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平成14・15年度苦情処理報告書(富安玲子)

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このページを印刷する最終更新日:2009年2月25日

ページID:6622

ページの概要:平成14・15年度苦情処理報告書(富安玲子)について

苦情処理委員報告(平成14年11月から平成16年3月)
苦情処理委員氏名 冨安玲子

委員所見

 男女平等参画に関する申し立てを受け、苦情処理委員として、その実情をヒヤリングする機会を与えられた際に、先ず出会うのは苦情を申し立てられた側の方々の指摘に対する戸惑いでした。これまで長い間、当たり前のこととして、特に疑問を感じることもなくここまで来たことを、「問題」にされた当惑であったと思われます。中には、むしろさまざまな配慮をしてきたつもりであったとの見解を耳にしたこともありました。また、伝統的な積み重ねから必要性を感じて行ってきたとの意見にも出会うことがありました。

 この1年間、委員として担当し、終了することができた案件は、いずれも申し立てを建設的に受け止めてくださったことが解決の糸口となりました。ヒヤリングの場が、苦情の指摘を巡る男女平等参画の考え方を今後の事業展開に生かしていくための話し合いの場へと変わることもあって、この制度の意味を実感することができました。そして、改めて、男女平等に関する意識啓発の第一歩が、「当たり前に思っていることに疑問符を付けてみてください」であることを痛感した1年でもありました。一方、検討に長時間を要した案件については、その疑問符を付けること自体の難しさにも直面して、知るほどに深みを感じているところでもあります。

 申し立てを行った方の思いを届けながら、申し立てられた側の現状を知り、共に疑問符の意味を考えていきたいと思っております。

このページの作成担当

スポーツ市民局市民生活部男女平等参画推進課男女平等参画推進担当

電話番号

:052-972-2234

ファックス番号

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電子メールアドレス

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