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平成15年2月17日公表

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このページを印刷する最終更新日:2016年1月15日

ページID:77552

大江川のダイオキシン類継続調査結果について(第2報)

平成12年にダイオキシン類による高濃度汚染が明らかになった大江川の河川水に含まれるダイオキシン類濃度の状況を継続的に確認するため、昨年8月に第1回目の調査を実施し、10月10日に公表したところです。

今般、昨年12月に実施した第2回目の調査結果がまとまりましたので下記のとおりお知らせします。

1 調査結果

(1) 調査日

1回目:平成14年8月6日(火)

2回目:平成14年12月16日(月)

(2) 調査地点

2地点(地図は裏面のとおり)

(3) ダイオキシン類の調査結果

2回目の調査結果は、環境基準値以下でしたが、年間平均値で評価を行う環境基準は達成できませんでした。

単位:pg-TEQ/L

ダイオキシン類の調査結果
調査地点1回目調査結果
(平成14年8月6日)
2回目調査結果
(平成14年12月16日)
年間平均値環境基準
名古屋臨海鉄道鉄橋付近
(港区本星崎町)
2.80.561.71以下
開橋付近
(港区大江町)
2.30.881.6

注1)環境基準は、年間平均値で評価します。

注2)第1回目の調査結果については、平成14年10月10日(木)に資料提供しています。

2 今後の対応

昨年8月6日の行政検査で、比較的高濃度のダイオキシン類が検出された東レ(株)名古屋事業場に対し指導した結果、当該事業者が排水処理対策の改善を実施し、排出水中のダイオキシン類濃度は大幅に改善されました。

今後は、大江川の水質環境基準を達成できるよう、当該事業者に対して、水質排出基準を遵守するとともに、ダイオキシン類排出量を一層削減するよう指導していきます。

また、大江川の水質監視については、来年度も実施する予定です。

参考

東レ(株)に係る行政検査結果(第3工場総合排水口) 単位:pg-TEQ/L
検査年月日 特定施設の種類平成14年8月6日平成14年12月16日
廃棄物焼却炉の廃ガス洗浄施設及びカ
プロラクタム製造用の硫酸濃縮施設等
254.9

注1)排出基準は、平成14年11月31日までは50pg-TEQ/L、平成14年12月1日からは新基準(10pg-TEQ/L)が適用されています。

注2)平成14年8月6日の検査結果は、平成14年10月10日(木)に資料提供しています。

大江川調査結果の推移 単位:pg-TEQ/L
採水年月日平成12年
2月18日
平成12年
4月14日
平成12年
6月2日
平成12年
11月22日
平成13年
6月28日
平成13年
11月27日
名鉄常滑線鉄橋付近
(港区本星崎)
23210.97
名古屋臨海鉄道鉄橋付近
(港区本星崎)
251.40.771.3
開橋付近
(港区大江町)
3.81.66.00.910.541.4
大江川河口
(港区大江町)
0.570.230.280.25
調査地点略図の画像

調査地点略図