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環境と個性がとけあうまち

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このページを印刷する最終更新日:2005年4月4日

ページID:3119

ページの概要:環境と個性がとけあうまちについて

発言要旨

 国が文化芸術振興基本法の制定や指定管理者制度の導入など大胆な改革を行っていることと比べて、市の文化振興への対応は遅れているのではないか。特に、「新たな文化創造・文化活動への支援」に関する数値目標として、文化小劇場の施設利用率を掲げているが、文化の充実に関してその観点だけで評価することは、発想は古いし、不充分である。さまざまな評価方法が研究されているので、参考にしてほしい。

市の考え方

 伝統芸能の継承発展の支援について定める文化芸術振興基本法の趣旨を十分踏まえ、我が国古来の伝統芸能の振興を図りたいと考えています。数値目標につきましては、文化施設は十分に利用されておらず、市民の文化を盛り上げるためにも施設が有効活用される必要があるので、その利用率を指標としました。今後は、施設整備からソフト事業へ転換することが大切だと考えています。(市民経済局)

発言要旨

 弥富相生山線は、都市計画審議会が開かれていないし、天白区地域環境審議会でも審議中である中、工事を着工するのはおかしい。「環境に配慮した道路」といっても道路自体が環境破壊につながる。工事はストップすべきである。

市の考え方

 弥富相生山線は、都市計画道路によるネットワークを形成するため必要な道路であると考えており、事業認可など、必要な手続きを踏んで実施してきております。これまで、地元のみなさまには説明会を重ねてきており、いただいたご意見や質問状に対しては適宜お答えしております。また、今年度より施工ワーキングを設け、皆様に直接道づくりに参加していただいています。
 なお、1月26日に開催した都市計画審議会では、自然環境を守るため、沢に橋をかけたり、ヒメボタルの生息地に配慮する線形とするなど都市計画の変更について審議し、可決されております。また、天白区地域環境審議会につきましては、審議による意見が出された場合、参考にさせていただきたいと考えております。(緑政土木局)

発言要旨

 犬のフンがひどい。掃除をしてもすぐフンで汚れる。なんとか減らす努力をしてほしい。

市の考え方

 保健所で立看板を設置したり、リーフレットによる啓発などを行っています。なかなかモラル向上は難しい状況ではありますが、PRや啓発を実施していきます。また、皆さまのご協力も必要と思われます。(健康福祉局)

発言要旨

 名古屋城本丸御殿の復元は、日本が誇る伝統技術の伝承として大変いいことである。多くの市民に協力してもらえるように、具体的な着工時期や工事の進行過程を示してほしい。

市の考え方

 今回の計画で、18年度までの目標として「基本設計」を明記しました。ご指摘のとおり、復元を進めるにあたっては、市民の盛り上がりが一番大切ですので、2010年には、復元過程が公開できるように進めていきたいと考えています。(市民経済局)

発言要旨

 南方貨物線を利用して貨物や旅客を輸送し、モーダルシフトをすすめれば、トラックや自家用車のCO2が減らせるはず。

市の考え方

 モーダルシフトについては、市場原理の中でどうなっていくのかを見極める必要があります。南方貨物線は、国鉄改革当時から利用形態などについてかなり議論されてきましたが、廃止という結論になっています。(総務局)

発言要旨

 道路には段差がないのに、歩道には接続の部分に段差や傾斜などがあって歩きにくい。

市の考え方

 従来本市では、歩道を15~20cm上げ、歩行者を車から分離して歩行者の安全を図ってきました。近年、逆に歩きにくいとのご意見もあり、改良に努めています。それぞれの現場ごとに土木事務所で対応をしていきます。(緑政土木局)

発言要旨

 「あれかこれか」なら、相生山線は不要そのもの。すばらしい緑地を次世代に残すべき。ネットワークづくりにこだわりすぎである。

市の考え方

 都市計画道路はネットワークを形成することにより、交通を円滑に処理するように計画しています。弥富相生山線はネットワークを形成するために必要な道路であります。
 整備にあたっては、自然環境を守るため、沢に橋をかけて保護したり、ヒメボタルの生息地に配慮するための都市計画の変更などを行いました。
 また、地元のみなさまには説明会を重ねており、いただいたご意見や質問状に対しては適宜お答えしています。今年からは施工ワーキングを設け、皆様に直接参加していただいているところです。(緑政土木局)

発言要旨

 池内猪高線は環境を破壊する道路そのもの。子どもや地域住民の健康や生活環境も破壊される。都市計画決定は昭和21年のもので社会状況も変わっているので見直しをしてほしい。また、強行着工の理由を聞いたが、返事がないのはなぜか。

市の考え方

 池内猪高線は都市計画道路によるネットワークを整備するため必要な道路であると考えています。四観音道地区環境を守る会からいただいたご意見に対しては、回答をしていますのでご確認ください。(緑政土木局)

発言要旨

 池内猪高線は、14年度の予算を繰越して、15年度無理に着工しているが、どうなっているのか。

市の考え方

 ご指摘のとおり、14年度の予算であるが、14年度中は地元との対話を行い、15年3月に発注し、繰り越して15年度に工事を行っています。繰越は地方自治法に従い、議決を経て行っております。(緑政土木局・財政局)

発言要旨

 NHK連続テレビ小説で名古屋が舞台となったことがない。名古屋の活性化のため誘致してほしい。

市の考え方

 本市においては、名古屋観光コンベンションビューロー内に平成13年9月に設立いたしました「なごや・ロケーション・ナビ」において名古屋を舞台とした映画やドラマの撮影の誘致を行っています。
 NHK連続テレビ小説におきましては、数年前に放映された「さくら」に、設定上で名古屋を登場させていただくよう依頼いたしまして、実際に名古屋での撮影を行っていただいた実績もございます。
 こうした映画・テレビドラマなどの撮影を誘致することにより、名古屋の活性化はもとより、名古屋を舞台とした映像が数多く放映されることで、名古屋の知名度が上がり、都市のイメージアップにつながりますので、今後とも誘致活動を着実に進めてまいりたいと考えております。(市民経済局)

市長コメント

  1. 21世紀に名古屋市が目指すべきことのひとつは環境首都になることだと思っています。そのために、2010年までにCO2を10%削減し、ごみの埋立量を2万トンにしたいと考えています。愛・地球博は環境をテーマとした博覧会として実施していきますが、市民のライフスタイルを変えていくような大きな実験場となることを期待していますし、また名古屋市も努力します。
  2. 名古屋のアイデンティティが何かというときに、私は近世武家文化、本丸御殿だと思っています。ただ、現実問題として、文化に使える予算は極めて限られているという状況があり、天守閣を復元したときのような市民の熱い思いの中で本丸御殿の復元ができればと思っています。
  3. これからの都市間競争の中で、交流人口を拡大していくことが名古屋にとって非常に大きな問題であると認識しています。そのために名古屋が環境首都であり、文化的に近世武家文化といったものが色濃く残っているまちだということを積極的に情報発信していきたいと考えます。