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第3次なごや自動車環境対策アクションプラン

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このページを印刷する最終更新日:2024年3月28日

ページID:137931

ページの概要:第3次なごや自動車環境対策アクションプランについて及びアクションプランで設定した第3次目標に対する進捗状況等について

第3次なごや自動車環境対策アクションプランの概要

名古屋市自動車公害対策推進協議会では、2010年12月に「第2次なごや自動車環境対策アクションプラン」(以下、「第2次アクションプラン」という。)を策定しました。
第2次アクションプランでは、2020年度を目標年次として、これまでの4項目(二酸化窒素・浮遊粒子状物質対策、二酸化炭素対策、騒音対策、エコカー普及)に加え、新たに微小粒子状物質、騒音(環境基準)、次世代自動車についての目標を設定し、達成に向けた取り組みを進めてきました。
その結果、浮遊粒子状物質対策、微小粒子状物質対策、騒音(環境基準)、低公害・低燃費車、次世代自動車については、目標年次を待たずに目標を達成してました。

一方で、自動車環境対策を取り巻く状況はこの10年で変化しており、長期的目標の達成に向けて目標の再設定・対策内容の再確認が必要となってきたため、第3次なごや自動車環境対対策アクションプランを策定し、第3次目標の設定及び対策内容の見直しを行いました。

この第3次目標達成に向けて、関係機関・団体とともに各種対策に取り組んでいます。

アクションプラン全文

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第3次目標(2030年度まで)

なごや自動車環境対策アクションプランの長期目標の達成に向けて、2030年度を目標年次とする第3次目標を定めました。

また、第3次目標を達成するために、第3次自動車騒音優先対策マップを策定しました。

二酸化窒素・浮遊粒子状物質対策では、NO2に係る環境基準・環境目標値をすべての測定局で達成し、SPM及びPM2. 5の状況の改善を目指します。二酸化炭素対策では、市内自動車からの二酸化炭素排出量を2013年度比133万トン削減を目指します。騒音対策では、第3次自動車騒音優先対策マップ対象区間での要請限度超過状況を改善し、幹線道路全体での環境基準達成率98%以上(昼夜間)を目指します。エコカー普及では、自動車保有台数に占める環境性優良車の割合を100%及び、自動車保有台数に占めるZEVの割合20%以上を目指します。

注1:環境性能優良車とは以下の自動車をいう。

  1. 電気自動車
  2. 燃料電池自動車
  3. プラグインハイブリッド自動車
  4. 天然ガス自動車
  5. 2015年度燃費基準達成クリーンディーゼル車(平成21・22年排出ガス規制適合ディーゼル車)
  6. 車両総重量3.5トン超の2015年度燃費基準達成平成21・22年排出ガス規制適合ディーゼル車
  7. 2015年度燃費基準達成平成17・21年排出ガス規制適合ガソリン車
  8. 車両総重量3.5トン超の平成17・21年排出ガス規制適合ガソリン車
  9. 2020年度燃費基準達成平成17・21年排出ガス規制適合LPガス自動車

 なお、2015年度燃費基準、平成21・22年排出ガス規制以降の新たな燃費基準・排出ガス規制に適合した  

 車両も環境性能優良車に含める。

注2:ZEV(zero emission vehicle)とは、走行時(PHVはEVモード走行時)にCO2等の排出ガスを出さない電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)とする。

対策の体系

第3次目標の達成に向けて、発生源対策、交通量対策、交通流対策及び道路施設対策を総合的に推進していきます。

発生源対策では、単体規制の強化、最新規制適合車等への代替促進、低公害・低燃費車の普及促進、エコドライブの推進、排出ガス対策型建設機械の使用を推進します。交通量対策では、公共交通機関等への転換、物資輸送の合理化を推進します。交通流対策では、広域ネットワークの形成、自動車交通集中地域等の対策の推進、駐車対策を推進します。道路施設対策では、低騒音舗装の敷設及び補修、遮音壁等の設置を推進します。

第3次なごや自動車環境対策アクションプランの進捗状況

第3次目標に対する進捗状況は以下のとおりです。達成・未達成と今後の課題など詳細については報告書をご覧ください。

第3次目標の進捗状況
項目 第3次目標
(2030年度) 
2022年度結果 
 二酸化窒素
(NO2)
すべての常時監視測定局で
「市民の健康の保護に係る目標値」を達成・維持
環境目標値達成局数:17局中17局(100%)
 浮遊粒子状物質
(SPM)
状況の改善
【2019年度 年平均値 0.015ミリグラム毎立方メートル】
環境基準達成局数:18局中18局(100%)
年平均値:0.013ミリグラム毎立方メートル
 微小粒子状物質
(PM2.5)
 状況の改善
【2019年度 年平均値 10.8マイクログラム毎立方メートル】
環境基準達成局数:18局中18局(100%)
年平均値:9.4マイクログラム毎立方メートル
 二酸化炭素
(CO2)
市内自動車からの二酸化炭素排出量を2013年度比133万トン削減
【2013年度排出量350万トン-CO2】
二酸化炭素排出量(2020年度)
244万トン-CO2
【106万トン-CO2削減】
 騒音
(要請限度)
第3次自動車騒音優先対策マップ対象区間での要請限度超過状況の改善A区間のうち要請限度を上回る区間数:5区間中2区間
 騒音
(環境基準)
幹線道路全体での環境基準達成率
(昼夜間)98%以上
環境基準達成率(昼夜間):97.0%
(264,473戸中256,475戸)
 環境性能優良車の継続普及自動車保有台数に占める
環境性能優良車の割合 100%
73%
(約125万台中約91万台) 
ZEVの普及自動車保有台数に占める
ZEVの割合 20%
0.92%
(約125万台中11,529台) 

名古屋市における自動車環境対策の推進について(報告)

令和6年2月、名古屋市自動車公害対策推進協議会の取り組みなどをとりまとめた報告書を作成しました。

報告書のファイルはサイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがあります。


報告書

このページの作成担当

環境局地域環境対策部大気環境対策課交通環境対策担当

電話番号

:052-972-2682

ファックス番号

:052-972-4155

電子メールアドレス

a2682@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp

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