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河川整備計画等

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このページを印刷する最終更新日:2022年1月5日

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河川整備計画、河川整備基本方針、流域水害対策計画の概説

 「河川整備計画」は、河川法第16条の2に基づき、国土交通大臣が指定する一級河川及び都道府県知事が指定する二級河川を計画的に整備するために、河川管理者が定める計画です。

 河川整備計画では、策定後概ね30年間に実施する河川整備の目標と整備内容を定め、計画的に整備を実施することで、効率的に整備の効果が発現することを図るものです。

 なお、河川整備計画の上位計画として、「河川整備基本方針」があります。これは河川法第16条に基づき、一級河川であれば国土交通大臣、二級河川であれば都道府県知事または政令指定都市の長が各水系単位で、将来的な洪水防御の目標となる河川の流量やダム等での洪水調節量、主要地点における計画上の洪水時の水位や水面幅などを定めるものです。

 また、「流域水害対策計画」とは、「特定都市河川浸水被害対策法」に基づき、特定都市河川および特定都市河川流域に指定された河川およびその流域において、浸水被害の防止を図るための対策に関する計画です。主に、流域全般において急激な都市化が予想される河川・流域が指定の対象となります。

 (2021年12月現在、愛知県内においては、庄内川水系の一級河川新川ほか5河川および新川流域、境川水系の二級河川境川、逢妻(あいづま)川および両河川の流域、猿渡(さわたり)川水系の二級河川猿渡川およびその流域が指定されております。)

 2021年12月までに公表された、名古屋市域に関連する水系、圏域の各計画について、その策定時期を以下にお示し致します。

 

河川整備基本方針

  • 2005年11月 (国土交通省策定) 庄内川水系河川整備基本方針
  • 2008年8月 (愛知県策定) 天白川水系河川整備基本方針
  • 2010年7月 (愛知県策定) 日光川水系河川整備基本方針
  • 2013年2月 (名古屋市策定) 山崎川水系河川整備基本方針
  • 2014年3月 (愛知県策定)境川水系河川整備基本方針

河川整備計画

  • 2007年10月 (愛知県策定) 庄内川水系新川圏域河川整備計画(2021年12月一部変更4回目)
  • 2008年3月 (国土交通省策定) 庄内川水系河川整備計画【大臣管理区間】
  • 2009年3月 (愛知県策定) 天白川水系河川整備計画(2016年6月愛知県、名古屋市一部変更1回目)
  • 2010年10月 (名古屋市策定) 庄内川水系堀川圏域河川整備計画
  • 2011年5月 (愛知県策定) 日光川水系河川整備計画(2021年11月愛知県、名古屋市一部変更2回目)
  • 2013年10月 (愛知県、名古屋市策定) 庄内川水系庄内川上流圏域河川整備計画(2014年10月一部変更1回目)
  • 2014年3月 (名古屋市策定) 山崎川水系河川整備計画
  • 2014年3月 (愛知県策定) 境川水系河川整備計画(2018年10月一部変更1回目)

流域水害対策計画

  • 2007年10月 (愛知県、新川流域市町策定) 新川流域水害対策計画(2021年12月一部変更2回目)
  • 2014年3月 (愛知県、境川・猿渡川流域市町策定) 境川・猿渡川流域水害対策計画(2018年10月一部変更1回目)

 

河川整備基本方針

(国土交通省策定)庄内川水系河川整備基本方針(2005年11月)の概要

 庄内川は、岐阜県恵那市の夕立山を源流とし、名古屋市港区で伊勢湾に注ぐ流路延長96キロメートル、流域面積1,010平方キロメートルの一級河川です。

 庄内川においては、遊水地やダムにおける調節効果と合わせて、名古屋市西区の枇杷島地点で毎秒4,400立方メートルの洪水流量が安全に流れる状態に整備することを、治水の将来的な目標としています。

 本文につきましては、以下にお示し致します、国土交通省ホームページをご参照ください。

庄内川水系 河川整備基本方針(国土交通省ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

 

(愛知県策定)天白川水系河川整備基本方針(2008年8月)の概要

 天白川は、愛知県日進市と豊田市の境にある三ヶ峯(さがみね)付近を源流とし、名古屋市港区で伊勢湾に注ぐ流路延長約22キロメートル、流域面積約119平方キロメートルの二級河川です。

 基本理念として、「里と街を流れ、都市を潤し、自然と人を育む川づくり」を掲げ、「水害に対して安全であるとともに、上流域の里地と下流域の街の住民が、流れを通じて自然とふれあい自然と暮らしが融合した、潤いのある川づくり」を進めることとしています。

 天白川においては、名古屋市天白区の野並地点で、概ね100年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で423ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約1,150立方メートル)が安全に流れる状態に整備することを、治水の将来的な目標としています。

 本文につきましては、以下に掲載致します、pdfファイルをご参照ください。

天白川水系河川整備基本方針(愛知県策定)

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(愛知県策定)日光川水系河川整備基本方針(2010年7月)の概要

 日光川は、愛知県江南市北部を源流とし、名古屋市港区で伊勢湾に注ぐ流路延長約41キロメートル、流域面積約299平方キロメートルの二級河川です。

 基本理念として、「歴史に学び地域と歩む、安全で安心できる川づくり」を掲げ、「洪水や高潮との闘いの歴史を継承し、地域と連携して、水害に安全で、都市と田園に調和した潤いのある川づくり」を進めることとしています。

 日光川においては、遊水地や放水路の整備と合わせて、愛知県愛西市の古瀬(こせ)地点で、概ね100年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で342ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約550立方メートル)が安全に流れる状態に整備することを、治水の将来的な目標としています。

 本文につきましては、以下に掲載致します、pdfファイルをご参照ください。

日光川水系河川整備基本方針(愛知県策定)

(名古屋市策定)山崎川水系河川整備基本方針(2013年2月)の概要

 山崎川は、名古屋市千種区の地下鉄本山駅付近を上流端とし、名古屋市港区で伊勢湾に注ぐ流路延長約12キロメートル、流域面積約27平方キロメートルの二級河川です。

 基本理念は、愛着のもてる河川空間「私たちのまちにある、水と緑のふるさとの川」となるよう、「大雨につよい街の礎として、住まいと調和した趣のある水辺を目指し、生きものと人が潤う我がふるさとの川づくり」を、地域と連携して進めることとしています。

 山崎川においては、洪水調節池の整備と合わせて、名古屋市瑞穂区の瑞穂地点(瑞穂公園付近)で、概ね30年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(1時間で80ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約220立方メートル)が安全に流れる状態に整備することを、治水の将来的な目標としています。

 本文につきましては、以下に掲載致します、pdfファイルをご参照ください。

山崎川水系河川整備基本方針(名古屋市策定)

(愛知県策定)境川水系河川整備基本方針(2014年3月)の概要

 境川は、愛知県みよし市北部を源流とし、刈谷市と東浦町の境で知多湾(衣浦湾)に注ぐ流路延長約25キロメートル、流域面積約221平方キロメートルの二級河川です。

 基本理念として、「水害からまちを守り 安心・安全なくらしを支え 地域に潤いのある川づくり」を掲げ、「水害に対し地域の取り組みと連携し、安心・安全であるとともに、川の流れを通じて自然とふれあい、地域の豊かさを継承する川づくり」を目指すこととしています。

 境川においては、愛知県刈谷市の泉田(いづみだ)地点で、概ね100年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で411ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約1,000立方メートル)が安全に流れる状態に整備することを、治水の将来的な目標としています。

 本文につきましては、以下に掲載致します、pdfファイルをご参照ください。

境川水系河川整備基本方針(愛知県策定)

河川整備計画

(愛知県策定)庄内川水系新川圏域河川整備計画(2007年10月策定、2021年12月一部変更4回目)の概要

 新川は、名古屋市北区、西区境の庄内川洗堰(あらいぜき)を上流端とし、同市港区で伊勢湾に注ぐ流路延長約22キロメートル、流域面積約249平方キロメートルの一級河川です。また、新川およびその支流の流域全体を「新川圏域」としていますが、圏域内には新川を始め、五条川、大山川など23本の一級河川があります。

 基本理念として、「まちの暮らしを支え育む、安全で安心できる川づくり」を掲げ、「幾多の水害経験を次世代に継承し、地域が連携して安全と安心をわかちあい、うるおいのある暮らしを支え育む川づくり」を進めることとしています。

 本圏域の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、新川の日之出橋から三日月橋までの区間(名古屋市中川区内)について、概ね30年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で252ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約1,150立方メートル)が安全に流れる状態に整備するのを始め、五条川下流部でも概ね30年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨により発生する洪水を、また、五条川上流部やその他の支流については、概ね10年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で205ミリメートル)により発生する洪水を、それぞれ安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、堤防や調節池の整備、河床掘削や河川排水ポンプの増強などが計画されています。

 また河川の正常な機能を維持するための流量については、五条川の春日地点における夏季の平常時流量で毎秒概ね2.7立方メートル確保できることを目標としています。

 なお、2014年10月には、愛知県管理の一級河川である地蔵川の河川排水ポンプについて、それまでの1か所に単独で整備する計画から、2か所に分散して整備する計画に変更しました。2017年6月には新川の堤防耐震に係る記述を、2020年6月には岩倉市の五条川改修区間に係る記述を、2021年12月には大山川下流調節池の追加に係る記述を、それぞれ更新しました。

 本文につきましては、以下にお示し致します、愛知県河川課ホームページをご参照ください。

庄内川水系 新川圏域 河川整備計画(愛知県河川課ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

 

(国土交通省策定)庄内川水系河川整備計画【大臣管理区間】(2008年3月)の概要

 庄内川の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、名古屋市西区の枇杷島地点で毎秒3,700立方メートルの洪水流量が安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、堤防や護岸の整備、河床掘削、橋梁の改築、補強などが計画されています。

 また河川の正常な機能を維持するための流量については、枇杷島地点における平常時の流量で毎秒概ね5立方メートル確保できることを目標としています。

 本文につきましては、以下にお示し致します、国土交通省ホームページをご参照ください。

庄内川水系 河川整備計画 【大臣管理区間】(国土交通省ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

 

(愛知県、名古屋市策定)天白川水系河川整備計画(2009年3月策定、2016年6月一部変更1回目)の概要

 天白川水系は、天白川を始め、扇川、植田川など9本の二級河川で構成されています。

 本水系の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、天白川の下流部、名古屋市天白区野並地点において、東海豪雨相当の洪水(毎秒920立方メートル)が安全に流れる状態に整備するのを始め、天白川の上流部、扇川、手越川、植田川においても、概ね10年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で205ミリメートル、1時間で63ミリメートル)により発生する洪水が安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、堤防の強化や河床掘削、橋梁改築などが計画されています。

 なお、2016年6月には、工事内容の変更(耐震対策等)を行いました。

 本文につきましては、以下に掲載いたします、pdfファイルをご参照ください。

(名古屋市策定)庄内川水系堀川圏域河川整備計画(2010年10月)の概要

 堀川は、名古屋市守山区の庄内用水頭首工にて庄内川より分派し、名古屋市港区で伊勢湾に注ぐ流路延長約16キロメートル、流域面積約53平方キロメートルの一級河川です。また、堀川圏域には堀川、新堀川の2本の一級河川が存在します。なお、堀川および新堀川は、庄内川水系に所属しますので、広義の庄内川流域の中の一支流域として、堀川および新堀川の流域を「堀川圏域」と称しています。

 基本理念として、「水害から市民を守る安全な川づくり」、「多様な魚や水生生物が生息し、都心の中で癒しの空間となる川づくり」、「周辺環境と一体で、都市軸を形成する川づくり」を掲げ、これら河川空間の実現に向け、市民とともに整備を進めることとしています。

 本圏域の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、堀川、新堀川とも、概ね10年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で205ミリメートル、1時間で63ミリメートル)により発生する洪水を、それぞれ安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、護岸改築や河床掘削、調節池の整備などが計画されています。

 また河川の正常な機能を維持するための流量については、堀川の猿投橋地点(名古屋市北区)における平常時の流量で毎秒概ね0.3立方メートル確保できることを目標としています。

 本文につきましては、以下に掲載致します、pdfファイルをご参照ください。

(愛知県、名古屋市策定)日光川水系河川整備計画(2011年5月策定、2021年11月一部変更2回目)の概要

 日光川水系は、日光川を始め、戸田川、福田川など11本の二級河川で構成されています。

 本水系の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、日光川の下流部、愛知県愛西市古瀬(こせ)地点において、概ね30年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で267ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約450立方メートル)が安全に流れる状態に整備するのを始め、日光川の中流部と戸田川で、概ね10年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(日光川中流部は24時間で192ミリメートル、戸田川は24時間で205ミリメートル、1時間で63ミリメートル)により発生する洪水が、また、それ以外の支流では概ね5年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で164ミリメートル)により発生する洪水が、それぞれ安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、日光川河口の水閘門改築、戸田川ポンプの増強、堤防や護岸、遊水地や放水路の整備、河床掘削、橋梁改築などが計画されています。

 なお、2016年2月には工事内容の変更(耐震対策等)を、2021年11月には日光川の一宮市、江南市区間における「遊水地の整備」の追加を行いました。

 本文につきましては、以下に掲載いたします、pdfファイルをご参照ください。

 

(愛知県、名古屋市策定)庄内川水系庄内川上流圏域河川整備計画(2013年10月策定、2014年10月一部変更)の概要

 庄内川上流圏域とは、新川の流域である新川圏域、堀川の流域である堀川圏域とともに、愛知県内の一級河川庄内川の流域を三つの圏域に分けたうちの一つで、庄内川の最大の支流である矢田川を始め、圏域内には17本の一級河川が存在します。本圏域は矢田川に合流する支流グループである矢田川ブロック(矢田川を含め6河川)と、矢田川を経由せずに庄内川に合流する支流グループである庄内川上流ブロック(八田川始め11河川)の2ブロックに大別されています。

 基本理念として、「安心、安全で、自然を育み、人をむすぶ川づくり」を掲げ、「洪水に対して安全、安心であるとともに、河川の良好な自然環境を地域とともに育み、川と人、人と人をむすぶ川づくり」を目指しています。

 本圏域の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、矢田川下流部(名古屋市東区、守山区境の宮前橋から瀬戸川合流点までの区間)では、概ね30年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で290ミリメートル)により発生する洪水(宮前橋地点で毎秒940立方メートル)が安全に流れる状態に整備するのを始め、内津(うつつ)川下流部では概ね20年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で248ミリメートル)、香流(かなれ)川下流部、八田川下流部、守山川、隅除川、長戸川、野添川では概ね10年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で205ミリメートル)、その他の河川および区間では概ね5年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で164ミリメートル)により発生する洪水を、それぞれ安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、堤防や護岸の整備、河床掘削や橋梁改築などが計画されています。

 なお、2014年10月には、愛知県管理の一級河川である八田川について、下流部で立体交差している新川圏域の一級河川地蔵川からの排水を受け入れるため、下流部における計画流量の変更と、工事内容の変更(河床掘削の追加)を行いました。

 本文につきましては、以下に掲載致します、pdfファイルをご参照ください。

(名古屋市策定)山崎川水系河川整備計画(2014年3月)の概要

 山崎川は、名古屋市千種区の地下鉄本山駅付近を上流端とし、名古屋市港区で伊勢湾に注ぐ流路延長約12キロメートル、流域面積約27平方キロメートルの二級河川です。

 基本理念は、愛着のもてる河川空間「私たちのまちにある、水と緑のふるさとの川」となるよう、「大雨につよい街の礎として、住まいと調和した趣のある水辺を目指し、生きものと人が潤う我がふるさとの川づくり」を、地域と連携して進めることとしています。

 山崎川の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、名古屋市瑞穂区の瑞穂地点(瑞穂公園付近)で、概ね10年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で205ミリメートル、1時間で63ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約220立方メートル)が安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、護岸の整備や河床掘削、堤防の耐震対策や橋梁改築などが計画されています。

 以下に、山崎川水系の河川整備計画(pdfファイル)を掲載します。

(愛知県策定)境川水系河川整備計画(2014年3月策定、2018年10月一部変更1回目)の概要

 境川水系は、境川を始め、逢妻川、石ヶ瀬川など27本の二級河川で構成されています。

 本水系の河川整備計画では、策定後の概ね30年間における治水の目標として、境川の下流部、愛知県刈谷市泉田(いづみだ)地点において、概ね20年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨(24時間で252ミリメートル)により発生する洪水(毎秒約480立方メートル)が安全に流れる状態に整備するのを始め、境川の上流部やそれ以外の支流についても、流域や氾濫区域の規模に応じて、概ね20年から5年に1回の確率で発生すると予想される規模の降雨により発生する洪水が、それぞれ安全に流れる状態に整備することとしています。

 主な工事の内容は、境川河口の衣浦湾掘削や河床掘削、河道拡幅や築堤、橋梁改築などが計画されています。

 なお、2018年10月には地震・津波対策に係る記述(第3次あいち地震対策アクションプラン関連)の更新が行われました。

 本文につきましては、以下にお示し致します、愛知県河川課ホームページをご参照ください。

境川水系 河川整備計画(愛知県河川課ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

流域水害対策計画

(愛知県、新川流域市町策定)新川流域水害対策計画(2007年10月策定、2021年12月一部変更2回目)の概要

 一級河川新川は、その流域における都市化の進展が著しく、開発が進行する前の状態に比べて、雨水の流出傾向が急激化かつ増大化致しました。そのような状況下で2000年の東海豪雨では甚大な浸水被害が発生したところです。このような都市河川における現状に対応するため、2004年に「特定都市河川浸水被害対策法」が施行され、2006年1月、新川およびその主要な支流、並びに新川流域が、特定都市河川および特定都市河川流域に指定されました。

 同法の指定を受け2007年10月、同時に策定された庄内川水系新川圏域河川整備計画による、新川など河川の整備と並行して、河川への急激な洪水流出の緩和を目的として、流域における対策(雨水調節池や、公園、校庭地下における雨水貯留、浸透施設など、雨水流出抑制施設の整備)を促進するための計画として策定されました。

 本計画策定後の概ね30年間における主な対策として、流域内市町の下水道管理者による雨水調整池の整備(約20万立方メートル)、流域内市町の下水道管理者以外の公共施設管理者(学校、公園、公営住宅など)による公共施設への貯留浸透施設などの整備(約18万立方メートル)などが計画されています。

 なお、2014年10月に、流域内市町の下水道管理者以外の公共施設管理者による貯留浸透施設などの整備について、これまでの計画容量であった約18万立方メートルから約25万立方メートルに変更しました。また、2021年12月には大山川下流調節池の追加に係る記述を更新しました。

 本文につきましては、以下にお示し致します、愛知県河川課ホームページをご参照ください。

新川流域水害対策計画(愛知県河川課ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

 

(愛知県、境川・猿渡川流域市町策定)境川・猿渡川流域水害対策計画(2014年3月策定、2018年10月一部変更1回目)の概要

 二級河川境川及び猿渡川は、その流域における都市化の進展が著しく、開発が進行する前の状態に比べて、雨水の流出傾向が急激化かつ増大化致しました。そのような状況下で2000年の東海豪雨では甚大な浸水被害が発生したところです。このような都市河川における現状に対応するため、2004年に「特定都市河川浸水被害対策法」が施行され、2012年4月、境川、逢妻川、猿渡川、および境川・猿渡川流域が、特定都市河川および特定都市河川流域に指定されました。

 同法の指定を受け2014年3月、同時に策定された境川水系河川整備計画・猿渡川水系河川整備計画による、境川・猿渡川など河川の整備と並行して、河川への急激な洪水流出の緩和を目的として、流域における対策(雨水調節池や、公園、校庭地下における雨水貯留、浸透施設など、雨水流出抑制施設の整備)を促進するための計画として策定されました。

 本計画策定後の概ね30年間における主な対策として、流域内市町の下水道管理者による雨水調整池の整備(約3万立方メートル)、流域内市町の下水道管理者以外の公共施設管理者(学校、公園、公営住宅など)による公共施設への貯留浸透施設などの整備(約43万立方メートル)などが計画されています。

 なお、2018年10月には知立市の猿渡川改修区間に係る記述を更新しました。

 本文につきましては、以下にお示し致します、愛知県河川課ホームページをご参照ください。

境川・猿渡川流域水害対策計画(愛知県河川課ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

100mm/h安心プラン

 名古屋市の「堀川流域浸水対策推進プラン」、「山崎川流域浸水対策推進プラン」が平成26年2月4日付、「水防災意識社会再構築ビジョンに基づく名古屋都心域豪雨対策推進プラン」が平成30年1月31日付けで国土交通省の「100mm/h安心プラン」に登録されました。

 「100mm/h安心プラン」とは、いわゆる「ゲリラ豪雨」等による浸水被害に対し、河川事業・下水道事業や避難行動の支援など、関係行政機関や住民等が連携して、浸水被害の軽減を図るために実施する取り組みやプランなどを支援することを目的に、国土交通省において平成25年度より創設された制度です。
(ただし、必ずしも100mm/hの降雨による浸水被害を解消できる計画ではありません。)

 「100mm/h安心プラン」について(国土交通省ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

水防災意識社会再構築ビジョンに基づく名古屋都心域豪雨対策推進プラン

第二期山崎川流域浸水対策推進プラン

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緑政土木局河川部河川計画課企画調査担当

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