ページの先頭です

ここから本文です

令和3年度被災地支援リポート ‐陸前高田市‐ 5月分の記事

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2021年5月14日

ページID:141301

令和3年度被災地支援リポート‐陸前高田市‐

令和3年5月13日(木曜日)

 昨年4月から陸前高田市防災局防災課に派遣されている職員です。

 陸前高田市に赴任してから、早一年が経ちました。

 先日、ゴールデンウィーク明けの5月6日、ついに市役所の新庁舎が供用開始されました。陸前高田市役所は、東日本大震災で被災し、これまで中心市街地から離れた高台に建設されたプレハブ庁舎にて業務を行ってきました。新庁舎は、多くの市民が集まる中心市街地に建設され、さらなるまちの賑わいを創出する、復興のシンボルの一つであります。

 私は、当初は派遣期間が1年間でありましたので、新庁舎に入ることなく終了する予定でありましたが、派遣が継続となりましたので、供用開始された新庁舎の様子を見ることができました。

陸前高田市役所新庁舎の外観。立派な見物である。

陸前高田市役所新庁舎の外観

 新庁舎は、外観内観とも洗練されたデザインとなっています。特に内部は、木の質感を生かした造りで、暖かい雰囲気があり、心なしか、来庁する市民や勤務する職員の表情も、プレハブの仮設庁舎の頃より、ずっと明るくなっている気がします。
1階の市民課窓口の様子。

1階 市民課窓口

1階市民交流スペースの様子。

1階 市民交流スペース

7階展望スペースの様子。

7階 展望スペース

展望スペースから見える陸前高田の街並み。きれいな景色が見える。

展望スペースから見える陸前高田の街並み

役目を終えたプレハブの旧庁舎の様子。

役目を終えたプレハブの旧庁舎

 我が防災課においては、仮設庁舎の頃から、別棟の消防防災センターに入っておりましたので、新庁舎への引っ越しは無く、継続して消防防災センターにて業務を行っています。消防防災センターと新庁舎とは、車で10分弱ほどの距離にありますので、会議や他課に決裁を取りに行く時、郵便物の逓送等の際には、少し不便を感じていますが、万が一の有事の際には、消防防災センターに災害対策本部等が設置されることとなっておりますので、今後の災害対応の訓練等は全庁で綿密に行っていかなければならないと思います。

 本年度の防災課は、課長、課長補佐のほか、今年度より別の自治体から派遣されてきた職員、任期付職員、私の5人体制となり、担当の中ではまさかの私が一番の古株となってしまいました。高田市職員として働くのも初めてである二人に対し、平常時の事務について指導することはもちろんのことですが、ここ最近、陸前高田市周辺では東日本大震災の余震とされる地震が頻発し、先日も最大震度5強を観測した地震も発生したばかりであり、いつ陸前高田市に大きな地震が発生しても不思議ではありませんので、新たに来た職員が災害対応できるよう、課内の訓練等、今のうちから準備していきたいと思います。

 これから1年間、また気持ちを新たに業務に臨みたいと思います。


このページの作成担当

防災危機管理局 危機対策室広域連携担当

電話番号

:052-972-3584

ファックス番号

:052-962-4030

電子メールアドレス

a3584@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ