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大龍寺

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このページを印刷する最終更新日:2016年4月1日

ページID:644

ページの概要:【千種区史跡散策路】大龍寺の紹介です。

大龍寺だいりゅうじ(福壽山ふくじゅさん大龍寺) 境内

黄檗宗寺院。山城宇治萬福寺の末寺。享保10(1725)年春日井郡阿原村の地蔵堂を東区新出来町二丁目北側に移す。享保13(1728)年藩主綱誠より寺地を給って造立を開始。享保15(1730)年津島天王の牛王山成就坊を引寺。享保16(1731)年萬福寺末となり寺号を大龍寺とする。安永6(1777)年五百羅漢奉安を発願し、城下の人々に勧下を始める。安永7(1778)年には江戸亀井戸村の五百羅漢を模した回遊式の羅漢堂の建立開始。安永9(1780)年に三百台體成就の開眼供養をした。本尊は建中寺の寄付による木造釈迦牟尼仏座像。文政元(1818)年より時の鐘始める。三大五百羅漢のうち東京大阪は維新後衰退するが当寺はよく保存、中に名工為隆の傑作十八羅漢がある、明治の末から当地に移転を開始し、大正7(1918)年に完了した。

通称「らかんさん」として親しまれている。建築様式は一見城郭のような唐様南蛮風のデザインになっている。

所在地:城山新町2丁目71番1号

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