報道資料　令和5年5月30日発表　名古屋市と名古屋市立大学が寄附講座の設置に関する協定を締結

平成17年に発達障害者支援法が施行されて以降、発達障害に対する認知が高まり、社会的に大きな関心が寄せられるとともに、就学前、学齢期、青年・成人期、それぞれのライフステージにおいて、さまざまな困難に直面している発達障害児者への支援の充実が大きな課題となっていることから、名古屋市立大学と連携して、医療・福祉・教育が一体となった発達障害に関する知見の蓄積と発達障害児者への支援を実施する運びとなりました。

今後、名古屋市立大学に寄附講座を開設し、あわせて名古屋市立大学病院に「こころの発達診療研究センター」を設置することにより、発達障害に関する研究・臨床拠点として、高度な医療の提供、医学的な調査研究等を行っていくとともに、当該研究成果を踏まえ、診療体制の構築や発達障害に関わる職員研修などの連携事業を実施してまいります。

つきましては、寄附講座の設置に関する協定の締結式を開催いたしますので、ご案内いたします。