名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
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名古屋市民との交流
陸前高田の子ども達は、
観光施設や就労体験先、
宿泊先や交通機関など、
行く先々で、とてもあたたかい歓迎を受けました。
子ども達を迎えた名古屋市民、企業の皆さまは
「私たちの方がとても勉強になり、名古屋に来てくれて本当にありがたかった」と言ってくださいました。
東海岩手県人会、TJG311の大学生の皆さまは、
旅行中の写真を撮影し、手作りでアルバムを作成してプレゼントしたり
夕食交流会を企画して、楽しく一緒に晩ごはんを食べたり
名古屋にまつわるクイズ大会で、子ども達を盛り上げたりしてくれました。
東星中学校、前津中学校、丸の内中学校の生徒たちは、
名古屋の観光名所を、それぞれ独自で下見して、
熱心に案内してくれました。
南陽中学校の生徒たちは、伊勢湾台風で南陽地区が受けた被害について発表し、米崎中学校との間にフレンドシップ協定を結び
神の倉中学校の生徒たちも、寄せ書きを持って駆けつけてくれました。
さまざまな場面で交流を深めた、陸前高田の子ども達と、名古屋市民や企業の皆さま。笑顔いっぱいの三日間を過ごしました。
被災体験の発表
「楽しむだけではいけない。私達には伝えるべきことがある。」
名古屋を訪れた、陸前高田の中学校の先生方のお言葉です。
子ども達は名古屋に来て、震災発生時の様子やそこから学んだこと、
復興への願いなどの貴重な話を、一生懸命我々に伝えてくれました。
名古屋まつりのステージにも登壇。
戸羽太陸前高田市長も駆けつけ、子ども達にエールを送りました。
陸前高田の中学生からの感謝の気持ち
また、子ども達は、名古屋の皆さんへの「ありがとう」の気持ちも、たくさん届けてくれました。
人文字や寄せ書きで作った、手作りの横断幕。
中学校の関係者だけではなく、陸前高田市民からも広くメッセージを集めて作った、寄せ書きのメッセージ。
そこには、名古屋へ招待してくれたことへのお礼、そして、名古屋から職員を派遣していることについてのお礼も、たくさん込められていました。
さらに、子ども達が「名古屋の皆さんに聴いてほしい」と披露してくれたのは、美しい合唱です。
「形あるものはなくなってしまったけど、これまで先輩が残してくれた想いや伝統を、これからもつないでいきたい」
子ども達自らがそう願い、ある中学校では合唱の練習を毎日欠かさず続けているそうです。
感謝の気持ちを込めて歌ってくれた、陸前高田の子ども達の美しい歌声が、名古屋のまちに響きました。
夢と希望を持って陸前高田へ
楽しい時間はあっという間に過ぎ、
帰りの空港では、見送る名古屋のみんなも、子どもたちも、涙を流して別れを惜しみました。
陸前高田へ帰っていく際、子ども達が私たちに伝えてくれたメッセージは、
復興への誓いと、再会の約束。
「どれだけかかるかわかりませんが、陸前高田のまちは、必ず僕たちが復興します。いつの日か必ず、名古屋の皆さんに陸前高田に来ていただけるように。」
「大人になったらまた名古屋に来ます。その時は招待ではなく、自分で稼いだお金で、家族を名古屋へ連れてきます。」
陸前高田の子ども達にとっても、そして、迎えた名古屋のみんなにとっても、いつまでもずっと忘れることのない、大切な想い出ができました。
この市民交流が、名古屋市と陸前高田市との友好の懸け橋となり、両市の絆がいつまでも続くことを願います。
ありがとう!
「陸前高田の皆さん、名古屋へ来てくれてありがとう!」
このページの作成担当
名古屋市被災地域支援本部(防災危機管理局統括課)
電話番号: 052-972-3585
ファックス番号: 052-962-4030
電子メールアドレス: a3585@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp
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