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安心・安全をささえあうまち

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このページを印刷する最終更新日:2005年4月4日

ページID:3106

ページの概要:安心・安全をささえあうまちについて

発言要旨

障害の重度化、高齢化への対応について、計画では在宅での生活か入所施設の整備しかあがっていない。グループホームなど地域での生活という観点での取り組みはないのか。

市の考え方

重度の障害者の方に対しては、地域生活を支援するための通園事業をはじめるなど、新たな事業を計画しています。また、支援費制度の中で工夫しながら既存施設での受入れができるのかを含めて対応を考えていきたいと考えています。(健康福祉局)

発言要旨

重症心身障害児者施設は、第1次実施計画では「調査」第2次では「整備計画の作成」となっているが、いつできるのか。またどのような施設にするかについては、市民との対話の中で整備計画を作成してほしい。

市の考え方

重症心身障害児者施設につきましては、クオリティライフ21城北整備事業の一環として整備を進めます。市民の声をどう取り入れていくかについては今後検討していきます。(健康福祉局)

発言要旨

高架式の高速3号線について、防災面から高架式道路は危険である。
平面の道路なら安全といえる。地震で高架式道路が倒壊した場合、分断されて避難所に行けないことになってしまう。

市の考え方

高架式高速道路の建設にあたっては十分な耐震対策を講じます。震災時の緊急の輸送体制を確保するためにも、高架式高速道路と平面の幹線道路の両方のネットワークをつくることが必要と考えています。(住宅都市局)

発言要旨

毎年、日祝日保育の助成をお願いしているが実施されていない。直前の土曜日に申し込みがあり、保育士の対応も大変である。「子どもを生み、育てやすい」ように日祝日保育に補助金をお願いしたい。

市の考え方

働く女性が増える中、行政として何ができるか、大きな課題であると考えています。計画の中では「保育内容の充実」として延長保育の実施数の増加を掲載していますが、休日保育などをはじめ、そのほかにもいろいろ検討課題があると考えています。(健康福祉局)

発言要旨

相生山緑地に47年前に計画した道路を今頃つくろうとしている。子育て支援のため、子ども・家族が楽しめる場所に道路を作る計画はやめてほしい。

市の考え方

弥富相生山線は、都市計画道路によるネットワークを整備することにより、周辺の生活道路への車の流入を防止するなどぜひとも必要な道路であると考えています。(緑政土木局)

発言要旨

急角度で高架式の池内猪高線をまちの真ん中に作ろうとして強行着工した。計画に掲げる「安心・安全のまちづくり」というスローガンに反するのではないか。

市の考え方

道路の整備につきましては、構造物の耐震性など安全性のチェックのほか、低騒音舗装、防音壁などを施工し、周辺の環境にも配慮していきます。地元への説明も十分行いながらすすめているところです。(緑政土木局)

発言要旨

次世代育成行動計画をつくる際には、アンケートだけではなく、市民、利用者、福祉施設で働く職員とひざを突き合わせる形でニーズ調査をし、計画をつくってほしい。

市の考え方

ご指摘のとおり、行動計画をより実効性のあるものとするためには、できる限り市民や関係者の方の実態やニーズを把握し、計画に反映していくことが必要であると考えています。(健康福祉局)

発言要旨

学童保育については実施数を増やすとされているが、中身の充実は置き去りになっている。保護者の負担が多く、助成を6年生までに拡大するなど、補助金制度を充実してほしい。

市の考え方

留守家庭児童育成会に対する助成金の充実については、これまでも登録児童数の基準緩和をはじめ、障害児を受け入れた場合の加算制度の新設や基準緩和を行うなど、その改善につとめており、今後も、毎年度の予算編成の中で、検討していきたいと考えています。(健康福祉局)

発言要旨

大学で名古屋にいる4年間に、犯罪が増加していると感じる。被害にあっている人も多いが、計画の中では犯罪の防止についてあまり目が向けられていないようだ。犯罪など市が抱える負の部分についても計画で触れてほしい。

市の考え方

市民・行政・警察が一体となって犯罪を未然に防止する取り組みが必要であると考えています。現在、「安心・安全で快適なまちづくり条例」の制定を検討しており、全庁的に取り組んでいきたいと考えています。(市民経済局)

発言要旨

障害者の方は毎年1000人単位で増えているのに、障害者福祉ホームは「1か所整備」となってる。必要数を考えて計画しているのか。地域療育センターは、各区に1か所か2区に1か所はないと回っていかない。

市の考え方

施設整備の計画については、待機者数などを踏まえて財政状況を見ながら決めているものです。また、障害者施策の大きな目標として、施設入所から地域生活への移行を支援するという考え方で施策に取り組んでいます。(健康福祉局)

発言要旨

高架式の高速3号線について、防災面から高架式道路は危険である。
平面の道路なら安全といえる。地震で高架式道路が倒壊した場合、分断されて避難所に行けないことになってしまう。

市の考え方

高架式高速道路の建設にあたっては十分な耐震対策を講じます。震災時の緊急の輸送体制を確保するためにも、高架式高速道路と平面の幹線道路の両方のネットワークをつくることが必要と考えています。(住宅都市局)

発言要旨

名古屋市は政令指定都市で唯一肢体不自由児の養護学校がない。是非つくってほしい。

市の考え方

現在、肢体不自由児の養護学校を設置していない政令指定都市は、名古屋市を含め5都市となっています。また、名古屋市内には県立の肢体不自由児の養護学校が2校ありますが、全国的にみて、児童生徒数が多いことは認識しており、市としては、設置義務のある県に対して、新しい養護学校の設置を要望しているところです。(教育委員会)

発言要旨

地震対策として、地下街・道路・学校などの公共のバリアを除くことが基本。避難所となる学校までの道や学校内部の段差などのバリアを取り除いてほしい。

市の考え方

人にやさしいまちづくりを進めるため、福祉都市環境整備指針を定め、この中で災害時の避難行動に制約のある高齢者、障害者らの移動支援として避難経路、避難施設のバリアフリー化は重要な施策と位置づけています。
なお、学校のバリアフリー化はとても重要な課題であると考えており、障害者の転入学や学校の改修にあわせて、段差の解消や身体障害者用トイレの設置などをすすめています。(健康福祉局・教育委員会)

発言要旨

障害者施設は、種類によって耐震性が異なる。そのような不公平はおかしい。世話人も1人しかいなかったり、パートで常駐ではなかったりする場合もあり、障害が多様化する中、災害時に対応できないのではないか。

市の考え方

災害時の対応については、ご指摘のとおり重要な問題と考えています。しかし、行政だけで個別の対応を行うことは不可能であり、「地域福祉」を推進し、地域での助け合いの仕組みづくりをすすめていきたいと考えています。(健康福祉局)

発言要旨

障害者の選挙の投票権に関し、点字の広報などで情報を差別なく届けてほしい。また、投票所となる学校などのバリアフリー化していくことが非常に重要である。

市の考え方

対象の方には候補者の略歴等を点訳した「点字版選挙のお知らせ」をお届けしています。また、段差のある投票所は、仮設スロープの設置等を行い、バリアフリー化をすすめています。
なお、学校では、障害者の転入学や学校の改修にあわせて、段差の解消や身体障害者用トイレの設置などをすすめています。(選挙管理委員会・教育委員会)

市長コメント

  1. どの事業においても賛成・反対があります。その双方の意見について接点を見つけていくことが名古屋市の仕事です。さらに、時間的経過の中で、必要な部分については見直しをしています。弥富相生山線などについてもいくつかの問題があり、まだ理解が得られていないということであれば、きちんと説明をしつつ事業を進めてまいりたいと考えています。
  2. 高齢化が進み、子育て支援や障害者の方への支援が必要な中で、名古屋市として、市全体を考えて、今どこにどういう形で限られた財源を配分するのかということを議論し、予算編成を行っています。
  3. 福祉の問題は、「受益と負担」「世代間の負担公平」を考えたうえで、自助と共助と公助の3つがうまくかみ合わなければなりません。その意味でボランティアでいろいろやって頂いている方に感謝しつつ、名古屋市は公助の部分をきちんと実施していきます。
  4. より多くの方の意見をおききするため、働いている人も出やすいように今回は土曜日に開催いたしました。いろいろな形で意見をおききし、全体の施策に反映してまいりたいと考えています。