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令和7年度租税教室について

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ページID:189734

最終更新日:2025年9月10日

 次の時代を担う児童・生徒が、民主主義の根幹である租税の意義や役割を正しく理解し、社会の構成員として税金を納め、その使い道に関心を持ち、さらには納税者として社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的としています。


 名古屋市では、国(税務署)・愛知県(県税事務所)や税務関係民間団体、小学校・中学校などの教育関係者と協力して、租税教育の充実に向けて支援を行っています。

 (例)租税教室の開催、税に関する作文、習字など。


租税教室の開催

実施 令和7年6月19日(木曜日) 名古屋市立小幡小学校 100名

徴収課2名、固定資産税課1名の計3名が講師として6年生の3クラスで実施しました。


開催内容

税金に関するクイズを行い、生徒のみなさまや先生方にも積極的に参加していただきました。

  • どんな税を納めたことがあるか?

→身近な例として物を買ったときの消費税が挙げられました。

  • 所得税を納めている小学生はいるか?

→子役など小学生でもTVなどで活躍している小学生は所得税を納めており、生徒のみなさまからも驚きの声が上がりました。


租税教室の様子

租税教室の様子



DVD視聴「マリンとヤマトの不思議な日曜日」

 税金の無い社会がどういう社会になるかイメージしていただきました。

 税金の無い社会ではごみが回収されず町中にごみがあふれる、道路や橋が管理されず壊れたままになる、公園が無秩序に開発され緑がなくなってしまう、消防や警察の対応が有料になってしまうといったように、税金があることによって私たちの住みよい生活が支えられていると実感していただきました。


DVD視聴の様子

DVD視聴の様子

1億円のレプリカで重さを体験

 生徒のみなさま全員にレプリカを実際に持ってもらい、想像以上の重たさに驚いていました。

 また、1万円を1億円分積み上げた高さについてクイズを出し、生徒のみなさまからは富士山やエベレストくらいの高さといったようにかなり高くなるイメージを持たれていましたが、実際は16mほどの高さになるとお伝えすると驚きの声とともに、思っていた高さではなく少し残念そうな声も上がっていました。


レプリカを持ち上げている様子

1億円レプリカを持ち上げている様子

質疑応答

  • 1万円は1枚どれくらいの重さなのか?

→1枚1gです。1円玉も1枚1gで同じ重さです。

  • 高齢者の医療費は税金でまかなわれているのに、どうして赤い羽根共同募金があるのか?

→税金は納付義務があるのに対し、募金は皆様の厚意で集められているお金です。

 募金は各種ボランティア活動の費用や福祉活動の支援のために使われています。

  • 税金を納めないとどうなるのか?

→ご本人様に税金を納めてくださいと催告し、それでも納付されない場合は財産を調査し差押えを行います。

 みなさまのご家族や周りの方たちにも今日のお話をしていただき、税金を納めることの大切さをお伝えいただけますと幸いです。


参加した児童の感想

  • 海外では救急車を呼ぶのにお金がかかることを知って驚いた。(ニューヨークでは1回呼ぶごとに約45,000円かかるなど)
  • 税金がないと町がごみであふれる、道路や橋が管理されず、公園が開発されてなくなってしまうなど、大変な社会になることがわかった。
  • 税金がどのような使われ方をしているのか学べてよかった。

まとめ

 今後も、次の時代を担う児童、生徒のみなさまに税の意義や役割を正しく理解していただくために租税教育の充実に向けて取り組みます。

 また、児童、生徒のみなさまが税に興味を持ち、考えるきっかけとなるよう情報を提供していきます。

このページの作成担当

財政局栄市税事務所管理課

電話番号

:052-959-3300

ファックス番号

:052-959-3317

電子メールアドレス

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