大切な人・身近な人を亡くされたあなたへーグリーフについてー

　『グリーフ』とは、『悲嘆』を意味します。

　大切な人や身近な人、あるいは大切な存在を亡くしたとき、寂しさや悲しさなど様々な感情が押し寄せ、こころやからだ、行動にいろいろな反応が起こります。そうした反応のことを『グリーフ』といいます。

　『グリーフ』はごく自然な反応ですが、人それぞれの感じ方があり、ケアの方法も様々であるため、非常に個別性の高いものと言えます。しかし、大切な人や身近な人との死別という深い悲しみを、ひとりで抱えていくのはとても難しいことです。こころやからだ、生活の変化に戸惑うことや、周りの人たちからの何気ない声かけに傷つくことがあるかもしれません。周りの人たちも、どのように接したらよいか…と悩むこともあると思います。

　名古屋市精神保健福祉センターでは、『グリーフ』に関する情報発信のひとつとして、リーフレット「大切な人・身近な人を亡くされたあなたへ」を作成しました。リーフレットは、下記からダウンロードしてご覧いただけます。また、こちらのページでも、グリーフケアやサポートに関する情報を発信しています。

　ご自身のために、そして周りの方々のために、ぜひご活用ください。

（注）リーフレット「大切な人・身近な人を亡くされたあなたへ」のファイルについては、テキスト情報のない画像データです。内容を確認したい場合は「名古屋市精神保健福祉センター（電話番号052-483-2095）」までお問合せください。

　ここでは、グリーフケアやサポートに関する情報を掲載しています。詳細は各機関、団体までお問い合わせください。

　また、どこへ相談したらよいのか迷うときは、まずは名古屋市精神保健福祉センターへお問い合わせください。適切な相談窓口について、一緒に考えさせていただきます。

　公認心理師、臨床心理士による個別カウンセリング『グリーフ・カウンセリング』と、大切な人を亡くされた方々の交流の場『サポートグループ』があります。

　下記ホームページから、詳細をご覧いただくことができます。

　名古屋市立大学グリーフケア外来(外部リンク)

　大切な人を亡くした方々が出会い、悲しみを分かちあい、自分の思いや体験などを語りあう場です。

　下記ホームページから、詳細をご覧いただくことができます。

　ゆきあかりの会(外部リンク)

　相談窓口（個別面談・電話相談）、サロン、遺族会を開催しています。

　死別の悲しみを抱えておられる方の安心・安全な居場所づくりとともに、その方に合ったサポート方法を一緒に考えご案内しています。下記ホームページから、詳細をご覧いただくことができます。

　月曜日、火曜日、金曜日、土曜日（祝日除く）午前11時から午後4時まで

　グリーフ相談支援ネットワーク(外部リンク)　

　身近な人を亡くしたこどもとその保護者がつどい、遊びやお話しなど様々な活動を通して、自分らしく、ほっとしたり、のびのびできたり、おたがいの気持ちを分かち合ったりできる場をつくっています。現在、名古屋市内で2、3カ月に一度のペースでワンデイプログラムを開催しています。

　対象：小学1年生から高校3年生世代の子どもとその保護者（未就学児は要相談）

　下記ホームページから、詳細をご覧いただくことができます。

　グリーフサポートあいちこどもの森（ホームページ）(外部リンク)

　病気や災害、自死（自殺）などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。下記ホームページから、詳細をご覧いただくことができます。

　一般財団法人あしなが育英会(外部リンク)