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天白区地域包括ケア推進会議の取り組みについて(平成27年度)

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このページを印刷する最終更新日:2019年5月28日

ページID:91366

地域包括ケアシステムとは

本市を始めとする都市部においては、団塊の世代が75歳以上となる2025年(平成37年)までに、他の地域と比較して急激に高齢化が進み、特に75歳以上の高齢者のほか、認知症高齢者、ひとり暮らし高齢者、高齢者のみで構成される世帯が急増すると見込まれています。

この2025年を目途に、重度な要介護状態となっても、可能な限り住み慣れた地域でその有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される「地域包括ケアシステム」の構築が求められています。

平成27年度天白区地域包括ケア推進会議実績報告

天白区では、平成27年6月及び平成28年2月に「地域包括ケア推進会議」を開催しました。地域に必要な資源開発や地域づくりを目指し、課題別に3つの部会を設け、多職種で連携を図りながら個別事例を通じて地域の課題を把握しました。また、高齢者の孤立防止に関する協議会(天白区地域支援ネットワーク運営協議会)も推進会議と一体的に開催しました。

 

平成27年度天白区地域包括ケア推進会議のイメージ図と構成委員

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1.介護予防推進部会

高齢者の方々にいつまでも元気にすごしていただくため、平成26年度に作成した介護予防情報マップ「『行きたい』から『行こう!』へ 発見!天白お楽しみマップ」を区内の医療機関等に配布し、地下鉄植田駅構内の掲示板に掲示しました。また、介護予防のポイントをわかりやすく解説したパネル「Let's健康生活」を作成し、介護フェスタで展示しました。

 

「『行きたい』から『行こう!』へ 発見!天白お楽しみマップ」

2.見守り支えあい部会

孤立につながる異常の早期発見や生活上の困りごとの早期相談につなぐため、地域で必要とされる課題の把握につとめるとともに、関係公署等との情報共有と連携について協議を行う会議を開催しました。また、平成26年度に作成した「民生委員・いきいき支援センター・ケアマネジャーつなぎシート」を用いて、被支援者の情報を専門職(ケアマネジャー)から民生委員に提供することで、スムーズな支援につなげました。

3.認知症専門部会

認知症と疑われる症状が発生した場合に、いつ、どこで、どのような医療や介護を受ければよいか、支援の標準的な流れを理解していただき、適切な支援につなげるため、天白区版の認知症ケアパスを作成しました。また、地域における認知症への関心を高め、正しい理解の啓発を推進するため、認知症サポーターの養成講座や、はいかい高齢者を発見した際の声掛け及び連絡の模擬訓練を行いました。さらに、区内の居宅介護支援事業者や介護サービス事業者と連携し、介護に関する様々な情報を提供する介護フェスタにおいて、認知症に関する講演会も開催しました。

「介護フェスタinてんぱく2015」の様子の画像

「介護フェスタinてんぱく2015」の様子

平成28年度天白区地域包括ケア推進会議事業計画

地域包括ケアシステムの構築をめざし、平成28年度は「生活支援部会」「認知症専門部会」「健康づくり部会」を設置し、抽出された課題を検討します。

また、ひとり暮らし高齢者等の孤立防止支援として、関係機関や見守り機能を有する事業者がそれぞれの役割を共有し、個別事案に対応する際の連携方法等の協議を継続するとともに、医療や介護が必要な状態になっても安心して生活するためには、在宅医療と介護サービスを一体的に提供できる仕組みが欠かせないことから、在宅医療・介護連携支援センターを中心に、医療機関と介護サービス事業者等の連携促進に取り組みます。

平成28年度天白区地域包括ケア推進会議のイメージ図と構成委員

このページの作成担当

天白区役所保健福祉センター福祉部福祉課高齢福祉担当

電話番号

:052-807-3887

ファックス番号

:052-802-9726

電子メールアドレス

a8073895@tempaku.city.nagoya.lg.jp

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