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クラシックはしご車の修復
連携協定の締結
学校法人神野学園中日本自動車短期大学と名古屋市消防局は、平成28年12月に協定書を締結し、名古屋市が所有する昭和10年式(1935年式)メルセデス・ベンツ機械式はしご車の修復に取り組んでいます。
連携の取り組み
中日本自動車短期大学の知識と技術を結集し、クラシックはしご車を再び走らせることを目標に修復作業を進めています。
クラシックはしご車(諸元性能)
長さ 9.52メートル
車幅 2.26メートル
高さ 2.84メートル
総重量 9.745トン
エンジン 6.5リットル
はしご性能 4段30メートル
ポンプ性能 タービン2段式
放水能力 1分あたり2,500リットル
クラシックはしご車の歴史
昭和初期、名古屋市中心部には高層ビルなどが増加し、従来のはしご車(はしご長さ約12メートル)では、消火や人命救助に万全を期すことができなくなり、高性能なはしご車の配置が急務となっていました。
しかし、はしご車の購入には巨額の経費が必要なため、昭和9年より高層ビル関係者などからの寄付協力を得て、現在の金額に換算して約2億円をもって、ドイツのベンツ社製の機械式はしご車を購入することになりました。
こうして、昭和10年に中消防署に配置されたこのはしご車は、当時では日本一ともいわれる長さ30メートルもの鋼鉄製はしごを有し、ハンドル一つで空中高く伸び、左右自由自在に旋回することができ、そのうえ、従来のはしご車にはない高性能なポンプを備える画期的なものでした。
その後、昭和43年までの33年間、名古屋の消防を代表する消防車として、常に消防活動の第一線で活躍し続けてきましたが、昭和43年1月、老朽化などにより現役を退き、以来、名古屋市消防の名車として消防学校に大切に保管されてきました。
修復作業の様子
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