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平成23年3月19日 名古屋市長からのメッセージ

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このページを印刷する最終更新日:2013年6月28日

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名古屋市長からのメッセージ

 去る3月11日に発生しました未曾有の大地震及びこれに伴う大津波による被害は、誠に甚大かつ広範囲にわたっておりまして、私のみならず、日本中の誰しもが大変心を痛めているものと存じます。

 現在、全国から多くの救援物資等が現地に寄せられているところではございますが、いまだ必要とされる量が現地に行き渡っているとは言えない状況にあり、市民の皆様からも、より一層の支援を望む声が数多く寄せられているところでございます。

 また、名古屋市議会の各会派からも、一昨日から本日にかけて、被災地の支援に全力を尽くすよう、強く要請を受けたところでございます。

 本市では、これらの声を踏まえまして、従来からの都市間の相互支援協定等に基づく取り組みに加えて、本市独自のさらなる支援策を実施することが必要と考え、このたび、緊急の取り組みといたしまして、下記の支援策を実施することといたしました。

 具体的には、今回、とりわけ被害が著しい3県、すなわち、岩手県、宮城県及び福島県に対しまして、その要請に応じて、それぞれ1億円相当の物資を贈呈させていただくことを考えており、本日午後、各県知事さんとも合意いたしたところでございます。

 現在、具体的な内容や実施方法等を調整しているところでございますが、私としては、市民の皆様にお返しすることとしておりました減税分を活用し、できるだけ名古屋市内で物資を調達した上で、現地でお困りの皆様のお役に立てていただきたい、という思いでございます。

 本日、現地で情報収集を行う調査チームが出発いたしました。

 今後は、この調査チームからの情報も踏まえながら、さらなる支援策について検討を進めてまいりたいと考えております。

 被災地支援につきましては、市民の皆様のご理解をいただきながら、議会とも全面的に協力しつつ、全市を挙げて取り組んでまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 平成23年3月19日

 名古屋市長 河村 たかし