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民間信仰のみち

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このページを印刷する最終更新日:2020年4月17日

ページID:1626

ページの概要:民間信仰のみち

民間信仰のみち(地図)

市立大学病院前バス停(1)神明社(2)信正寺(3)八高古墳→(金龍寺)→(4)盛屋寺(5)八劒社(6) 高田城跡(7)冨士八幡社(8)神之内八幡社→(観音堂)→(9)一之御前神社→(豆田公園)→(10)直来神社(11)海上寺→(八幡社・白山神社)→(薬師寺)→(12)眞好天神社瑞穂区役所(全長約5.2km)

神明社(しんめいしゃ)

  寛文7年(1667)養林寺(現・昭和区)住職専誉上人が高田村新田字藤塚の古墳(当社西方約200m)上に祠を建立したのが創始といわれる。明治40年に県立熱田中学校の建設に当たり、現在地へ移った。

信正寺(しんしょうじ)

  もともと養林寺の末寺であり、かつて養林寺領高田村新田を中心にした農民の信仰念所としての百万遍念仏道場でもあった。門前に野仏阿弥陀・三観音がある。明治年間には瑞穂小学校の分教所であった。

八高古墳(はちこうこふん)

 名古屋市立大学山の畑キャンパス東南部にある前方後円墳で、全長は現在70mであるが原形は失っている。また、この北北東に直径30mの円墳がある。近くの高蔵高等学校内には全長87mの前方後円墳があったが、今では何も残っていない。この古墳の四方にあった4基の小円墳も、現在は瑞穂ヶ丘中学校の正門内北側に長径11m、短径8mの小円墳が残っているに過ぎない。

盛屋寺(せいおくじ)

 天正2年(1574)に虎岩賢龍大和尚により開創され、以来、聖観世音菩薩を本尊としている。薬師堂・観音堂・鎮守の社を創建して日待、月待、庚申待など当時の信仰の寺として名を残している。また、門前左側には2体の青面金剛の石像がある。

八劔社(はっけんしゃ)

 小高い丘の上に建っている。境内社に源太夫社、白山社、山上社がある。また、庚申像を描いた掛軸が4幅あり、現在でも庚申講が続けられている。

高田城跡(たかだじょうあと)

 旧高田村字城ノ内にあり、現在の御剱小学校がその跡だといわれている。村瀬浄心なる人が居城していたといい、「尾張徇行記」に「高田城在高田村、土人日、村瀬浄心居之、其地今為陸田、是ハ本田ノ内新池ノ東ニアリ」と記されている。

冨士八幡社(ふじはちまんしゃ)

 鎌倉期に宇佐八幡宮の分霊を、更に冨士浅間神社の分霊をそれぞれ勧請して高田城の鬼門と思われるところに祭られたのが創始と伝えられる。その後、文政9年(1826)に現在地に合祀されたという。
 大正の初期までは夏祭りに男獅子が奉納されていた。

神之内八幡社(じんのうちはちまんしゃ)

 熱田天王祭の宵祭りには熱田まで提灯を奉納する習わしがあったが、神之内八幡社に奉納して“提灯ヨ、バイバイヨ…"と帰ってもご利益は同じという代参の役割があったという。境内には肴瓮石(ナベイシ)といわれる祈願石があるが、弘法大師が名付け親で、頭痛、歯痛、腰痛が治ると伝えられている。

一之御前神社(いちのごぜんじんじゃ)

 祭神は天照大神の荒魂、大伴武日命、あるいは日本武尊の荒魂といわれ、画一ではない。「熱田神宮御遷宮記」に“所謂一御前者ハ実ニ日本武尊荒魂之霊也"とある。

直来神社(なおらいじんじゃ)

 木曽義仲は、義経軍との宇治勢多の戦いを前に女達を木曽へ都落ちさせた。落ちのびる途中この辺りで「かつら姫」は、できものがもとで亡くなり、この地に葬られた。(女達がこの辺りを通ったのは、高田四郎重家、泉次朗重忠、葦敷太郎重澄ら尾張源氏の縁者を頼ったものと思われる。)その後、姫の墓に植えられた桂の根元にある小石で、できものをなでると治るという信仰が芽ばえ、おできの神様としてあがめられるようになったという。

海上寺(かいじょうじ)

 かつて寺の西の辺は潟が湾入しており、その海に臨んだ高台の寺ということで「海上寺」と名付けられたといわれている。本堂内本尊の薬師如来は、弘法大師の作と伝えられ古来から粟薬師と称されている。客殿内本尊は乳花薬師如来。母乳調整のために乳形のぬいぐるみを奉納するという珍しい信仰で、「ちばなやくし」の名で親しまれている。
 大正8年に建立された「高田獅子連記念碑」は、嫁獅子の第2期黄金時代を記念したものである。

眞好天神社(しんこうてんじんじゃ)

 古老の伝えによれば、天保年間には「おどり山」(現在の村上神社)に祭っていたが、霊夢により明治2年に現在地に遷宮したという。

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