地下水汚染の報告について(名古屋市昭和区緑町)

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ページID3003726  更新日 2026年1月19日

報道発表日時: 2026年1月19日 午後3時00分

下記のとおり、「市民の健康と安全を確保する環境の保全に関する条例」に基づき、地下水汚染の報告がありましたのでお知らせします。

概要

  1. 報告者 パイロットインキ株式会社
  2. 報告日 令和8年1月15日
  3. 対象地名 パイロットインキ株式会社中工場
  4. 所在地 名古屋市昭和区緑町3丁目17番地
  5. 対象地の概要 工場(昭和25年頃から現在まで)、4,387.27m2(第一種住居地域)

汚染状況

汚染状況

項目

汚染物質

基準超えの濃度

基準に対する倍率

基準

超過地点数/調査地点数

地下水調査

クロロエチレン

0.021 mg/L

11 倍

0.002 mg/L以下

1/5

砒素及びその化合物

0.012 mg/L

1.2 倍

0.01 mg/L以下

1/5

ふっ素及びその化合物

0.85 mg/L

1.1倍

0.8 mg/L以下

1/5

注 調査対象地における平面図上で、試料採取によって評価した地点数を示します。

本市の対応

 報告者に対し、適切な地下水汚染対策を実施するよう指導を行います。
 また、周辺の井戸水の水質調査を行うとともに、念のため、周辺井戸所有者に対して井戸水を飲用しないよう指導します(飲用に使用している水が基準に適合している場合を除く)。

対象地の場所

対象地の場所を示したものになります。

この背景地図等データは、国土地理院ウェブサイトの地理院地図を一部編集して使用している。

参考1

(1)パイロットインキ株式会社中工場において過去に公表した土壌・地下水汚染(平成29年12月27日公表分)

項目注1

汚染物質

基準超えの最大濃度

基準に対する倍率

基準

土壌溶出量調査

鉛及びその化合物

4.0 mg/L

400 倍

0.01 mg/L以下

砒素及びその化合物

0.026 mg/L

2.6 倍

0.01 mg/L以下

ふっ素及びその化合物

9.6 mg/L

12 倍

0.8 mg/L以下

土壌含有量調査

鉛及びその化合物

2,500 mg/kg

17 倍

150 mg/kg以下

地下水調査

トリクロロエチレン

0.10 mg/L

3.3 倍

0.03 mg/L以下注2

ふっ素及びその化合物

1.2 mg/L

1.5 倍

0.8 mg/L以下

注1 土壌溶出量は土壌に含まれる汚染物質が地下水に溶け出す量、土壌含有量は土壌に含まれる汚染物質の量を示します。

注2 令和3年度より、0.01mg/L以下に変更された。 

(2)パイロットインキ株式会社中工場において過去に公表した土壌・地下水汚染(令和7年10月8日公表分)

項目

汚染物質

基準超えの最大濃度

基準に対する倍率

基準

 

 

 

 

土壌溶出量調査

クロロエチレン

0.0059 mg/L

3.0 倍

0.002 mg/L以下

1,1-ジクロロエチレン

4.3 mg/L

43 倍

0.1 mg/L以下

1,2-ジクロロエチレン

0.053 mg/L

1.3 倍

0.04 mg/L以下

テトラクロロエチレン

0.039 mg/L

3.9 倍

0.01 mg/L以下

1,1,1-トリクロロエタン

870 mg/L

870 倍

1 mg/L以下

トリクロロエチレン

33 mg/L

3,300 倍

0.01 mg/L以下

ふっ素及びその化合物

2.6 mg/L

3.3 倍

0.8 mg/L以下

土壌含有量調査

鉛及びその化合物

1,400 mg/kg

9.3 倍

150 mg/kg以下

 

 

地下水調査

クロロエチレン

0.022 mg/L

11 倍

0.002 mg/L以下

1,1-ジクロロエチレン

0.69 mg/L

6.9 倍

0.1 mg/L以下

1,1,1-トリクロロエタン

13 mg/L

13 倍

1 mg/L以下

トリクロロエチレン

2.8 mg/L

280 倍

0.01 mg/L以下

注 土壌溶出量は土壌に含まれる汚染物質が地下水に溶け出す量、土壌含有量は土壌に含まれる汚染物質の量を示します。

参考2

基準を超過した物質の毒性について

【クロロエチレン】
毒 性:労働者を対象とした疫学調査や症例報告の多くで、塩化ビニルモノマー(クロロエチレンの別名)が肝臓の血管肉腫の発生を増加させたと報告されている。
発がん性:国際がん研究機関(IARC)はグループ1(人に対して発がん性がある)に分類している。
【砒素及びその化合物】
急性毒性:70~200 mgの摂取により、嘔吐、下痢、脱力感、筋肉けいれん等が現れ、昏睡後死亡する。
慢性毒性:3~6 mg/Lの量の長期摂取によっても起こり、一般的には目・鼻・喉等の粘膜炎症に続き、筋肉の弱化、食欲減退が起こる。
発がん性:国際がん研究機関(IARC)は、砒素及び砒素化合物をグループ1(人に対して発がん性がある)に分類している。
【ふっ素及びその化合物】
急性毒性:NaFを6 mg/日以上摂取し続けていると、ふっ素症となり、体重減少、悪心、嘔吐、便秘等をきたす。SiF4では、胃軟化症、神経痛等を起こす。一般成人が一度に100 mg以上摂取すると、腹部の激痛、嘔吐、悪心を起こし、2,500 mg以上の摂取で中毒死する。
慢性毒性:ふっ化物で中毒したラットの場合、腎臓における脂肪酸酸化酵素活性が著しく減少し、また、肝臓中の窒素及び脂肪含量が減少することが見い出されている。また、ふっ素中毒では、炭水化物の代謝障害も見られている。飲料水等からふっ素を長期間過量に摂取した場合、飲料水のふっ素濃度2 ppm以上で斑状歯を生じ、8 ppm以上で骨硬化症となる。
発がん性:動物実験で発がん性を示すデータがない。

出典「改訂4版水道水質基準ガイドブック」「化学物質ファクトシート(環境省ウェブサイト)」(斜字部分は、名古屋市において挿入しました。)

報道発表に関するお問い合せ

環境局地域環境対策部地域環境対策課
担当者:吉開、大澤
電話番号:052-972-2676、052-972-2677
ファクス番号:052-972-4155
Eメール:a2677@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp