名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
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非流行時における医療機関からの報告と対応
1 報告基準
医療機関(注1)で、SARSの臨床的症例定義(注2)を満たす医師・看護師等(注3)が、1人以上発生した場合
注1 当該医療機関では、医師等の発症の前10日以内において、「海外渡航から帰国後10日以内に、SARSの臨床的症例定義(※2に同じ)を満たす原因不明の肺炎患者」の診療が行われていること
注2 SARSの臨床的症例定義 以下の条件をすべて満たす者であること
- 発熱(38℃以上)
- 一つ以上の下気道症状(咳嗽、呼吸困難、息切れ)を有する
- 肺炎またはRDSの肺浸潤影と矛盾しない放射線学的所見、あるいは、明らかな他の原因がなく、肺炎またはRDSの病理所見と矛盾しない病理解剖所見がある
- インフルエンザの検査結果は陰性であり、適切な抗生物質の投与にもかかわらず解熱せず、かつSARSの他にこの病態を十分に説明できる診断がつかない
注3 医師・看護師等とは、当該患者またはその検体と濃厚に接触した医師、看護師等、又はそれと同等の暴露を受けた者を意味する
2 対応
医療機関からの報告
医療機関が報告基準を満たした事例(以下「報告事例」という。)を探知した場合には、速やかに最寄りの保健所に所定の報告用紙(別添1)をもって報告する。
保健所は、都道府県・保健所設置市・特別区(以下「都道府県等」という。)の本庁を通じて、厚生労働省結核感染症課に報告する。
医療機関における報告事例についての対応
医療機関においては、報告事例の対象者について、別添2に掲げる予防策、個室対応を実施する。
検査・調査
地方衛生研究所は、報告事例から採取された検体について、必要な検査を行う。
都道府県等は、報告事例について接触者調査等必要な積極的疫学調査を行う。
このページの作成担当
健康福祉局衛生研究所疫学情報部
電話番号
:052-737-3711
ファックス番号
:052-736-1102
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