山崎川のサクラ保全プロジェクト　植え替え工事の様子

6月15日、16日の2日間にわたって、サクラを撤去し、土を入れ替えた箇所に、新たに18本のサクラを植えました。

梅雨空の中の作業でしたが、植え替えてすぐの木は水をたくさん必要とするため、たっぷり水やりをします。

植え替えた後は堆肥などを木の根元に敷き均す、「マルチング」と呼ばれる作業を行いました。マルチングには樹木周りの土の急激な温度変化や乾燥などを防ぐ効果があります。

今回、新たに植えたサクラはジンダイアケボノという品種で、これまで植えられていたソメイヨシノとよく似た花をほぼ同じ時期に咲かせます。ソメイヨシノより花が少しピンクがかっており、「てんぐす病」というサクラの伝染病に強いのが特徴です。

いずれ山崎川のサクラ並木を彩る立派なサクラとなりますので、生長を見守ってください。

山崎川のサクラ保全プロジェクトでいただいた寄附金を活用して新しいサクラを植え替えるにあたって、4月25日から5月20日にかけて、衰弱したサクラの撤去を行いました。

通行される方の安全に配慮しつつ、高所作業車を使用して、木を上の方から順に切り落とす形で作業を行いました。

これまで数十年に渡って山崎川の春を彩ってくれたサクラに感謝を伝えたいですね。

撤去した後は、新しく植えるサクラが元気に育つための準備として、元々サクラが植わっていた場所の土を入れ替え、肥料を混ぜ込みました。

新しいサクラの植え替えは6月中旬ごろから行う予定です。