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カネミ油症について

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このページを印刷する最終更新日:2022年7月26日

ページID:43205

ページの概要:カネミ油症に関する情報です。

カネミ油症について

カネミ油症とは?

 カネミ油症は、昭和43年10月、西日本を中心に広域にわたって発生したライスオイル(米ぬか油)による食中毒事件です。
 事件の原因は、カネミ倉庫社製のライスオイル中に、製造の際の脱臭工程の熱媒体として用いられた、鐘淵化学工業(現カネカ)社製カネクロールが混入していたことでした。このため、ポリ塩化ビフェニル(PCB)や、ダイオキシン類の一種であるポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)等が、製品のライスオイルの中に混入しました。
 症状は、吹出物、色素沈着、目やになどの皮膚症状のほか、全身倦怠感、しびれ感、食欲不振など多様です。こうした症状が改善するには長い時間がかかり、現在も症状が続いている方々がいます。

 

患者の皆様への支援

健康実態調査の実施

 平成25年度から、患者の皆様に毎年、調査票をお送りし、健康実態調査を実施しています。また、ご協力いただいた患者の皆様には、健康調査支援金が支払われます。

検診の実施

 患者の皆様に、毎年、検診を実施しています。

患者の認定について

 カネミ油症患者の認定は、検診結果等をもとに、全国油症治療研究班に認定を依頼しています。
 平成24年12月に、油症の診断基準が改定され、カネミ油症患者の油症発生当時の同居家族の方が新たに認定の対象となりました。改正された認定基準に基づき、全国油症治療研究班に認定の依頼を行います。

新たな認定基準と認定の申請について

新たに認定の対象となる方

以下の1から3をすべて満たす方が対象となります。

  1. 油症発生当時、油症患者(認定患者)と同居していた
  2. 油症発生当時、カネミ倉庫社製の米ぬか油を摂取した
  3. 現在、心身の症状があり、治療その他の健康管理が継続的に必要

認定の申請について

以下の書類を、提出してください。申請は随時行っています。

  • 認定申請書 【様式1】
  • 現在の心身の症状に関する様式 【様式2】
  • 昭和43年の事件当時、認定患者と同居していたことが確認できる書類(パンフレットを参照)

リンク

このページの作成担当

健康福祉局生活衛生部食品衛生課食の安全対策担当

電話番号

:052-972-2648

ファックス番号

:052-955-6225

電子メールアドレス

a2648@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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