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苦情処理状況(令和4年度)

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このページを印刷する最終更新日:2023年6月8日

ページID:105662

令和4年度苦情処理状況

苦情件数

令和4年度、名古屋市内の保健所等に寄せられた食品に関する苦情の件数は合計1,275件でした。その内訳をみると、有症苦情(注)(434件:34.0%)が最も多く、次いで異物混入(201件:15.8%)の苦情も多く寄せられました。また、表示(114件:8.9%)や不衛生な取扱い(111件:8.7%)についての苦情も多く、消費者が自分の利用する飲食店や販売店に対して衛生的な管理を求めていることがわかります。

(注)有症苦情:食品を食べて健康被害が起きたという申立て

令和4年度の苦情件数の図です。

令和4年度苦情件数

令和4年度苦情件数
区分 件数 %
有症苦情 434 34.0
異物混入 201 15.8
表示 114 8.9
不衛生な取扱い 111 8.7
施設の不衛生 57 4.5
古い商品 51 4.0
腐敗、変敗 26 2.0
異臭 26 2.0
異味 24 1.9
カビ発生 21 1.6
変色 8 0.6
その他 202 15.8
総計 1275 100.0

発生月別苦情件数

発生月別に苦情内容を見てみると、季節を問わずに苦情が発生しており、年間を通じて衛生管理に注意が必要なことがわかります。

令和4年度の発生月別苦情件数の図です。

令和4年度発生月別苦情件数

令和4年度発生月別苦情件数
区分 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 総計
有症苦情 35 39 36 41 38 32 41 37 29 30 31 45 434
異物混入 18 10 13 16 23 13 22 24 18 17 9 18 201
表示 7 6 9 7 7 10 8 9 11 12 11 17 114
不衛生な取扱い 5 7 10 17 19 8 8 11 9 6 5 6 111
施設の不衛生 1 2 8 7 8 6 7 5 3 5 2 3 57
古い商品 3 3 5 3 3 3 2 7 4 6 3 9 51
異臭 2 3 3 4 2 1 4 1 0 1 1 4 26
腐敗、変敗 2 1 2 3 7 3 0 1 2 2 1 2 26
異味 1 2 5 1 1 3 0 2 0 5 3 1 24
カビ発生 1 2 3 3 1 4 1 0 1 0 2 3 21
変色 1 0 0 0 2 2 1 1 1 0 0 0 8
その他 22 17 13 16 19 35 14 20 17 4 11 14 202
総計 98 92 107 118 130 120 108 118 95 88 79 122 1275

食品別苦情件数

食品別に苦情内容をみてみると、肉・卵類とその加工品や総菜類、魚介類等とその加工品で、有症苦情などが多く起きています。また、食品そのものではなく、食品の取り扱いや施設が不衛生なことに対する苦情も多いです。

令和4年度の食品別苦情件数の図です。

令和4年度食品別苦情件数

令和4年度食品別苦情件数
食品別 有症苦情 異物混入 表示 不衛生な取扱い 施設の不衛生 古い商品 異臭 腐敗、変敗 異味 カビ発生 変色 その他 総計
魚介類等とその加工品 53 33 5 6 0 2 3 2 2 1 3 14 124
肉・卵類とその加工品 97 8 8 9 0 1 3 6 2 1 0 29 164
穀類・豆類とその加工品 11 14 9 7 3 5 3 1 3 1 2 4 63
菓子類 8 21 38 11 2 17 1 0 0 7 0 11 116
野菜・果物・その他農産物とその加工品 7 16 5 4 0 4 4 7 3 5 1 8 64
惣菜類 75 27 24 9 3 7 2 4 2 0 1 13 167
乳及び乳製品等 1 1
3 1 1 0 2 0 0 0 4 13
飲料水等 8 6 1 3 0 9 0 0 5 1 0 9 42
冷凍食品 0 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5
調味料 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 4
器具・容器包装・食品添加物0000000001012
その他食品 131591927558262134299
食品外 430304002001057137
その他 163212001100935
不明 237011001010640
総計 43420111411157512626242182021275

食品別異物混入の内容

異物混入の苦情内容を詳しくみてみると、ゴキブリを含めた虫の混入(46件:22.9%)が多く、施設の不衛生の苦情とあわせて、施設の衛生管理が重要です。虫以外の異物として、髪の毛や製造・調理器具の破損、ビニール片、卵の殻等があります。異物混入は製造から販売まで食品流通のどの段階でも起こりえるため、食品を取扱うすべての人が注意する必要があります。

令和4年度の食品別異物混入の内容の図です。

令和4年度食品別異物混入の内容

令和4年度食品別異物混入の内容
食品別 合成
樹脂
金属 ゴキ
ブリ
髪の毛 寄生虫 食品

一部
紙類 その他 不明 総計
魚介類等とその加工品 2201191010733
肉・卵類とその加工品 01111010308
穀類・豆類とその加工品 112300103314
菓子類 317030104221
野菜・果物・その他農産物とその加工品 440210002316
惣菜類 453123114327
乳及び乳製品等 00001000001
飲料水等 20010001206
冷凍食品 00102000003
調味料 00000000000
器具・容器包装・食品添加物 00000000000
その他食品 81110971116559
食品外10010000103
その他 11000000103
不明 00011001227
総計 262624201913643825201

異物混入内容の内訳

令和4年度の異物混入内容の内訳の図です。

令和4年度異物混入内容の内訳

令和4年度異物混入内容の内訳
異物内訳 件数 割合(%)
26件 12.9%
合成樹脂 26件 12.9%
金属 24件 11.9%
ゴキブリ 20件 10.0%
髪の毛 19件 9.5%
寄生虫 13件 6.5%
食品の一部 6件 3.0%
紙類 4件 2.0%
その他 38件 18.9%
不明 25件 12.4%
総計 201件  100.0%

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健康福祉局生活衛生部食品衛生課食品衛生担当

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