令和7年度公共用水域の水質常時監視における指針値(PFOS及びPFOA)超過について

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ページID3003662  更新日 2026年1月22日

報道発表日時: 2026年1月22日 午後3時00分

令和7年度公共用水域の水質常時監視において、港新橋(堀川)と大森橋(矢田川)の2地点で、水環境中のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)の指針値を超えましたのでお知らせします。

調査結果

調査地点

(河川名)

調査日 調査項目

調査結果

[ng/L]

指針値に

対する倍率

指針値

[ng/L]

(1)荒子川ポンプ所

(荒子川)

令和7年

12月3日

PFOS及びPFOA

25

50以下

(2)東海橋

(中川運河)

12

(3)港新橋

(堀川)

56

1.12倍

(4)道徳橋

(山崎川)

11

(5)千鳥橋

(天白川)

9

(6)大森橋

(矢田川)

51

1.02倍

(7)潮見ふ頭西

<4

注1 斜体は指針値を超過していることを示しています。

今後の対応

今回調査した河川水については直接飲用するものではないため、健康に影響を与えるものではありませんが、引き続き調査地点での監視を継続していきます。

〈参考〉公共用水域の水質常時監視について

公共用水域の水質常時監視は、水質汚濁防止法第16条により、愛知県知事が定めた測定計画に基づき調査を実施し、結果を公表しています。

〈参考〉調査地点

調査地点の地図

〈参考〉PFOS及びPFOAに関する基本的情報

【性状など】
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。PFASには炭素鎖の長さが異なる複数の同族体が存在し、その物性は炭素鎖の長さで大きく異なりますが、中には撥水・撥油性、熱・化学的安定性等の物性を示すものがあり、そのような物質は撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の幅広い用途で使用されています。
PFASの中でも、PFOS、PFOAは、幅広い用途で使用されてきました。具体的には、PFOSについては、半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOAについては、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに主に使われてきました。
PFOS、PFOAには、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、現時点では北極圏なども含め世界中に広く残留しています。そして、仮に環境への排出が継続する場合には、分解が遅いために地球規模で環境中にさらに蓄積されていきます。環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
【人の健康への影響】
PFOS、PFOAは、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく基準値等の検討が進められています。また、国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は内閣府食品安全委員会が行った食品健康影響評価の結果等を踏まえ、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。

出典「PFOS、PFOAに関するQ&A集(2024年8月時点)(環境省)」

報道発表に関するお問い合せ

環境局地域環境対策部地域環境対策課
担当者:川瀨、白木
電話番号:052-972-2671、052-972-2675
ファクス番号:052-972-4155
Eメール:a2675@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp