八幡社ふれあいサロン

令和7年3月7日、大宝学区にある八幡神社で、毎月一回開催されている「八幡社ふれあいサロン」に伺いました。開催時間は、午前10時から正午（注：実際の活動時間は、11時30分）までで、参加費100円でどなたでも気軽に立ち寄る事ができます。

この日は、14名の方が参加しました。まず初めに、脳トレとしてまちがい探しから始めました。30分程経ったところで、みんなで答え合わせを行い、頭も体も温まってきた所で、この日のメイン企画が始まりました。

メイン企画の内容は、熱田消防署による「出張！家庭の防災教室」です。今回のテーマは、巨大地震や風水害から命を守るための講話でした。“地震から命を守る”の話では、寝ている時間の対策として、寝室を優先に家具の配置や向きの見直しを行い、転倒防止の対策などを教わりました。

また、日頃から家族との連絡方法を確認しておき、電話やメール、SNSなど複数の連絡手段が使えるようにしておく事も大切だと教わりました。災害の発生時、スマホなどの操作に慣れない高齢者には、災害用伝言ダイヤル「171」が一番分かりやすくお勧めである事などが伝えられました。

八幡社ふれあいサロンの世話人である町内会役員、民生委員を中心に、町内の協力者がボランティアとしてサロンを運営しています。毎回、サロンの参加者リストを作る事で、地域の人の“名前と顔が一致するようになった”と言います。

普段からお互いの顔を知っておく事は、大規模な災害時などには安心感や結束力にも繋がります。気軽に立ち寄れるこうしたサロンがある事は、地域にとって大切です。