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令和4年度被災地支援リポート‐陸前高田市‐
令和5年2月15日(水曜日)
名古屋市のみなさん、こんにちは。陸前高田市へ職員派遣され、防災課で勤務する職員です。
陸前高田市は岩手の湘南と呼ばれ、岩手県においては内陸部に比べると温暖な地域で、名古屋の皆さんが想像するような、東北地方の冬のイメージとは少し異なるかもしれません。しかし、名古屋に住んでいた私からすると、凍えるような寒さが続いておりますが、体調に気をつけながら日々過ごしています。
12月には防災マイスター養成講座の閉講式が行われました。8月のレポートでも紹介させていただきましたが、防災マイスターとは陸前高田市独自の制度で、毎月1回、全8回の防災に関する講座を受講することで防災マイスターの資格が授与されるものです。8か月間講座に参加し、認定要件を満たした方に認定証を授与させていただきました。市民の方と接することができる数少ない機会であったこと、自分自身が講座の講師を務めたことなどもあり、やりがいを持って楽しく取り組むことができた仕事でした。この講座で学んだことを生かし、陸前高田市の防災力向上のため、ぜひ活躍していただきたいと思います。

令和4年度防災マイスター養成講座閉講式

令和4年度防災マイスター養成講座閉講式
11月には陸前高田市立博物館が開館しました。なかなか行く機会がなかったのですが、先日私も行ってまいりました。館内の展示の目玉はツチクジラの剥製「つっちぃ」です。体長は9.7mもあり、その大きさに圧倒されます。つっちぃは震災前、陸前高田市の「海と貝のミュージアム」に展示されていましたが、東日本大震災の津波で被災したのち、修復され復活したものです。つっちぃ以外にも、震災について学べるコーナーなど、様々な展示がございます。また、この秋から名古屋市博物館にあるロダンの「考える人」が陸前高田市博物館へ貸し出しされる見通しとの報道がありました。陸前高田市民の方々が名古屋市のものに触れる機会ができることは非常にうれしく思います

ツチクジラの剥製「つっちぃ」

博物館の展示物「カリフォルニア州クレセント・シティに流れ着いた高田高校の実習船「かもめ」」
派遣期間を振り返ると名古屋市では経験できないような貴重な経験をさせていただいたと思います。仕事面ももちろんですが、陸前高田市の職員や市民の方から聞いた震災当時の経験が特に印象に残っています。また、陸前高田市の教訓のみならず、岩手県、宮城県、福島県の各伝承施設を回り、各地の震災の教訓についても学びました。帰任した際には、機会があれば名古屋市民の皆様にも私の経験をお話しできればと思います。残り2か月を切りましたが、まだ大きな仕事が残っておりますので、やり残しがないよう、残りの任期も気を引き締めて戦っていきます。
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