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福祉施設等における感染症対策

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このページを印刷する最終更新日:2024年4月1日

ページID:141409

感染症の重症化リスクがある方が利用、生活する高齢者施設等では、平時から感染予防に取り組むとともに、感染症発生時には集団感染しないよう、適切な対応をとることが大切です。

高齢者施設等における感染症対策

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1 平時から実践する感染症予防

感染対策の基本は「感染症の原因に近づかない」「免疫をつける」「感染経路を断つ」の3つで、最も重要な取り組みが「感染経路を断つ」ことです。感染症の原因となる病原体を、「もちこまない、もちださない、ひろげない」よう、標準予防策を徹底しましょう。

標準予防策について

標準予防策とは、すべての血液、体液、嘔吐物、排泄物、傷・口の中などの粘膜を、感染する可能性があるものとして取り扱うことです。

個人防護具の使用と手指衛生が大切です。

個人防護具の使用

血液、体液、 嘔吐物、排泄物、傷 ・口の中などの粘膜などに触れる可能性があるとき(汗を除く)に、手や体が汚染する機会を減らし、微生物を他の人に運ぶリスクを減らすために使います。

いつも身につけるのではなく、状況やケアの内容に合わせて、マスク、手袋、ゴーグルまたはフェイスシールド、エプロンまたはガウンを選択して使いましょう。

手指衛生

目に見える汚れがあるときは流水による手洗い、汚れがないとき手指消毒をします。手指衛生は「利用者にふれる前、ふれた後」が特に重要で、手袋をはずした後も必要です。

つめ・指先、親指のまわり、指のあいだが荒い残しが起きやすいところなので、意識して洗ってください。

手指消毒は20秒程度で乾く量(ポンプの下限まで押し込んででてきた量)が1回量です。

その他の感染予防対策

日ごろから換気や環境整備をしましょう。

換気は2方向の窓開けなど、空気の流れを作ります。

環境整備は、整理整頓をし、汚れ・ほこりを除去して清潔を保ちます。消毒薬は汚染状況によって適切に使用します。


2 感染症の発生時の対応

感染症かも?と思ったら

感染症の診断がついていなくても疑わしい症状があるときは、症状から感染経路を想定して対策を行い、受診につなげます。

せき、たんなどの呼吸器症状があるときは、飛沫感染予防としてマスク、フェイスシールドまたはゴーグルなどを使いましょう。

吐き気や下痢などの消化器症状、湿疹などの皮膚の症状があるときは、接触感染予防として手袋、ガウンまたはエプロンなどを使いましょう。

感染症だとわかったら

感染症と診断がついたら、施設内で状況を共有し、感染経路に応じた対策を行います。関係機関等への連絡もすみやかに行いましょう。

3 施設内の感染管理体制

日ごろからマニュアル作成や研修、情報管理などの感染症の発生に備えた体制づくり、利用者と職員の健康管理、関係機関との連携を図りましょう。


介護事業所に関してはNAGOYAかいごねっと(外部リンク)別ウィンドウで開く、障害福祉事業所に関してはウェルネットなごや(外部リンク)別ウィンドウで開くも併せてご確認ください。

このページの作成担当

健康福祉局健康部感染症対策課感染症担当

電話番号

:052-972-2631

ファックス番号

:052-972-4203

電子メールアドレス

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