なごやの伝統工芸(でんとうこうげい)
ページの概要:なごやには昔から伝わる工芸品(こうげいひん)が多くあります。作り方を学べる体験教室をやっているところもあるので、ぜひ探してみてください。
名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
江戸時代(えどじだい)に、オランダから来た七宝(しっぽう)を見て、梶常吉(かじ つねきち)さんがその作り方を学んだのがこの地域の七宝のはじまりです。
七宝という名前は、仏教(ぶっきょう)の教えにある金や銀など7つの宝物と同じくらい美しいということでつけられました。
なごやのしぼりぞめは、今から約400年前になごや城を作るとき、九州の人々によって伝えられたといわれています。
その後、この地域のお殿さまにとても大事にされて、旅人のおみやげとして全国にその名前が広まりました。
江戸時代にお姫さまたちの間ではじまったひなまつりは、やがて全国に広がっていきました。
この地域には人形を作る人がたくさんいて、ひな人形やぼんぼり、こいのぼりなど、いろいろなものが作られています。
なごやでは江戸時代に、この地域の木材を使った木桶(きおけ)が多く作られていました。
木のかおり、もようの美しさ、さわりごごちの良さなどが木桶の良いところです。
なごやの桐箪笥(きりたんす)は、今から約400年前になごや城を作るために、全国からあつまった大工(だいく)さんが、たんすを作るようになったのがはじまりといわれています。
なごやは京都と同じくらいせんす作りで有名で、江戸時代に京都から来た親子によって作られるようになったのがはじまりといわれています。
なごやのせんすは、白扇(はくせん)というお祝い用のせんすや、生活で使うものを中心につくられてきました。
提灯(ちょうちん)は、室町時代(むろまちじだい)に生まれたといわれています。
明治時代(めいじじだい)には海外に向けてたくさん売られ、全国で一番多く作られていたときもあったといわれています。今では、夏のお盆にかざる提灯や、おみやげ用の提灯などが多く作られています。
なごやにおける手描友禅(てがきゆうぜん)は江戸時代に京都から伝えられました。
その後、この地域では、おちついた色で、花や鳥の姿をかいた柄が特徴(とくちょう)となり、今まで伝えられてきました。
型友禅(かたゆうぜん)は、もようの形に作った型紙(かたがみ)を使って染める友禅染(ゆうぜんぞめ)です。
なごやでは旗(はた)を染めたりすることからはじまったといわれ、明治時代には、京都から新しい作り方を学ぶなどして、多く作られてきました。
紋章(もんしょう)は平安時代(へいあんじだい)に生まれ、のちにそれぞれのお家の目印(めじるし)となりました。
紋章をつけた服は結婚式(けっこんしき)や葬式(そうしき)などで使われています。なごやの黒紋付染(くろもんつきぞめ)は、黒色の美しさ、じょうぶさが良いところといわれています。
和ろうそくの作り方は、中国から仏教といっしょに日本に伝えられたといわれています。和ろうそくは、植物や和紙からできていて、洋ろうそくと比べると、煙(けむり)が少なく火が消えにくいという特徴(とくちょう)があります。
江戸時代にそれぞれの家に仏壇が置かれるようになり、なごやでは仏壇だけを作るお店ができたのがはじまりとされています。
この地域のお殿さまに認められて、「木曽ひのき」という木を使って作られました。
仏具(ぶつぐ)とは、仏教の儀式(ぎしき)で使われる道具のことで、なごやの仏具は木で作られた漆塗り(うるしぬり)のものが多いです。
なごや城のまわりのお侍さんの仕事としてはじまり、いろいろな種類の仏具を、みんなで役わりを決めて作ることで、よいものをたくさん作って売ることができました。
名古屋市役所 所在地、地図
開庁時間 月曜日から金曜日 午前8時45分から午後5時15分まで(休日・祝日・年末年始を除く)
(注)開庁時間が異なる組織、施設がありますのでご注意ください
Copyright(c) City of Nagoya. All rights reserved.