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食品の細菌検査について

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このページを印刷する最終更新日:2023年1月18日

ページID:158872

ページの概要:食品衛生検査所で行う細菌検査の流れを紹介します。

細菌検査とは

食品が清潔な場所で安全に作られているかといった衛生管理の指標となる一般細菌数や大腸菌群、食中毒の原因となる細菌等がいないかを検査します。検査の方法は調べたい細菌によって異なります。ここでは、その検査方法の一つを紹介します。

検査の流れ

1食品を細かく切り、量り採る

食品中の細菌を正確に検出するため、操作はすべて無菌的に行います。

食品を採取袋にいれている写真

この検査では袋状の容器に食品を量り取っていますが、金属製の容器を使うこともあります。

2希釈水と混ぜる

食品から希釈水に細菌を取り出します。

3希釈水をシャーレ等に入れる

細菌を増やすためのシャーレ(平皿)や試験管に入れます。

希釈水をシャーレに注ぐ写真

食品に細菌がついていた場合、この希釈水のなかに洗い出されています。

4培地を加えて混ぜる

目的とする細菌ごとに様々な培地を加えます。

希釈水に培地を注ぐ写真

寒天を含む培地は、冷ますと固まります。

5培養して、細菌を増やす

一定の温度で保管できる装置に入れて、培養します。

例えば、一般細菌数の検査では、35度(誤差はプラスマイナス1度の範囲)で24から48時間培養します。

6結果を判定します

細菌の集落(コロニー)数の計測や、形状・色の確認等をします。追加試験を行うこともあります。結果から、食品が適切に取り扱われているかどうかが分かります。

大腸菌群を培養した培地の写真

この培地では大腸菌群は赤い集落を作ります。

このページの作成担当

健康福祉局生活衛生部食品衛生検査所微生物検査担当

電話番号

:052-671-3371

ファックス番号

:052-671-3383

電子メールアドレス

a6713371@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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