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大高城跡

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このページを印刷する最終更新日:2023年2月22日

ページID:143996

大高城跡について

緑区大高町に存在する大高城跡

大高城跡の航空写真です。


 名古屋市緑区大高町にある大高城跡は、永禄3(1560)年の桶狭間の戦いの際、若き日の徳川家康が「兵糧(ひょうろう)入れ」を行った城として知られています。昭和13(1938)年に丸根砦跡、鷲津砦跡とともに、国の史跡に指定されています。

 大高城跡は、現在、大高城跡公園として市民に親しまれています。公園内では、堀や土橋などの痕跡を見ることができます。


国史跡大高城跡の標柱の写真です。

国史跡大高城跡と刻まれた標柱の写真です。

大高城跡公園の風景です。

二之丸から本丸を見た風景写真です。

レーダー探査について

 大高城跡は、江戸時代前期に描かれた絵図から、当時の構造をうかがい知ることができます。

 現在は広場になっている場所も、かつては堀があったと考えられています。名古屋市教育委員会は、大高城跡の地下の状況を調べるため、令和元年度より大高城跡の本丸・二之丸・三之丸で地中レーダー探査を行っています。


 


レーダー探査をしている様子の写真です。

大高城跡でレーダー探査をしている様子です。

令和3年度発掘調査について

令和元年度に行った地中レーダー探査の結果を踏まえて、名古屋市教育委員会では令和4年1月17日から3月11日まで発掘調査を行いました。史跡大高城跡で行われた初めての発掘調査です。

(発掘調査現地説明会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止)

発掘調査の様子を写した写真

発掘調査の様子

調査の結果、江戸時代初頭に描かれた「知多郡大高村古城絵図」とほぼ一致する位置に、堀の跡を確認しました。

堀は幅15m以上、深さは最大4m以上と推測されます。

掘削状況の写真です

発掘調査状況

堀の埋土からは15世紀から16世紀頃の陶器や硯、笄(こうがい)などが出土しています。

堀から出土した天目茶碗の写真です

出土した天目茶碗

出土した硯の写真です

出土した硯

出土した笄の写真です

出土した笄(こうがい)

令和4年度発掘調査について

令和5年3月10日(予定)まで、名古屋市教育委員会では大高城跡の発掘調査を実施しています。

発掘調査の位置図です

発掘調査の位置(大高城跡公園内で調査を行っています)

発掘調査現地説明会

令和5年2月18日(土曜日)に、発掘調査現地説明会を開催しました。


当日配布した資料は、以下の添付ファイルからご覧いただけます。

(サイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがあります。)

(資料の掲載内容は、説明会時点のものです。今後の調査により、変更する場合があります。)

令和4年度 史跡大高城跡現地説明会資料

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このページの作成担当

教育委員会事務局生涯学習部文化財保護室文化財保存活用係

電話番号

:052-972-3268

ファックス番号

:052-972-4202

電子メールアドレス

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