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令和4年度被災地支援リポート ‐陸前高田市‐ 11月分の記事

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このページを印刷する最終更新日:2022年12月5日

ページID:159061

令和4年度被災地支援リポート‐陸前高田市‐

令和4年12月2日(金曜日)

 名古屋市のみなさん、こんにちは。陸前高田市へ職員派遣され、防災課で勤務する職員です。


現地へ派遣され7か月ほどが経過し、1年間のスケジュールにおいても後半戦に入ってきました。1つでも多く、陸前高田市で爪痕を残し、成長して名古屋市に戻れるよう、奮闘して仕事に取り組む日々が続いています。前回のレポートから約3か月が経過しておりますので、その間にあった出来事について紹介したいと思います。


10月29日には、令和4年度岩手県総合防災訓練が開催されました。毎年、岩手県が主催し、各市町村と共催で実施されるものですが、今年度は陸前高田市とその近隣の大船渡市、住田町を会場として開催されました。陸前高田市会場では、指定避難所の開設・運営訓練や防災資機材展示、緊急物資受入・輸送訓練、津波避難訓練などを実施しました。すべての内容について紹介すると、長くなってしまうため、今回は津波避難訓練についてのみ紹介させていただきます。津波避難訓練は、午前8時30分に地震発生、その後大津波警報が発表、避難指示が発令されたという想定により、住民の方に高台などの避難場所に避難してもらうという内容です。市の集計では津波避難の参加者は3,000人を超え、避難対象者数の約77%もの方が参加されました。陸前高田市民の津波に対する防災意識の高さを実感するとともに、名古屋市民の防災意識を陸前高田市民のように引き上げることも、派遣職員が名古屋市に帰任した際の重要な役割であると改めて感じました。

避難所運営訓練

避難所運営訓練の様子

防災資機材展示

防災資機材展示の様子

今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中ではありますが、陸前高田市においても徐々に社会経済活動が再開されており、各種イベントが開催されています。私もイベントに参加するなど、活気づいた陸前高田市に触れることができ、非常に喜ばしく思っております。

10月8日には三陸花火競技大会が開催されました。こちらは昨年も開催されたものですが、今年は観客が多く、市内でも大渋滞が発生し、早めに来場しないと全く身動きが取れなくなってしまうというような盛況ぶりでした。直前までは雨が降っておりましたが、花火が打ち上がるころには雨も上がり、私も含め、多くの観客が15,000発以上の美しい花火に酔いしれておりました。


三陸花火競技大会

三陸花火競技大会の様子

10月22日、23日には陸前高田市産業まつりが3年ぶりに開催されました。過去2年間、名古屋市で勤めていた際に、産業まつり関係の仕事に携わる予定もあったのですが、新型コロナウイルス感染拡大により中止となってしまい、ようやく3度目の正直ということで実際に見ることができました。名古屋市のブースも出展されており、多くの陸前高田市民でにぎわっておりました。遠く離れた名古屋市の文化を陸前高田市民にも楽しんでもえることに喜びを感じるとともに、両市を結んだ丸ごと支援の素晴らしさを改めて実感することができました。残りの任期についても、名古屋市の誇りを持って、全力で職務を全うしていきたいと思います。

産業まつりのステージ

産業まつりのステージの様子

名古屋市出展ブース

産業まつり名古屋市ブースの様子

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