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苦情処理状況(令和3年度)

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このページを印刷する最終更新日:2022年8月16日

ページID:100664

令和3年度苦情処理状況

苦情件数

令和3年度、名古屋市内の保健所等に寄せられた食品に関する苦情の件数は合計1131件でした。その内訳をみると、有症苦情(注)(339件:30.0%)が最も多く、次いで異物混入(233件:20.6%)の苦情も多く寄せられました。また、不衛生な取扱い(101件:8.9%)や施設の不衛生(47件:4.2%)についての苦情も多く、消費者が自分の利用する飲食店や販売店に対して衛生的な管理を求めていることがわかります。

(注)有症苦情:食品を食べて健康被害が起きたという申立

令和3年度の苦情件数の図です。

令和3年度苦情件数

令和3年度苦情件数
区分 件数 割合(%)
有症苦情 339 30.0
異物混入 233 20.6
表示 124 11.0
不衛生な取扱い 101 8.9
施設の不衛生 47 4.2
古い商品 41 3.6
異臭 23 2.0
腐敗・変敗 18 1.6
カビ発生 16 1.4
異味 15 1.3
変色 2 0.2
その他 172 15.2
総計 1131 100.0

発生月別苦情件数

発生月別に苦情内容を見てみると、季節を問わずに苦情が発生しており、年間を通じて衛生管理に注意が必要なことがわかります。

令和3年度の発生月別苦情件数の図です。

令和3年度発生月別苦情件数

令和3年度発生月別苦情件数
区分 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 総計
有症苦情 26 28 20 26 28 16 19 43 31 55 21 26 339
異物混入 17 18 16 20 18 22 23 25 23 12 19 20 233
表示 8 9 13 7 9 8 11 11 11 11 9 17 124
不衛生な取扱い 7 9 6 9 10 7 7 13 11 8 6 8 101
施設の不衛生 3 8 5 4 5 6 6 1 2 4 2 1 47
古い商品 2 3 4 1 5 1 5 3 2 1 7 7 41
異臭 2 3 2 1 0 4 3 3 0 1 1 3 23
腐敗・変敗 0 3 0 0 2 2 1 1 1 5 1 2 18
カビ発生 4 0 1 0 2 2 0 2 2 0 1 2 16
異味 1 1 0 0 4 2 1 1 2 2 1 0 15
変色 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
その他 11 21 21 8 22 7 18 8 15 16 11 14 172
総計 81 103 88 76 105 77 95 111 100 115 79 101 1131

食品別苦情件数

食品別に苦情内容をみてみると、その他食品や肉・卵類等とその加工品で有症苦情・異物混入が多く起きています。また、食品そのものではなく、食品の扱い方や施設が不衛生なことに対する苦情も多いです。

令和3年度の食品別苦情件数の図です。

令和3年度食品別苦情件数

令和3年度食品別苦情件数
食品別 有症苦情 異物混入 表示 不衛生な取扱い 施設の不衛生 古い商品 異臭 腐敗

変敗
カビ発生 異味 変色 その他 総計
魚介類等とその加工品 29 27 9 7 0 1 3 3 1 2 0 7 89
肉・卵類とその加工品 70 15 12 7 2 1 3 2 0 0 1 25 138
穀類・豆類とその加工品 8 31 4 2 0 5 1 2 1 0 0 3 57
菓子類 12 23 33 5 1 11 3 1 2 1 0 19 111
野菜・果物・その他農産物とその加工品 7 12 6 1 1 4 3 5 10 1 1 9 60
惣菜類 28 36 20 8 0 4 2 1 0 2 0 4 105
乳及び乳製品等 2 4 3 3 0 2 0 0 0 1 0 1 16
飲料水等 1 4 3 3 0 3 0 0 0 2 0 6 22
冷凍食品 2 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 5
調味料 1 0 1 1 0 2 0 1 0 0 0 3 9
その他食品 129 66 30 28 5 6 6 2 1 6 0 19 298
食品外 7 5 0 27 35 0 1 0 0 0 0 67 142
その他 13 4 1 5 2 0 1 0 1 0 0 6 33
不明 30 5 2 4 1 2 0 0 0 0 0 2 46
総計 339 233 124 101 47 41 23 18 16 15 2 172 1131

食品別異物混入の内容

異物混入の苦情内容を詳しくみてみると、ゴキブリを含めた虫の混入(57件:24.5%)が多く、施設の不衛生の苦情とあわせて、施設の衛生管理が重要です。虫以外の異物として、髪の毛や製造・調理器具の破損、ビニール片、卵の殻等があります。異物混入は製造から販売まで食品流通のどの段階でも起こりえるため、食品を取扱うすべての人が注意する必要があります。

令和3年度の食品別異物混入の内容の図です。

令和3年度食品別異物混入の内容

令和3年度食品別異物混入の内容
食品別 合成樹脂 金属 ゴキブリ 食品の一部 髪の毛 寄生虫 紙類 その他 不明 総計
魚介類等とその加工品 2 3 2 0 2 0 7 0 10 1 27
肉・卵類とその加工品 0 3 2 0 0 0 1 0 5 4 15
穀類・豆類とその加工品 3 8 3 5 3 0 0 0 6 3 31
菓子類 4 2 6 0 1 2 0 0 6 2 23
野菜・果物・その他農産物とその加工品 2 1 2 0 0 1 0 0 4 2 12
惣菜類 13 4 2 2 1 1 0 0 10 3 36
乳及び乳製品等 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4
飲料水等 0 0 0 1 0 0 0 2 0 1 4
冷凍食品 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
その他食品 12 10 6 9 4 6 1 0 15 3 66
食品外 2 1 1 1 0 0 0 0 0 0 5
その他 0 1 0 0 2 0 0 0 1 0 4
不明 0 0 1 1 0 0 0 0 2 1 5
総計 38 33 25 19 13 10 9 2 64 20 233

異物混入内容の内訳

令和3年度の異物混入内容の内訳の図です。

令和3年度異物混入内容の内訳

令和3年度異物混入内容の内訳
異物内訳 件数 割合(%)
38 16.3
合成樹脂 33 14.2
金属 25 10.7
ゴキブリ 19 8.2
食品の一部 13 5.6
髪の毛 10 4.3
寄生虫 9 3.9
紙類 2 0.9
その他 64 27.5
不明 20 8.6
総計 233 100.0

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健康福祉局生活衛生部食品衛生課食品衛生担当

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