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家庭用品等による健康被害の防止のために

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このページを印刷する最終更新日:2024年4月1日

ページID:11063

ページの概要:厚生労働省「家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」から。

 厚生労働省は、一般社団法人 皮膚安全性症例情報ネット及び公益財団法人 日本中毒情報センターの協力を得て 家庭用品による健康被害の情報を収集し、それらの情報をとりまとめたものを公開しています。

家庭用品等による皮膚障害を防ぐために

 家庭用品に含まれる物質により、アレルギー反応や刺激性皮膚炎が発生することがあります。

 装飾品などで発生した事故の報告が毎年寄せられています。

 家庭用品との接触部位に痒み、湿疹等の症状が発現した場合には、原因と考えられる家庭用品の使用を極力避けるましょう。再度使用して同様の症状が発現する場合には、同一の素材のものの使用は避けることが賢明であり、症状が改善しない場合には、早急に専門医の診療を受けるましょう。


 また、日頃から使用前には必ず注意書をよく読み、正しい使用方法を守ること、自己の体質について認識し、製品の素材について注意を払うことが重要です。

家庭用品に係る皮膚障害に関する報告

2022年度の家庭用品に係る皮膚障害の報告件数
 家庭用品の種類件数 
 家庭用手袋(ゴム)  4
 家庭用手袋(非ゴム)  3
 ネックレス  3
 ウェットスーツ 3
 ピアス 2
 エクステ用接着剤 2
 ビューラー  1
食器用洗剤  1
 下着 1
 イヤホン用イヤーピース 1
 楽器 1
 アクセサリー(非金属)  1
 携帯ストラップ首掛け 1
 ゴルフ手袋 1
総数   25

(「2022 年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告」より)

吸入事故を防ぐには

 吸入事故等の原因となった家庭用品等の種類は、洗浄剤、 芳香・消臭・脱臭剤、殺虫剤などでした。

 日頃から使用前には必ず注意書をよく読み、正しい使用方法を守ることが被害を防止するための第一歩です。

家庭用品に係る吸入事故等に関する報告

2022年度の家庭用品に係る吸入事故等の報告件数
家庭用品の種類 件数 
 洗浄剤(住宅用・家具用)14
 芳香・消臭・脱臭剤 6
 殺虫剤 5
 防虫剤 5
 防水スプレー 5
 忌避剤 4
 除菌剤  3
 接着剤 3
 防止剤 2
 線香 2
 防カビ剤 1
 シールはがし 1
 塗料 1
 洗濯仕上げ剤  1
 その他の家庭用品  3 
 総数56 

(「2022 年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告」より)

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このページの作成担当

健康福祉局生活衛生部環境薬務課 薬務担当
電話番号: 052-972-2651
ファックス番号: 052-972-4153
電子メールアドレス: a2651@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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