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平成29年1月4日 市長年頭記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2017年1月13日

ページID:89488

報告事項

  • 市長の新年あいさつ
  • 議長の新年あいさつ
  • 副議長の新年あいさつ

会見動画

報告内容

市長の新年あいさつ

 それでは、ハッピーニューイヤーということで、おめでとうございます。今ちょっとここで、議長さんが言っておりましたけど、暮れの名古屋城の、職員の前で言ってもよかったけど、あれは行ってよかったですね、本当に。68年おりまして、名古屋城からの日の出があんなにきれいに見えるかというのはびっくりこきましたけど、今の話にあったけど、ビルのとこからじゃなく、ちょうどビルが切れた、山の上いっぺん調べなかんけど、猿投山はもうちょっと東か、猿投山じゃないですけど、もうちょっと東の山から出てきまして。ちょうど雲が一切なかったと。またこれ、上に雲があったもんで、出てくるところ、太陽の光が上に反射するんですが、ものすごいきれい。これが、日の出ってこんな早いのかと。その分、今は地動説ですので、地球の自転がこんなに早いのかということだけど、すすすすっと上がってくる。天守閣、ご議決いただけるなという、心の底から感じたと、そんなのがひとつ。

 ただ、ここに書いてあるところでありますけど、あんまり長いことしゃべるなということですけど、先程言っておったんで。産業の力を落とさないと、名古屋は。名古屋が日本を支えとると。これはもう、本当ですから、それで。本当。だけど、テレビで見ると、東京の話題ばっかだもんだで、何なんだと一体というのを思っとるということで。

 それから、文化面では、今言った、名古屋城の天守を中心としまして、おもしろいまちづくりに精一杯やっていくと。それから、福祉は、がきっちょの応援は、自他共に、今でも僕は日本一だと思ってますけど不幸なことがありまして、子どもさんのああいう話を聞きますと、本当に、聞くだけで悲しいですね。いわゆるいじめばっかりじゃなくて、子どもさんが苦しんどるところにみんなで手をさしのべられるように、日本一のまちをつくっていきたいと。それは、年寄り、年寄りってあれだけど、高齢者、本当に元気に暮らしてもらえるように、敬老パスを大いに活かして、買い物やら、タクシーなんかも割引できんかと、なかなかうんと言われておりませんけど、そのようにやっていきたい。

 防災も精一杯、これは、精一杯じゃなくて、やっぱり、伊勢湾台風、大悲劇を経験しとるしね。濃尾震災で、子ども、超悲劇ですよ、実はあんまり記録がないですけど、国内最大級の、いわゆる直下型地震と言われております。いうほど、対応を注意してもしすぎることはない。役所が失敗すると大変なことになりますので、そうならんようにって今日は、力説しておったとこでございます。

議長の新年あいさつ

 新年明けましておめでとうございます。昨年は、市政記者クラブの皆様方には、大変お世話になりまして、心から感謝を申し上げます。

 議会として、9月に愛知名古屋でのアジア大会も決まり、あるいは2027年にはリニアも開通します。そして、4月には、待ちに待ったレゴランドがオープンします。本当に人の交流がますます盛んになってくると思います。

 また一方、市長さんからも話がありましたけど、熊本、鳥取での地震も踏まえて、この名古屋も南海トラフによる地震がいつ来てもおかしくない状況でありますので、きちっと災害対策、減災対策を行っていかなければならないと思っております。

 そういった点でこの10年、名古屋にとって大きな課題が山積されますけど、その第一歩となるさきがけの年でありますので、議会としても、しっかり執行機関をチェックし、開かれた議会をより目指していきたいと思います。ただ、市長さんも初日の出を見て感動したと言われたんで、ここで年も明けて、あるいは、2月の予算議会の前ということで、出処進退を言っていただけるのかなと思っておりました。この後言われるのかもしれませんけど、ぜひともその辺のことを議会にも市民の皆様方にも、早くお伝えができたほうが、より一層、議会とのやりとりも議論もできやすくなると思いますので、この後、期待をしております。また今年1年、市政記者クラブの皆様方にはお世話になると思いますけど、どうぞ1年よろしくお願いいたします。以上です。

副議長の新年あいさつ

 明けましておめでとうございます。市政記者クラブの皆様には、旧年中、何かとお世話になり、深く感謝を申し上げます。昨年は、加藤議長の補佐役として、円滑かつ公平な議会運営となるよう、努力してきた1年でございます。

 少子高齢化社会の進展により、本市ではまもなく人口減少に転じることが予想されております。今のうちから、次世代を担う子どもたちを産み、育てやすい環境をつくっていくことが、大変必要と感じております。

 また、東山動植物園では、鳥インフルエンザの感染のため、動物園エリアでの休園が続いております。市民の不安解消を図るため、万全な対策をとることが必要であります。

 さらに、福祉、教育、医療、環境保全、防災など、名古屋市が喫緊に取り組まなくてはならない課題が山積しております。名古屋市会といたしましても、こうした課題に向き合い、市民が本当に安心、安全な生活を送ることができることが大切であり、豊かな暮らしが実感できる、未来に希望が持てるような市政運営を目指していくことが、非常に大切と考えております。今後も、副議長としまして、加藤議長をしっかり支えながら、市民の市政の発展に、議会の円滑な運営に取り組み、市民の皆様の期待と信頼に応える議会を目指していきたいと決意しております。

 記者クラブの皆様には、本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。

質疑応答

◎市長選について

(記者)

 議長もおっしゃってましたけど、日の出を名古屋城から見られて、これから1年、出処進退も含めて、どのようにお考えであるか。

 

(市長)

 市長選に関しては、まあちょっと、待っとってもらえんきゃあのと。ということで、とりあえず、とりあえずじゃないけど、お願いしたいと思います。いろいろ、名古屋城のこともあり、いろいろ考えとるわけですわ、これはこれで。ということでございまして、まあ、もうちょっと待っとってちょうだいということでございます。

 

(記者)

 今、議長のほうからも、出処進退がわかってたほうが、議会としてもいろいろと対応がしやすいというお話があって、それをもってしても、言う段階ではないと。

 

(市長)

 それはそうですよ。ということでよ、議長からのお言葉もございますので、ようわかっておりますけど、まあちょっと。

 

(議長)

 これ、僕が聞いてもいいの。

 

(市長)

 まあええわ。

 

(議長)

待つ意味を聞かないかんわ、何で待つのか。

 

(記者)

 まあちょっとっていうのは、あと2カ月、3カ月ぐらい。

 

(市長)

 何ともなんですけど、まあ、暮れなんかもいろいろね、あっちこっち、私は休みはありませんので、全然。いろんなとこで、話を、市民の皆さんとお話ししてきまして、市長選のお話も出ます。それから、お城のことも出ますし。それでいろいろ、考えるところもあり、ちょっと時間をいただいてというふうに思っております。まあ、議長のお言葉は心に刻みまして、そういうふうにさせていただきたい。

 

(記者)

 市民の皆さんからは、どういう声が多いですか。

 

(市長)

 市民の皆さんは、自分で、名古屋城の木造化は、本当にもう、すごい支持者だなと思いましたよ、私。無論、僕なもんで、僕に言う人はそうかもわからんですけどね、賛成者ばっかりいうと感じ悪いけど、圧倒的ですね、やっぱり。今や、早ようやってちょうよ河村さん。ちゃんと、それまでにやらなあかんぜと言う人が多かったですね。

 

(記者)

 それまでっていうのは完成するまでということ。

 

(市長)

 いやいや、完成するまでに死んでまいますわ。死にはせんか、わからんけど。まあ、一つの道筋というか、あれですね。まあ、ここまででも結構ね、名古屋市というのは、もともとコンクリートで修繕してやるという計画だったですから、天守もね。その中では、本物の木造復元に大分努力できたかなと思いますけど。だけど、まあひとつやっぱり市民の皆さんもだからこうとなったわけじゃにゃあので、今のところ。あとは、議会のご議決だけですけど。そういうことを言う人が多かった。

◎産業支援について

(記者)

 先程おっしゃっていた、今年の目標として、産業、文化、防災という三つの柱をおっしゃっていました。そのうちの産業について。

 

(市長)

 産業、文化、福祉も。

 

(記者)

 福祉と防災ですかね、この四つですかね。この四つのうちの、産業の部分で、もう少し、どのような形で産業の日本一、世界一を支えていきたいというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。その具体的な施策であったり。

 

(市長)

 これはやっぱり、何がその、世界経済というか、経済を引っ張っていくかといったら、イノベーションであると。技術革新であるということは、これは一応、近代経済学上の通説と言ってもいいんだけど、ですので、この地域の、圧倒的ですよね、これ。産業の力って。先程も言いましたように、製造品出荷額等だと、愛知県約44兆、2位の神奈川が約18兆、3位の大阪が約17兆ですか。それがずっと続いてると。その技術革新を応援していくようにせにゃいかん。やっぱりそのためには具体的に、研究機関を名古屋市で持つわけじゃありませんので、やっぱり国際展示場なんかは非常に重要でしょうね、これ。セントレアはセントレアで、応援させていただくいうとあれかわからんけど、とりあえずそれでね、ひとつ、空港の横にあるいうのも考え方かもしれませんけど、やっぱり、上海の展示場に勝つような、市内でね。市内にちゃんとつくっていくと。名古屋に、世界中の理工系の好きな学生たちが集まってくるように、名古屋大学、ノーベル賞ようけ取りましたし、できれば、名市大と、それから、名工大なんか合併していただいてですね。賛成者多いですよ、実際は。何でかいうと、医工連携というのも非常に時代の花形ですので、それぞれ、名市大は立派な医学部があるけど、工学部がない。名工大工学部は、医学部がないですから、ちょうどいいわけで。そんなことで、世界の理工系の好きな学生が、みんなこの名古屋へ集まってくるように、そういうまちづくりをするいうの。これは、名古屋のためじゃなくて、日本のために絶対必要じゃないですか、これは。

 

(記者)

 一方で、名古屋は新しい産業が生みにくいというようなお話もあります。いわゆる、グーグルだとか、そういったネット産業だとか、そういったところが生まれにくいまちだとも言われているんですが、そういった部分、いわゆるイノベーションの部分に対しての支援というのは、どのように考えていらっしゃいますか。

 

(市長)

 難しい質問だけど。確かに、わし、グーグルには、本社名古屋へ移転してくれんかって頼みに行ったことあるんだけど。ちょっとねえ言って、考え込んでござったけど、それは。それはだから、ひとつ今あまり、まだ表へ出てなくて、せっかくだでここで言っておきますわ。要するに、役人の大営業作戦というのをやってまして、みんな、1件ずつ回ってこんかと。東京なり、世界の企業を。本店を名古屋につくってくれと。そう簡単じゃないからね。行ったってそうはいきませんから、その場合は支店でもいいし、友達の企業でもいいし、関係先でもええと。この、やっぱり、こつこつ営業大作戦をやるいうことじゃないですか、やっぱり。ほんで、具体的に、何件か行っとると思いますよ、これ。僕は、課長以上全部だ言っとったんだけど、ちょっとなかなかコンセンサスがとれませんで、孤立化しましたので、まあとりあえず、局長クラス以上でまずやろうと。私はグーグルへ行ってきたんです。なかなか、これは当然、壁は厚いですけどね。喜んどるんじゃないですか、しかし、これ。そういうやっぱり、こつこつとした営業活動ということになると思いますけど、どうしても人口が多いとこへ集まりますからね、そういうソフトの会社は。付加価値がめちゃくちゃ高いもんで。だで、大きい工場が必要ない。そこら辺のメリットは、土地がやっぱり、割合と東京と比べると安いということだけど、そのメリットがあんまり生かせません。そういうソフトの。まあ、営業大作戦ですよ。日本初だと思いますよ、こんなことやるのは。なあ、新開副市長。

 

(副市長)

 ええ、始めてますね。

 

(市長)

 わしの言うことは誰も信じてくれんけど、一応副市長言いました。本当ですから、これは。

◎名古屋市の今年1年について

(記者)

 2017年、市長が今年変えたいもの、変わるであろう、変わってほしいものって、どういうものがありますか。

 

(市長)

 名古屋城のことばっかり言っとっても。それは、一つですよ。やっぱり物事いうのは、根本的なシンボルを変えないと、大きくならんのですよ。それはやっぱり、いろいろ、俺も68年間、毎晩酒飲みながら考えた。未成年のときは飲んどらんで、48年としますけど、やっぱそうなりますね。名古屋は、名古屋城。今のとこ一つ、それはそれであれですけど、やっぱりがきっちょの応援ですね。がきっちょの応援です。子どもさんの人生の応援。いわゆるね、あまり細かいこと言ってもあれですけど、いわゆるいじめね。最近問題になっとるのは、福島の子どもさんたちが、とんでもないこと言われてと。ああいういじめもいますけど、ちょっと成績が悪くて困っとる子どもさんたち、人生についてね。家庭の苦しみもあるわけです。そういう人たちには、何かできないのか、すべきじゃないのかと、行政が。いうことで、日本で初めてのいろんな支援を始めたいと思いますけど。今でもあるんですけど、そういう。暮れ、そういうのばっか調べとったんですけど、ありますけど、いろんな支援センター。それを超えた、民間でもやっとるところ、塾なんかでもたくさんあるんですよ、実は。総合力で、子どもさんの人生を応援していく、でやりたいと思いますね。成績が悪くてもええんだという話です。あなたにはあなたの個性としての人生があるよと。そういう町をつくっていきたいと。

 

(記者)

 ちなみに、例えば、◯◯が変わるというような言い方をするとしたら。

 

(市長)

 これは、がきっちょが変わるでしょう。

 

(記者)

 名古屋城は。

 

(市長)

 名古屋城は、木造になると。本物になると。名古屋城は木造の本物になると。

 

(記者)

 河村さんは。

 

(市長)

 河村さんは、毎日誠実に。

 

(記者)

 そこは変わらない。河村さんは。

 

(市長)

 河村さんは、誠実に生きる。

 

(記者)

 ちょっと声が小さく。

 

(市長)

 Honesty。

◎新年度予算について

(記者)

 来月から、新年度の予算の審議も議会で始まると思うんですが、新年度の予算、柱としては何を入れたいというふうに、今お考えですか。

 

(市長)

 僕ですか。やっぱり、必要な投資はしていくと。だけど、一応これ、市長選があるもんで、骨格予算だいうことで、それは、決まった定義があるわけじゃないですけど、言われておりますけど、やっぱり、それは財政いうのは、しょっちゅう言っております。ここで断言してもええんだけど、財政危機はうそなんですから、これ。こないだテレビ見ておりましたら、テレビでも言ってました、ついに。いわゆる財政危機って言わんようになりましたねってある人が。違うからですよねって。ようやくわかってきた。貧富の差が激しいけども、国民の中で、貯蓄が余っちゃって、借りる人いないから。その分は、一般、政府が使うんだということなんで、名古屋でも絶対、その基本的な投資を惜しんではならない。だからまあ。

 

(記者)

 もう少し政策的な柱について、今お考えがあれば教えていただけませんか。

 

(市長)

 ぱっと言えばあれじゃないですか。名古屋港の、日本一でしょう。世界一じゃないですか、とも言えんか、日本一か、とりあえず日本一。それにつながる、堀川、新堀川、中川運河がね、まだ護岸があんな黒いままであったり。水はちょっときれいになったいうんだけど、残念ながら、横で川床料理やれるようなところじゃないでしょう。まあ、議長のように、サービスしていうと、水上交通網がね、しとるとこじゃないじゃないですか。あの辺のとこは、きちっと投資してかなあかんのですよ。明らかにアンバランスですよ、名古屋港の、6兆円の貿易黒字と。そういうのとか、それからまあ、名古屋城の天守もそうだし、有松なんかの、清須から熱田神宮、金山、大須、熱田神宮、港、きちっとしてくいうか、面白うすると。まあ、それと今言った、がきっちょの応援には、惜しみなくお金を使うと。お金を使うって、市民の皆さんの税金を使わせていただくということですね。

◎名古屋城天守閣の木造復元について

(記者)

 議長に伺いたいんですが、今、継続審議のまま、天守閣の予算案がずっと続いていて、今まで議会の審議に少なからず影響が出ていると思うんですけれども、骨格予算の審議の中で、継続議案があることっていうのは、影響をどのようにお考えですか。

 

(議長)

 まあ、これで3回やってきましたね。ただ、前回の11月議会でも申しましたように、やっぱり、市長さんと執行機関の皆さん方との意見の食い違いだったり、財政フレームがきちんと出てないというところがあるんで、それを明確に一本化して議会に示してくださいということが、継続審議の中身ですから、その答えさえくれれば、きちっと2月議会で議論をさせていただきます。

 

(市長)

 反論はあるんですけど、それをここで言うとややこしなるで。わし呼んでくれえせんでいかんが、ほんだで、議会で。市長と違ういうんなら、当事者呼ばなあかん。まあ、そんなこと言っててもしょうがないので、それはそれで、きちっと対応せないかんわけでしょ。

 

(記者)

 財政フレームはいかがですか。いけそうですかね。

 

(市長)

 財政フレーム。財政フレームっちゅうのは、幾らもうかるかっちゅうこと。どういうお金でどうやってやるかいうこと。もうずっと前から出してますがな。どんどん遅れていくもんだで、どんどん東京オリンピックいう、空前のもうける手段を失ってるじゃないですか、これ、本当に。

 

(記者)

 新たなフレーム。これまでのやつはちょっと、いかにも現実離れしているように。

 

(市長)

 どこが現実離れしとるんですか。何が現実、熱田神宮で700万も来とるんですよ。名古屋城で300万人来ていただくことが、なぜできないんですか。

 

(記者)

 新しい予測を出すつもりはないということですか。

 

(市長)

 いやいや、そんなことはないですけど、いろいろ、皆さんだって、毎日新聞だって本社造るとき、いろいろ考えるでしょう。商売で。それなりに柔軟に考えないかんですよ。だけど、基本的なところは同じですよ。もう、銀行なんか、とにかく、貸しますからやってくださいっていうんですよ、もう、これ。

 

(記者)

 入場者数が今より2倍となるのが、40年以上続くというのも変えないんですか。

 

(市長)

 いや、そのくらい来るで、もっと来るでしょう、下手したら。どういう考え方しとるんですか、一体。毎日新聞だって、ちゃんと。

 

(記者)

 それと名古屋城は別物なので。

 

(市長)

 そんな有楽町行って、ビラ配って、新聞見てくださいって、ビラ配れば、よう売れるようになるんですよ、これ前、言ったったことがある。

 

(記者)

 それこそ、最初だけですよ。

 

(市長)

 悪いですけど、それプラス民営化があるんですよ、実は。ここで言うと感じ悪いで、大変、それがあるから、ややこしいんですよ、これ。何十人っているんですよ、あそこに公務員の皆さん。切符切り取りとか、それと別に。大阪はちょっと初めから仕組みが違うけど、何億だったかな。税金じゃないけど、全体でこう、上納するようなとこになってますよね。もうけるとこですよ、これ。施設そのものが。それだけでも全然違いますよ。今で200万人でしょう、今年200万人でしょう、これ。大抵、ちょっとうまくやりゃあ、もう入場禁止いうか、来んでくれいうようになると思いますよ。名古屋城の木造化。世界中から。夢物語ですから、あんだけのでかいコンクリートの建築物を、図面によって木造復元するいうのは。

 

(記者)

 繰り返しになるんですけど、新しい財政フレームというのを出すおつもりがあるのかないのか。

 

(市長)

 新しいって、全然違うものは、それはあり得んじゃないですか。当然、慎重に丁寧に検討してますんで、毎年100億は、名古屋市の経済効果があるだろうとか、いろいろね。300万人だって、熱田神宮、670万人ですから。東山動物園が220万だったか。ちょっと忘れましたけど。江戸城は400万人。400万人だけど、もっと来るんだけど、物理的に無理だから、400万にしとるんですよ、江戸城は。江戸城のグループ、シミュレーション。物理的に無理なんです。もっと来る言われとるんです。また暮れでもNHKでやっとったけど、NHKも江戸城。これ本当にねえ、あんまり変なこと言っとると、先越されると大変ですよ、これ。ものすごいチャンスを失うことになりますよ、名古屋城の。江戸城の天守はなかなか難しいと思うけど、本丸御殿はやるんじゃないですか。江戸城の本丸御殿、松の廊下とか。昨日やってたでしょう、夜。NHKのBSで。あれ、前やったやつか、再放送かな。再放送だな。これは見とるだけで、すごいな思いますわね。あんな、大計画、ものすごい要りますよ、あれ。オリンピックに合わせてという声もあるんです、声も。

◎名古屋城でのイベント開催について

(記者)

 議決されなかったことによって、入場制限がされなかったので、今年初めて年越しイベントを名古屋城の天守閣で行ったんですけど、改めて、これの意図を教えていただけますか。

 

(市長)

 名古屋城にはようけの人に来てもらいたいし、皆さんで楽しんでいただきたい。名古屋城と熱田神宮、この二つ、熱田神宮670万人。あまり、観光だいうと、宮司さんに怒られますので。ちょっと違いますから、あそこはね。だけど、初詣が200万ありますけどね、だから、名古屋も、ほんまもんを、双璧と。ひと言で言えば、熱田神宮と名古屋城です。だから、熱田神宮は初詣。名古屋城も初詣と。僕が思っとるのは、金のシャチが4キロ、本物がありますから。焼け残った、400年前に。あれに触れるようにしよう、名古屋城に、これですね。シャチにしてですよ。紹介して、みんなで、来るべき年の幸せをみんなで祈ろうという場所にするということで、それはもう、やるんですよ。ただ、早く次の木造の計画を立てていかないといかんわね、これ。いかんですよ。

 

(記者)

 まだ入場制限、今まで。

 

(市長)

 後ろからコーチが。別にええです、箱根駅伝みたいで。

 

(記者)

 今までは、どうしてしなかったんですか、こういうイベントを。

 

(市長)

 そこまで、やっぱり、木造にしていくいうエネルギーが、まだまだだったいうことじゃないですか。木造にしていくいうことはやっぱり、みんなでよっぽど、今の毎日が言ったような、人が来んと困るでしょう。やっぱり、みんなでよっぽど盛り上げないかんで。そんだけのエネルギーが、ようやく盛り上がってきたということで。

 

(記者)

 でも、今耐震化しないといけないほどの、看板を立てるほど、天守閣は危ないというふうに言っている中で、どうしてその、夜、暗い中で、もしかしたら避難しなきゃいけない自体が起きるような、なるかもしれない中で、入場させて、わざわざそういうイベントを今年開いたんですか。

 

(市長)

 それは、議会に言ってください。

 

(議長)

 いや、いい質問に答えないかん。

 

(市長)

 議会が議決しとればよかったんだから。

 

(議長)

 人のせいにしていかんいうの。

 

(市長)

 しょうがないですよ、これ。こんな3回も連続でね、継続審議、聞いたことないですよ、予算で。制度はあるかもわからん。まあちょっと、確信はないけど、聞いたことない。やってくれば、その前は、正月はなかったけどね。11月から入場禁止と取り壊しで。全体でこう、盛り上がっていきますわな。

 

(記者)

 今市長、すごい危ないということで、看板を立てたんですけど、木造化したり、耐震化して危なくなくなってから始めるんではなくて、今危ないって言われている状態で、夜カウントダウンイベントを行ったりするのは、今のほうがよかった。

 

(市長)

 早くみんなで楽しんでいただくと、盛り上げていただくと。こんなことなるとは思いませんでしたからね、こんな。こんな、3回も継続になって、半年から1年延びていくと。議決だと半年だけど、文化庁の許可がある。しょっちゅうやってないから、文化庁の許可までいけると1年近く遅れました。予測してません。

 

(記者)

 市長さんの中では、あそこに看板を立てたことと、今回のイベントに矛盾はなかったと。

 

(市長)

 矛盾はありません。しょうがない。どうしようもならん。名古屋城の財政もありますからね。やっぱりようけの人に来てもらって、観光収入を上げるというのも大事ですから、これは。だから、そのダメージをなるべく少なくせないかん。入場禁止の期間はなるべく少なくするというのは、これは当たり前で、市長の努めじゃないですか、これ。地方自治法2条に従って。2条にあるんだ、そういう条文が。より少ない税金で、より多くの効果を生みなさいと。名古屋城の観光収入は税金じゃないですけど、税金類似のものですわ。

 

(記者)

 入場制限が始まるまでは、今後もこういったイベントをやったり、考えたりしていきたい。

 

(市長)

 いや、一定のときからもう、そんなこと駄目でしょう、延々とこんなことを続けていくのは。と思いますよ。議会のご理解を得るのが大前提で、一番ですけどね。だけど、異常だもん。困るがね、本当にこれ。困りますよ。

◎動物園の営業再開について

(記者)

 すみません、別の話題になって申し訳ないんですが、鳥インフルエンザの関係で、動物園の閉鎖続いていますが、営業再開については、今どのような方針ですか。

 

(市長)

 これは、慎重によう検討しておりまして、僕もちょっと国会議員時代に、鳥インフルエンザの話をやったことありますんで、若干はこれ、よう知っとることがありまして。まあ、今日始まりましたので、今後、当局から、今後じゃなくて、これ終わってから、当局から説明を受けることになっておりまして、そこで決定するつもりです。

 

(記者)

 今日決定されるんですか。

 

(市長)

 できると思いますけどね。ちょっとそこが、どういう詰まっとるかの段階ですけど、終わってから説明があるということで、わしはとにかく、1匹も殺しちゃいかんということと、早くオープンしようという、僕はそういう論者ですけど、まあ一定のルールがありますからね。それで、当局が話を詰めとってくれると思います。この後、説明がありますので、また報告できると思います。

◎国際展示場について

(記者)

 議長にお伺いしたいんですが、9月補正で、名古屋城に関連して、他の議案の取扱いについて、もちろん2月定例会の審議、審査されると思いますけれども、この取扱いについては、どのようなお考え。

 

(議長)

 いわゆる、国際展示場の件ですよね。これは、議会としても、同じ議案の案件でありますので、これを議会側で修正したりすることができませんので、やっぱり、ともに考えていくという、苦渋の選択になると思いますね。なってきたと、今までも。一つの議案ですから。

 

(記者)

 仮に、廃案になった場合は、出し直してもらうという。

 

(議長)

 仮にの話は、まだ議会前に言うこともないでしょうけど、2月にしっかり議論して、議会なりの判断をきちっとしていきたいと。

◎大江破砕工場のごみピット火災について

(記者)

 大江の破砕工場の火事になった件で、何かコメントといいますか。

 

(市長)

 それは、今日ちゃんと指示しましたけど、まず、僕も覚えてますけど、大分昔一遍、ものすごい火事がありましたね。あのときに、衆議院におったと思いますけど、見に行きました、私。とにかく、ほかの5大都市でああいう破砕工場が、ああいう事故があるのかないのか、どうなのかということを、大至急調査しろと、そっちのほう言ってあります。今のものをきちっと早くなおすようにして、また、当面の分を、大変申し訳ないけど、諏訪町の皆さんに申し訳ないけどね、岐阜の。あっちのほうに埋め(仮置き)させていただくいうことを、何とか理解していただくいうのは、それはきちっとやらないかんですよ。だけど、根本的な問題については、他都市と比較せんとわからんがねいうんです、わし。こういう、破砕工場というんは、どういう規模のものが他都市にあって、やっぱり事故を起こしとるのか起こしとらんのかということを、今大至急調査しろと言ってありますので、それを見て、また根本的な問題を考えます。当面じゃなくて、当面は当面で、やらないとどうしようもならんですから。

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