有する知見を組み合わせることで、現実の世界でも活用できる、建築物内の空調における気流の可視化について共同で研究を行います。
11 丸中ゴム工業株式会社(名古屋市瑞穂区) 名古屋工業大学 廃タイヤ再資源化によるカーボンブラックの特性評価と用途開発
廃タイヤ再資源化により得られる再生カーボンブラックの構造・物性を産学連携により評価し企業ニーズを踏まえた高機能材料分野への実用的な用途開発を推進します。
12 株式会社丸八ポンプ製作所(名古屋市中区) 名古屋市工業研究所 マグネットポンプの軸受材料の新規選定
化学分野では高付加価値液体等の移送において無漏洩ポンプの需要が高まっています。そこで、マグネットポンプの軸受材として安価かつ耐摩耗性の高い材料を選定し、性能と価格競争力に優れた無漏洩ポンプの開発を目指します。
13 株式会社村瀬鞄行(名古屋市中村区) 中京大学 姿勢・動作解析に基づく負担軽減ランドセルの共同開発
モーションキャプチャを用い、通学鞄の違いが歩行・姿勢・衝撃へ与える影響を定量化します。得られた知見をもとに負担軽減構造を改良し、新たなランドセル開発と研究成果の社会発信を行います。
14 株式会社村瀬鞄行(名古屋市中村区) 名古屋造形大学 中高生向け通学鞄の産学共同開発プロジェクト
企業製品の負担軽減通学鞄を、学生のデザイン知見とユーザーに近い視点でプロトタイプ検証し、学生アイデアを取り込みながら中高生の持ち物・通学環境に合わせて収納と使い勝手、外観を改良し市場性の高い製品へ刷新します。
15 山田電機製造株式会社(名古屋市北区) 中部大学 DCBLモーターのオートチューニングコントローラーの開発
家庭用給水ポンプに使用されるDCBLモーターの制御に必要となるパラメーター(インダクタンス等)が不明な場合でも、それらを自動計測して最適制御できるコントローラーを開発します。

 

【参考】NAGOYA RESEARCH BRIDGE 事業スキームについて

事業のスキームに表した図

本事業へ企業からエントリーされた開発課題やアイデアに対して、協力機関の有する研究シーズの中からマッチング候補を探索し、面談等を経て連携プロジェクトが組成されるまでを一貫して支援します。
マッチング成立した案件のうち、本市からの認定を希望するものに対して、新規性の観点から審査を実施し連携プロジェクトを認定します。
本年度のエントリー数 26社
協力機関(大学・研究機関) 20者
事業の詳細については、ウェブサイトをご参照ください。

その他

名古屋経済記者クラブに同時提供

報道発表に関するお問い合せ

経済局イノベーション推進部次世代産業振興課
担当者:山田・岩間
電話番号:972-2419
ファクス番号:972-4135
Eメール:a2419@keizai.city.nagoya.lg.jp