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熱田区まちかど発見!熱田神宮と伝馬町

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このページを印刷する最終更新日:2021年12月1日

ページID:145625

熱田神宮と伝馬町

熱田神宮は、三種の神器の一つ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を祀ったのが起源とされ、古くから格別に尊いお宮として全国的に篤い崇敬と信仰を集めてきた。熱田はその門前町として発展し、江戸時代、熱田宿(宮の宿)は東海道随一の宿場町として大いににぎわった。

伝馬町は、熱田宿(宮の宿)の中心地として、宿の重要な機能である人馬継立を取り扱う問屋場が整い、参勤交代で通行する諸大名、公家門跡が宿泊する本陣、脇本陣をはじめとして、多くの旅籠屋が集中していた。

銘板について

熱田区では、区内各所に歴史資料を掲載した銘板を設置することにより、地域の歴史・文化に触れることができる機会を提供し、地域への愛着を育むとともに、地域の魅力向上を図っています。

設置場所

熱田区神宮4丁目(市営地下鉄伝馬町駅1番出口付近植栽帯内)

デザイン

銘板「熱田神宮と伝馬町」の盤面

設置された銘板の様子

設置された銘板

設置された銘板です。

補足情報

宮の宿は、源太夫社(上知我麻神社)から、東に裁断橋までの伝馬町と、南へ浜鳥居までの神戸町(ごうどちょう)からできていた。

伝馬町には、森田家の白本陣をはじめとして、脇本陣、御朱印改所、問屋場などが整い、多くの旅籠屋が集中していた。

これに対して、湊に近い神戸町には、南部家の赤本陣や熱田奉行所・西浜御殿・船会所・船番所など、藩の諸役所が集中していた。

その繁盛ぶりは、「駅路には諸侯をはじめ、旅客ひまなく群行し、あしたには、七里の渡り一番船をあらそひ、船場には商賈の荷物つどひて山のごとく、ゆふべには歌舞の聲、絲竹の音かまびすしく」と記されている(『尾張名所図会』)

用語の説明

  • 本陣…勅使、公家、大名、幕府の役人が公用旅行の際に利用した宿泊施設
  • 脇本陣…本陣の予備的施設。本陣だけでは泊り切れない場合等に利用された。
  • 御朱印改所…人馬徴発の証文を調べる役所
  • 問屋場…人馬の継立業務を担っていた施設
  • 旅籠屋…一般の旅行者が利用した宿泊施設
  • 奉行所…役所
  • 西浜御殿…街道を往来する大名を招待・供応するために尾張藩が造営した施設
  • 船会所…船を管理していた役所
  • 船番所…通行する船を検査し、税の徴収などにあたった役所


このページの作成担当

熱田区役所 区政部 地域力推進室 地域力推進係
電話番号: 052-683-9425
ファックス番号: 052-683-9494
電子メールアドレス: a6839420@atsuta.city.nagoya.lg.jp

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