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むすび

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このページを印刷する最終更新日:2005年4月4日

ページID:3604

過去、多少のうねりがあったものの、傾向としては右肩上がりに発展してきた経済社会に対応して、国等との協力関係の下、本市は、都市基盤の整備や福祉・教育施策を始めとした市民サービスの向上に努めてきました。こうした先人のたゆまぬ努力によって有形無形の財産が築かれ、「住みやすい大都市」という評価を得られるようになりました。

 21世紀に入り、一層急速に進む少子高齢社会、高度情報通信社会、地球規模での環境問題に加え、地方分権の進展や国の構造改革などに対応するため、自治体の役割は、ますます重要となっています。

 このような新しい時代の要請、市民ニーズに的確に応えていくために、本市では「名古屋新世紀計画2010」を策定し、「誇りと愛着の持てるまち・名古屋」を目指して、その着実な実現に努めています。しかし財政は非常に厳しい状況にあります。この厳しい財政状況を克服し、時代の変化に柔軟に対応できる財政基盤の確立を目標として「財政健全化計画」を策定しました。

 この計画が「絵に描いた餅」にならないように、目標達成に向け、市長が先頭に立ち、全職員が一丸となって財政の健全化に取組んでいきます。歳出の抑制や施策のシフトなど健全化の方策の実施には、様々な困難を伴うと思いますが、将来、誇ることができるような名古屋を築くため、今新たな決意をもって進んでまいります。

 市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願いいたします。