区民の皆さまの区政への参画を推進し、区政運営方針(あじさいプラン)、第2期千種区将来ビジョンについて幅広く区民(区内在住・在勤・在学)の皆さまから意見をいただき、今後の区政運営に活かすために、千種区区民会議を開催しました。
区民会議における議題
1.千種区区民会議について
2.区政運営方針及び第2期千種区将来ビジョンについて
区政運営方針及び第2期千種区将来ビジョンについてご説明しました。
3.区政運営方針及び第2期千種区将来ビジョンについての意見交換
区政運営方針及び第2期千種区将来ビジョンについて意見交換を行いました。
区民会議の開催結果
- 日時・・・令和7年7月5日 土曜日 午後2時00分から午後3時20分
- 会場・・・今池ガスビル7階 ダイアモンドルーム
- 参加者数・・構成員26人、事務局等18人
- 傍聴者数・・0人
区民会議でいただいた主なご意見やご提案
区政運営方針、第2期千種区将来ビジョンについて
- 地域で安否確認の実施が予定されているが、行政側の体制や指揮系統、具体的な段取りが不明確であり、地域としても対応方法の判断が難しい状況である。現時点で実践的なシミュレーションが存在しないため、大規模地震発生時には行政と地域がそれぞれの役割を明確にして対応することが重要である。また、防災対策としては食料・水・トイレの確保が不可欠であり、特にトイレについては現在の簡易式では限界がある。全国的に導入が進められている「トイレトレーラー」の配備を要望する声があるほか、災害用発電機や蓄電池、スタンドパイプなどの整備についても、区と学区が連携して進めるべきである。
- 「あじさいプラン」などの施策は赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代に向けた内容であり、地域活動の担い手による協力を前提としている。しかし、社会全体で75歳や80歳まで働くことが一般化している現在、地域活動の担い手も就労していることを前提とした制度設計が必要である。働く人が無理なく地域活動に関われる仕組みがなければ、活動の継続が困難になる恐れがある。今後は「働く人が楽しく地域活動に参画できるまち」という視点への転換が求められている。
- 千種区では毎年「障がい福祉フェスタ」が開催されているが、区民全体への周知が十分ではなく、障害のない人の参加が少ない状況である。このフェスタは障害の有無にかかわらず広く区民に参加してもらうことを目的としており、地域づくりの一環として継続的に実施されている。今後は広報の強化を図り、より多くの人に参加してもらえるような取り組みが必要である。また、障害のある人が安心して参加できるような支援体制の整備も求められている。