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平成22年度苦情処理報告書(福井悦子)

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このページを印刷する最終更新日:2011年9月27日

ページID:26339

ページの概要:平成22年度苦情処理報告書(福井悦子)

苦情処理委員報告(福井悦子)

苦情処理委員報告(平成22年4月から平成23年3月)

苦情処理委員氏名 福井悦子

委員所見

  苦情処理委員になって2年目。1年目は1件も申立がなく、2年目にして初めて苦情処理を行った。

 案件は、名古屋市は女性教員管理職登用の数値目標を達成できていないが、その理由を明らかにし、管理職登用に際しての女性差別をなくすことというものであった。既に過去2回にわたって同様の申立がなされ、その過程で名古屋市が数値目標を取り決めたのであるが、今回は目標不達成が明確になったことを踏まえた申立であることに特徴があった。

  市が自ら建てた数値目標の不達成が明らかであることから、市が差別是正に消極的であると見られてもやむを得ない。苦情処理の過程で、過去の申立と処理結果の再確認と市教育委員会からの聞き取りを行ったが、その中で浮かび上がってきたのは、市教育委員会や現場の教員の現行の慣行に対する変化を望まない姿勢であった。男女共同参画社会の実現に向けて、公教育の果たすべき役割は大きいが、その根幹となる市教委や教員がこの状態では極めて心許ないと感じざるを得なかった。

 ただ、今回の申立の処理を通じて苦情処理申立のシステムが機能していることは実感できた。このシステムがもっと活用されることを切に願う。

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