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- (現在の位置)あいちオレンジタウン構想 認知症に理解の深いまちづくりモデル事業「学生主体の認知症普及啓発」
愛知県では、認知症対策のより一層の推進を目的として、平成29年9月に「あいちオレンジタウン構想」を策定し、「認知症に理解の深いまちづくり」のモデルとなる先進的な取組みを行っています。
愛知県ホームページ:「あいちオレンジタウン構想」を策定しました(外部リンク)
その一環として、構想に掲げた取組みを早期に全県へ波及させることを目的に、県内市町村から提案のあった取り組みを「認知症に理解の深いまちづくりモデル事業」として当該自治体に委託し、実施しております。本市では、本事業の趣旨に賛同し、「学生主体の認知症普及啓発」に関する事業を提案し、受託しています。
愛知県ホームページ:【知事会見】「あいちオレンジタウン構想」の策定についての知事記者会見動画を配信しました(外部リンク)
学生活動の紹介
中日新聞(平成31年2月27日(水曜)朝刊)
愛知東邦大学‐地域の交流スペースとして「とーほーカフェ」広めたい‐
愛知東邦大学で学生寮を自主運営している学生たちは、昨年から寮に併設されているゲストハウスのフロアスペースを「とーほーカフェ」として開放。認知症の方をはじめ、家族や地域の方たちが気軽に集える場所づくりを目指している。
寮長の島袋泰志さん(経営学部2年)が中心となり、運営方法の立案や参加者を増やすための広報活動に重点を置き、案内チラシの作成、情報の拡散まで自分たちで行ってきた。
実施に向け、大きな課題となったのは男性の参加を増やすこと。地域との関わりが女性に比べると少なくなる高齢男性をターゲットに、麻雀や囲碁、オセロなどのゲームを通して誰もが交流を楽しめる仕組みを考えた。
「まずは交流があり、共有する時間を楽しいと思える場所づくりが大切なのだと思います。交流を通じて認知症への正しい理解が自然と広がってくれると嬉しい」と島袋さんは話す。

とーほーカフェ運営スタッフのみなさん
大同大学‐悩みの共有で負担軽減 安心できる空間‐
特別養護老人ホーム 大地の丘笠寺が開催する「喫茶kenken」には、大同大学情報学部の山口純平さん、鵜飼康平さんが参加。「クリエィティブで地域の課題と向き合う」をテーマとした研究に取り組んでおり、日本が抱える社会問題の一端として、認知症への理解を深めた。
一般の方と変わらない受け応えや明るさから、認知症カフェを「安心して楽しめる場所」として捉えた2人。「誰もが気軽に集いコミュニケーションを楽しめる場所としての機能はもちろん、その家族をはじめ、介護する側も悩みを共有できる場所であることが、負担の軽減や安心につながっているように感じました。専門的な知識がなくても助けになれることから、これまで接点が無いと思っていた別の視点からも、今後様々な関わり方ができるのでは」と、社会のつながりを改めて実感した。

喫茶kenkenの様子

左から大同大学情報学部メディアデザイン専攻の山口純平さん、鵜飼康平さん
同朋大学‐誰もが交流できる場所 地域との接点に‐
認知症への理解を広げる「オレンジカレッジ」の一環として、同朋大学の学生が「認知症カフェ中村公園」を訪問し、利用者との交流を通じて認知症支援を考えた。
参加した社会福祉学部の黒田千裕さん、高木麻由さんは認知症に対し「介護が必要」「介護する側も大変では」といったマイナスイメージを持っており、昨年祖母が認知症を患った横井紀乃さんは、自身の体験から今後の介護に対する不安を抱いていた。
しかし認知症カフェで交流した方はみな驚くほど明るく、症状を感じることなく会話を楽しめたと話す。
カフェでの体験と、これまでのイメージに大きな隔たりがあると感じた3人。「自分では何もできなくなるのでは、と考える人も多いと思いますが、できることはたくさんあります。その部分を活かし伝える“地域との接点”としての役割はとても重要なのでは」と考えた。

認知症カフェ中村公園の様子

左から社会福祉学部の黒田千裕さん、高木麻由さん、横井紀乃さん
なごや認知症カフェについて
認知症カフェは、認知症のご本人やご家族、地域住民、専門職など、認知症に関心のある誰もが気軽に集まり、仲間づくりや情報交換を行う拠点です。
市内で開催されている認知症カフェのうち、「なごや認知症カフェ」として名古屋市に登録いただいているカフェの情報をNAGOYAかいごネット(外部リンク)にて公開しています。
お近くのカフェへ、ぜひ足を運んでみてください。
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