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史跡断夫山古墳の紹介

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このページを印刷する最終更新日:2024年1月10日

ページID:163176

熱田区の熱田神宮公園内に位置する断夫山古墳を紹介します

断夫山(だんぷさん)古墳とは?

  • 名古屋市熱田区旗屋1丁目の熱田神宮公園内に位置しています。
  • 墳丘の長さが約150mある愛知県最大の前方後円墳です。
  • 現在の古墳の呼び名は「だんぷさん」古墳ですが、江戸時代の終わりごろに編纂された『尾張名所図会』では「だんぶやま」と記されています。
  • 北に名古屋城、南に熱田神宮が位置している、南北にのびる熱田台地の南端近くに築かれています。古墳の主軸を、台地の西縁がのびる方向に合わせています。
  • 台地の西側は、古墳時代には海が入り込んでおり、海の方向に古墳の側面を見せていました。海からの眺望を意識して築かれたと考えられます。
  • 古墳の築造時期は、埴輪・須恵器から、5世紀末から6世紀前葉と推定されます。現存する同時期の古墳の中では東日本最大、近畿地方の大王墓に次ぐ規模を誇ります。
  • 昭和62年7月9日に国の史跡に指定されています。
断夫山古墳の航空写真です

断夫山古墳の調査

愛知県と名古屋市教育委員会は、令和元年度より断夫山古墳の発掘調査等を共同して実施しています。

調査成果の詳細は、下記の愛知県埋蔵文化財センター発行の年報をご覧ください。

令和2年度の発掘調査成果(外部リンク)別ウィンドウで開く

令和3年度の発掘調査成果(外部リンク)別ウィンドウで開く

令和4年度の発掘調査成果(外部リンク)別ウィンドウで開く

断夫山古墳へのアクセス

名古屋市熱田区旗屋1-1014(熱田神宮公園内)

名古屋市営地下鉄名城線「西高蔵」駅2番出口から南へ徒歩5分、「熱田神宮西」駅4番出口から北へ徒歩10分

詳細は熱田神宮公園ホームページ(外部リンク)別ウィンドウで開くをご覧ください。

断夫山古墳の出土品を展示している主な施設

名古屋市博物館(外部リンク)別ウィンドウで開く 常設展示室(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)

体感!しだみ古墳群ミュージアム(外部リンク)別ウィンドウで開く 展示室(名古屋市守山区大字上志段味字前山1367)

断夫山古墳に関する図書

  • 愛知県「断夫山古墳」『愛知県史蹟名勝天然紀念物調査報告』第六(1928年)
  • 愛知県教育委員会『重要遺跡指定促進調査報告-地形測量調査の概要-』(1974年)
  • 愛知県「断夫山古墳」『愛知県史 資料編3 考古3 古墳』(2005年)
  • 名古屋市「断夫山古墳」『新修名古屋市史 資料編 考古1』(2008年)

このページの作成担当

教育委員会事務局生涯学習部文化財保護課文化財保存活用担当

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