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愛知学院本館

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このページを印刷する最終更新日:2008年12月24日

ページID:699

ページの概要:愛知学院本館について

愛知学院本館正面

 昭和3年12月竣工。戦後に3階部分を増築していたが、昭和61年に撤去し、旧状に復元されている。建物は、鉄筋コンクリート造2階建で、東西に長い棟の南面中央に、大きなアーチ型の開口部を持つ重厚な玄関車寄せを設け、棟の両端部も前方に張り出し、左右対称に構成している。スチールサッシを用いた大型の窓を配し、明窓浄机の教場を設けているが、外壁には軒蛇腹にまで達する片蓋柱を付け、端正な西欧古典様式の構成法を踏襲し、茶褐色のスクラッチタイルを貼って、暖かみのある表情をつくり出している。この意匠は、大正末から昭和初期に多く見られるが、市内では類例が少ない。

所在地:楠元町1丁目100番地

このページの作成担当

千種区役所区政部地域力推進室地域力推進係

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