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東区 まちの達人に学ぶ 達人の紹介

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このページを印刷する最終更新日:2021年1月26日

ページID:136551

東区まちの達人に学ぶ スモールアクション

自転車にもツーロック、玄関・窓にもツーロック 

 生まれも育ちも矢田学区の原田勝弘さん(73)は、平成8年から学区の防犯委員として活躍。平成25年からは青色回転灯を付けた車両を導入し、パトロール(通称「青パト」)を実施し、東区の約28%の面積を占める矢田学区を17人の青パト隊員が交代でくまなく回っています。毎週月曜日の午後6時からパトロールを開始。犯罪の発生しやすい場所を点検したり、部活帰りの中学生を見守ったりと、普段の優しい表情とは一変、厳しい表情で犯罪抑止のため目を光らせます。「自分たちのまちは自分たちで守る、が私たちのモットー」と語る原田さん。「防犯活動は適度な緊張感を保てる」と話し、「やることも多いけど、定年後のいわゆる『濡れ落ち葉』にならないからいい」と家族も応援しています。区民の皆さんへは「泥棒は時間がかかるのを嫌がります。自転車にはツーロック、玄関・窓にもツーロック」と、大切な家族の命や財産を守るために、日頃から防犯に対する意識を持つよう訴えます。(左は星野さん、右は原田さん)

青パトでの活動写真

まずは自分の命を守ること

昭和62年に東桜消防団員に任命され消防団活動の第一線で活躍し、平成20年からは消防団長として、地域の安心・安全に尽力してきた瀬野尾衞さん(62)。普段は、居酒屋「さのや」の店主として自慢の串カツを提供していますが、いざ管轄区域内で火災が発生したと消防署から連絡があると昼夜を問わずいち早く現場に駆け付け、消防団活動に従事しています。消防団員は、他に本業を持ちながらも「自らの地域は自ら守る」という郷土愛護の精神に基づき、消防・防災活動を行っています。東日本大震災をはじめ、地震や風水害等の大規模災害時には、全国各地で消火活動や避難支援などの活動を行い大きな成果を上げており、地域住民からも大きな期待が寄せられています。近年、南海トラフ地震などの大規模地震の発生が懸念されているなか、「大規模地震は必ず来る。まずは自分の命は自分で守れるよう、家具の転倒防止対策をしてほしい。やるべきことはたくさんあるけど、1つひとつやっていけばいいと思う」と話す瀬野尾さん。まずはご自身とご家族の命を守るために家具転倒防止対策から始めてみませんか。

 

 
東桜消防団長の写真

無理な横断はしないでね!

東白壁学区の寺西靖子さん(82)は、平成6年から赤塚の交差点で交通安全活動を続けています。「27年間やってきて、すっぽかしたのは3回だけ。前の日から旗を出して準備していたのに、それでも忘れちゃうんだから」と笑って話してくれました。活動中は歩行者信号が点滅してもゆっくり歩いている高校生に容赦なく「走れー!」と声を掛けちゃいます。「危ないときは躊躇なく声をかけることが大事!」と心強い言葉。冬の朝はさすがに堪えますが、「おはようございます」と元気よく挨拶してくれる子どもや先生方、活動後の喫茶店での仲間との語らい(もちろんモーニングも!)を大切に続けています。元気の秘訣は、20年以上続けている体操と、楽しくお酒を飲んで食べること。「大切な命を事故で失わないためにも、無理な横断はしないでね!」と呼びかける82歳の交通安全街頭指導マスターは今日も元気に交差点に立ち続けます。

東区交通安全街頭指導マスター

東区では、主に交通事故死0の日に区内交差点などで交通安全指導や見守りを行う交通安全街頭指導委員を東区長と東警察署長の連名で委嘱しています。そして委員を20年以上続けられた方を「交通安全街頭指導マスター」に認定し、マスターの証「マスター帽」をお渡ししています。街中でこのマスター帽をかぶっている人こそ、東区の交通安全レジェンドなのです。

交通安全街頭活動の様子

資源ごみの分別はしっかりとね!

筒井学区の石塚和子さん(77)は、退職以来7年間、地域の保健環境委員として活動してきました。会社勤めの頃は仕事一筋で、地域のことは考えたこともありませんでしたが、退職後、同じマンションの理事長さんから誘いがあり、「これからは地域貢献もいいかな」と始めたのがきっかけです。毎週火曜日は資源ごみの日。早朝から道路脇の回収場所に出て、手際よく分別していきます。「おはようございます!」「いつもありがとね!」近所の方との挨拶や何気ないおしゃべりが宝になっています。地域の盆踊りや体育祭などにも参加するようになり、会社勤めの頃には気付かなかった地域活動の楽しさを発見したそうです。「お勤めや子育てをされている方は難しいかもしれないけど、ひと段落したら、お試しで1から2年、地域活動を始めてみたらいいのでは」楽しみながらやるのがモットーと語る石塚さん。区民の皆さんへは「資源ごみの分別はしっかりとね!」今日も筒井学区の朝には石塚さんの笑顔が輝きます。

 

保健環境委員活動の様子

ウィズ見守りで、子どもを見守ろう

少年補導委員、子ども会役員を長年務めている山吹学区の渡邉範子さん(65)。旅行、絵画、読書などの多彩な趣味を持ちながら、お子さんが小学校に入学したことをきっかけに子どもの見守り活動を長年続けています。 現在、新型コロナウイルス感染症の影響により活動が難しい中、渡邉さんは『こども110番の家スタンプラリー』を数年ぶりに企画しています。「子どもが駆け込める場所を親子で確認してもらうのも重要だけど、こども110番の家の皆さんに改めて協力をお願いするきっかけにしたい」

「子どもの登下校の時間帯に、犬の散歩やウォーキング、買い物、花の水やりなどとともに子どもの見守りを行う『ウィズ見守り』はどうでしょうか。子どもは大人の行動を見て育ちます。前例にこだわりすぎず、子どものために無理なく取り組めることからやってみてほしい」と笑顔で語る渡邉さん。皆さんもぜひ簡単なことから、子どもの見守り活動を始めてみませんか。


子ども下校時見守りの様子

自転車も車両、ルールやマナーを守ろう

「自転車は大人から子どもまで乗れる気軽なものではあるけれど、車両ということを忘れないで」と話すのは、旭丘学区で自転車店を開業して40年になる森居憲一さん(73)。自らも自転車愛好家で琵琶湖まで往復150kmも走る健脚の持ち主。学区の防犯委員を長年務め、地域の子どもたちの安全にも目を光らせています。そんな森居さんも最近の自転車の交通違反やマナーの悪さを危惧しています。 警察庁によると、自転車乗用中の事故では約3分の2が自転車利用者側の何らかの交通違反が原因となっています。また、自転車と歩行者の交通事故は年々増加しており、自転車側に多額の損害賠償が求められる裁判例もあります。 「自転車に乗るときはルールやマナーを守ってほしい、特に大人がきちんとした見本を示さないとね」と森居さん。自転車はれっきとした車両。今一度ルールを確認して、安心・安全で快適な自転車生活を送りませんか。

自転車を整備している様子

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東区役所区政部地域力推進課地域力推進担当

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