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3. 課題の整理

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このページを印刷する最終更新日:2005年4月4日

ページID:2604

ページの概要:3. 課題の整理について

本市の現状からは、少子化の流れはとまる気配がないこと、また市民意見からは、子育て家庭の子育てに対する不安感・負担感がいまだ強く残るなど、さまざまな課題があることが見えてきました。
結婚や出産や子育てについては人生観にかかわる問題であり、個人の価値観や主体的な選択が基本となります。しかし、次代を担う子どもを安心して生み、育てることができる環境をつくるなど、急速な少子化をこれ以上進行させないための取組が求められています。
父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を負っていることを前提とし、これまでの取組をさらに強化し、新たな取組を進めるため、次の3点を特に重要な課題とします。

3つの課題

子どもを生み、育てることの不安感・負担感

子育て家庭が孤立しないように、子育ての身体的・精神的な負担に加え、経済的負担を軽減することが大切です。そして、子どもを生むことの喜びや子育ての楽しさを実感できるようにするため、地域における子どもや子育て家庭を支援するネットワークづくりをより一層進めていく必要があります。

子どもにとって自立しにくい社会

核家族化や都市化、結婚や家族に関する意識の多様化など、子どもや子育て家庭を取り巻く環境が変化し、子どもたちの健やかな育ちや自立を難しくしているといわれています。施策の対象を、生まれてから青年に至るまで、そして次代の親となる世代まで広げ、個々のライフステージに合わせたきめこまかな支援を行う必要があります。

特に、若者が自立して自分の家庭を持てるような環境整備が必要です。

職場優先の風土や働き方

男女が共に子育ての責任を果たしあえる環境づくりを着実に進めるため、男性を含めたすべての人が、家庭や地域ですごす時間がもて、安心して子育ての役割を果たせるよう、働き方の見直しを企業・家庭・地域に働きかけることが必要です。

これまでの取組

子育て支援長期指針(笑顔あふれるなごやっ子プラン)

  • 目標 子どもの笑顔があふれるまち名古屋の実現
  • 計画期間 平成11年度~平成22年度
  • 施策 子育て家庭への支援と子どもの健全育成

解決すべき重要な課題

子どもを生み、育てることの不安感・負担感
子どもにとって自立しにくい社会
職場優先の風土や働き方

もう一段の取組

次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画

  • 計画期間 平成17年度~平成21年度
  • 「子育て家庭への支援と子どもの健全育成」について引き続き取り組んでいくとともに、課題を解決するための新たな取組
  • 5年間の重点的に進める事業の選定
  • 目標数値の設定