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平成29年1月10日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2017年1月23日

ページID:89487

報告事項

  • 消防出初式の感想
  • 名古屋市美術館 特別展「永青文庫 日本画の名品」の開催について

会見動画

報告内容

◎消防出初式の感想

 それでは、皆さん、おはようございます。1月10日(火曜日)でございますけど、会見を始めたいと思います。

 まずは、8日(日曜日)に消防出初式を観閲してまいりましたってこの観閲って書いてありますけど、あまりそう好きな言葉ではにゃあですけど。消防職員、消防団員の皆さんの凛とした、たくましい勇姿を拝見し大変心強く感じました。

 ということで、まあその当日も言いましたけど、これ何で消防こういうことやるのかということは、これは私の考えというより、まあちょっと調査したでもにゃあ聞いた話ですけど、公務員の危険な公務を担当する公務員という、自衛隊、それからこの消防、警察、刑務官というのも大変危険なんです。事故が多い仕事をやる中で、消防というのは、多分現実的には、戦争が起こりますと軍隊というか自衛隊というか、大変なことになるけども、一般的にはものすごい危険の高い仕事ということでございまして、そういうことを社会のためにやっていただく皆さんには、こうやってみんなで拍手すると、サンキューベリーマッチということをやるというのが趣旨ではにゃあかと、出初式というああいうことをやるというのはね。というのは私の思うとこでございまして、それを証明されたのが、9.11ですニューヨークのテロ事件、消防の人がようけ亡くなってますわね、飛び込んできますので、いうことで、実は非常に危険な仕事をお願いしとるということになります。

 それから本当の初期の初期の一番最初は、あまり見とられると感じ悪いであれですけど、消防署員もありますけど、実は消防団員とかですね消防団にかかわらず、本当近所の人が一番どこまでいったって一番初期に気づくのは隣近所ですから。ここが実は、皆さんご承知のように、大変に危にゃあわけです一番初期のところが。

 あれ何とか現象いう、何やったかな、ちょっと忘れましたけど、温度が一定以上上がると爆発したりするわけなので、そういうこともあり、大いに消防職員並びに消防団の皆さんの勇気はみんなで拍手せないかんと、みんなで頼むぜと、ありがとうねというような趣旨で行われとるいうふうに私は思ってますけどね、いうことです。

 昨年は三重県賢島での伊勢志摩サミットにおいて、本市消防局からも多数の人員や車両、機器材を派遣し警戒に当たったところでございますが、消防出初式でも本市の消防力を大いに市民の皆さんに披露できたと感じております。

 また、年末に発生しました新潟県糸魚川市での大規模火災など、市民の皆様が不安を抱くような災害が各地で発生し、消防に対する期待感がさらに高まっている中、安心感を持っていただけたのではないでしょうか。

 今回の出初式には、新たな消防団として昨年4月に発足しましたこの「大学生消防団」いうのはどうも日本で名古屋だけのようでございまして、名市大とそれから中京大学の皆さんにやっていただくということで、団長は名市大の女子学生がやっております。ぜひ応援したいなと思っております。

 専門的な知識・技術を習得した消防団員で構成される「マイスター消防団」の皆さんにも参加していただきました。今後も消防団活動に参加いただく市民の皆様の裾野を広げていきたいと思います。

 さらには、名古屋海上保安本部の消防艇にも参加していただきましたが、こういった市民の皆様をともに守る関係機関とも連携しながら、引き続き「災害に強く安全に暮らせるまち」づくりに取り組んでいきたいと考えております。

 ということでございますが、今日幹部会でも言いましたように、実は、消防の出動件数は五百何件だったかな、年間。救急が12万件です、今。この12万件の救急車が、119番かけて、救急車が来て、そこで現場でテイクケアして、それから病院へ行くまでの時間を日本一短くしよういうことで、実はあまり報道されてませんけど、大変な努力を重ねておりまして、名古屋市は。今は日本で政令市でいきますと、第2位でございまして、第1位は京都です。これが12秒差ということで、かけてから言うより、かけてその間ちょっとあるんですけど、消防指令が出てからということで、12秒差ということで、これはまあ、ここに資料がありますけど、日本第2位ということで、東京や大阪より、東京なんかよりものすごいはよ着くわねこれ。いうことでございますので、これは、ただ、その消防隊を増やしゃええのかという問題ではこれにゃあんですわ。

 それと、これも福祉の究極的な福祉というのは変な話だけど、わしゃよういろんなとこで、年寄り言っていかんですけど、わしらも含めた年寄りでよう話しますけど、最期、八事行く前にね、八事や南陽町行く前に、いっぺんは救急車乗らならんとみんな。名古屋は断らんよ言って、まず。ただ、リピーターがござるもんで、タクシー代わりの人はちょっとやめてちょと、これはしょうがないですわこれは。ほかは断らんと。

 本当1分1秒争って速く病院に着けるというのは、ものすごいええことなんですよ言って。脳梗塞なんかでも、1分1秒で不随になったりしますんで、そのためにもうちょっとですけど、京都に追いつけ追い越せと、あと12秒で、今、10秒台を切って、数秒まで来た言ってましたけど消防は。いろんな工夫を重ねながら、やらせていただいておりまして、いうことをちょっと頭に置いていただくと、消防も大変頑張っておるということでございます。

 

◎名古屋市美術館 特別展「永青文庫 日本画の名品」の開催について

 それから、本日は名古屋市美術館特別展「永青文庫 日本画の名品」の開催についてお話します。「永青文庫」は東京の目白台にある美術館で、細川家に伝来する文化財を専門に管理しております。

 細川家は700年の歴史を誇る名家でございまして、鎌倉時代、足利家から分かれた足利義季(よしすえ)ですか、現在の愛知県岡崎市細川町の土地を与えられまして、居住地の「細川」を名字としたことから、細川家の歴史が始まりました。江戸時代には加藤清正・忠広親子の後を受けまして熊本城主となり、肥後熊本54万石を代々治めておられました。

 (16代当主の)護立(もりたつ)侯は、自らの絵画や刀剣の名品を集める「美術コレクター」でございました。その名品の一部を、今回、名古屋市美術館で公開いたします。内容は、護立(もりたつ)侯が集めました日本画の名品に絞っています。そもそも永青文庫には国宝が8件、重要文化財が32件もありますが、そのうち、国の重要文化財に指定されている3点の名画が、名古屋で公開できることになっております。

 展覧会の目玉となります、菱田春草の屏風「落葉」や、掛け軸の「黒き猫」のほか、横山大観、上村松園といった歴史に名を残す大家たちの作品、それも「美術の殿様」のお眼鏡にかなった名画の数々をどうぞお楽しみください。

 開催期間は、1月14日(土曜日)から2月26日(日曜日)まででございます。ぜひ、ご観覧いただきますようお願いいたします。ここで職員からも説明をさせます。

 

(当局:今、市長の方からも説明がありましたように、この永青文庫と言いますのは、細川家の第16代の当主、細川護立さんが昭和25年に設立しました財団法人でございます。現在の理事長が細川護熙さん、元総理大臣でいらっしゃいます。ということで、約9万点の所蔵品があると言われております。武具の甲冑とか、刀剣あるいは茶道具、あるいは、螺鈿細工の美術工芸品等もございますが、今回、美術館での展示ということで、日本画に焦点を絞っております。

 全体が二つのパートに分かれておりまして、一つが明治以降の日本画、今も紹介ございましたが、横山大観ですとか、菱田春草、あるいは竹内栖鳳といった近代日本画の巨匠の作品がずらずらと並んでいます。今、こちらにありますのが、その重要文化財の中の1点の菱田春草の「黒き猫」という掛け軸でございます。そういう作品が展示されます。単に巨匠の作品というだけではなくて、それぞれの巨匠の代表作と言えるような、まさしく目利きが選んだ名品ばかりが並んでいる展覧会でございます。

 もう一つのパートが、江戸時代の禅画を今回ご紹介します。禅宗の絵画ということで、ちょっと聞くと何か複雑な難しい絵かなというふうに思われるかもしれませんが、今回は白隠と仙厓という2人の禅僧の絵画、これが非常にユニークな今風に言うと、ゆるキャラと言うとちょっと言い過ぎかもしれませんけども、大変にユニークでユーモアたっぷりで、ひょうひょうとしたどなたにでも大変になじみやすい水墨画をパート2としてご紹介いたします。

 いずれも、大変貴重な作品でございますので、この機会にぜひ多くの方にご覧をいただきたいと思います。

 それから、あわせて今月の22日の日曜日にこの展覧会の開催に合わせまして、コンサートを開催いたします。日本の伝統音楽、「春の海」とかそういった音楽を集めましたコンサートを22日(日曜日)午後に美術館のロビーで開催いたしますので、こちらのほうもぜひご参加をいただきたいと思います。以上でございます。)

 

 はい。あれもあるだろう。信長真筆が、確か。

 

(当局:永青文庫にございますけども、ちょっと今回はそういうものは。)

 

 出てきませんか。

 

(当局:はい。絵画のみでございます。)

 

 信長真筆がある。信長の真筆いうのは、秀吉はようけあるけど、ほとんどないということで、代理で書いたのはちょこちょこありますけど、多分これは、何か書いて、その同日付でこれは信長公がじきじき書いたものだという注釈の文書もあるということで、これが信長の本当の字だというのは多分、完全に添え書きいうか、別個の手紙によってですけど、確定できるのは日本中に1通しかないと、それがこの永青文庫にあるというはずでございまして、まあええですけど。

 何でかいうと、人生大逆転街道とかやっておりますんで、名古屋はやっぱり信長さんは戦国武将の中でナンバーワンの人気のある方でございますので、いっぺんその本当に書いた字というやつをですね、いろいろ盛り上げよみゃあと言っとるんですわしも。名古屋まつりのときに3人パレードするのもええけど、あの人たちもみんな言っとるわ。いっぺんやっただけで終いだでいかんで、まあちょっと活躍させてちょうということもありますんでということでございますが。そういう永青文庫でございます。

 

質疑応答

◎トランプ氏の大統領就任式について

(記者)
 大村知事がトランプさんの就任式に出られるということなんですけども、市長はどうされますか。

 

(市長)
 私は、まあそんな大した人間ではございませんので、招待状は来とりませんので、ええ、はるか太平洋を越えてええ政治をやっていただくようにお祈り申し上げるということでございますが、今日、幹部会で言いましたように、最近トランプさんのツイッターでのやつがしょっちゅうテレビでやっておりますけど、実際で。トヨタにそんな、メキシコではいかんということを、いうことでございますけど、これは本当に名古屋の人はよう考えられるといいですよ、これ。やっぱり名古屋港の貿易黒字6兆で、輸出だと12兆ぐらいはあるはずですけど、自動車関連で半分ありますから。それが結局、ここら辺の経済力。ここら辺というより、日本中の経済力の源泉ですけど、この名古屋港は。それでアメリカでは、デトロイトの辺を中心としましてね、非常に雇用の面やら、いろんな面でアメリカの苦しみをつくってきたことも事実ではありますわね、これ実際は。

 だけど、その名古屋も今日も言っとったように、僕はトランプさんに会ったら言いたいのは、それはそうたけど、戦争で大変な苦労を経験しとると、名古屋中部はね、これ。全部焼け野原になって名古屋城の天守も燃えちゃったんです言って、333年も大事にしとったのが。1万人の方がほぼ亡くなったと、一般市民で。地獄を見たまちだったんですよいって、この名古屋のこの辺は。そこから、ものすごい努力によってですね、私らではありません、私らの死んだおやじやおふくろの世代の努力によって、こうなったんだと。トヨタの技術、開発の力も、イノベーションの力もすごかったけど、そこは理解していてくださいねとは、私が会ったら言いたいですけど。

 

(記者)
 それを知事にも、何かこう言ってくださいというような、何かそういったことは。

 

(市長)
 そんなあんまり、そんなえらい方にいろいろ伝言を頼むような、あれじゃありませんのでね。だけど、なかなかの名古屋におられる方は今回のトランプさんのいろいろ見とられて、よう、いろいろ考えられるといいですよ、これ本当に。よう言われとるがね。フライオーバーピープルと言うらしいんだけど、西海岸、カリフォルニアの辺はITビジネスで、ものすごい盛ん、東側のニューヨークの辺は金融業なんかで盛んで、真ん中の地帯が結局、フライオーバーという、飛行機が上を通っていくだけという意味ですけど、の人たちの苦しみが、トランプさんに投票させたと、よう言われとるじゃないですか。

 それに、ここら辺の名古屋なんかも圧倒的な、日本を支える輸出の国になってます。輸出の港になってますのでね。いろいろちょっとこの機会に考えられるとええと思いますね。

 トヨタの社長さんも英語でプレゼンやってみえましたけど、1兆円投資するということと、十何万人の雇用をと、あれはええことだと思いますよ、ああやって、ちゃんとお話をすれば、アメリカも分かってくれると思いますので。よう、仲良うやらないかんと思いますけど、私もね。

 ああいうことはっきり言われるトランプさんって、非常にええじゃないですか。私はそう思いましたけど。苦しいことは苦しいって言われるじゃないですか、本当に。これ。応援してきたじゃねえかと、アメリカからすれば。昔はモデルTフォードじゃなかったかと。それがいつの間に、日本は世界一になったんだということですけど、それにはそれだけのどえらい、トヨタをはじめとする努力と、それから苦しみがあったいうことですね、焼け野原になった。

 

◎東山動物園の営業再開について

(記者)
 東山動植物園の鳥インフルの件ですけれども、今週13日に営業再開になりますけれども、これの経緯ですとか、あるいは、この再開の思いをあらためて。

 

(市長)
 いや、本当に言っとりましたのは、絶対東山の鳥は殺したらいかんぞと言って、ただ、2匹だけ、2羽だけは大変残念だけど、さようならということに、安楽死ということになりましたけどね。殺さずに済んだと。動物園の皆さんも努力をされてということだと思いますね、これ。違いますんで、家畜業者がいうか養鶏業者さんが怒りますけど、そういうこと言うと。動物園はちょっと違うんでですね。ということで、よかったなと。この間も言いましたけど、3匹のスーパースターが生まれましたので、鳥ちゃんの中で、感染しながら生き長らえたということで、これは不老長寿のシンボルにしようかしら思って。今のところちょっと隔離されておりまして、おでまし願えんけど、感染しとるけど抗体ができたことによってですね、もう外に菌が出ないということで、大変な逆境を生き延びたと、逆境鳥ということで、これはええなと思って、俺もちょっと挨拶してこなかんなと、この鳥ちゃんに。コクチョウが2匹と、あとなんやった、マガモちゃんが1匹ということでございます。皆さんも不老長寿を願って、この3匹に、今ちょっとまだ出てこれんけど。拝まれるとええと思います。

 本当に長い間ちょっとせっかくのおいでいただいた方に迷惑かけたもんで、おわびもありまして、当日の朝は僕も行きますけど、オープンのときにですね。3日間でしたか、無料にさせていただくということと、絵はがきみたいなやつをね、1日1,000だったか、先着1,000名か、先着1,000名3日間にお配りしますんで、それでお許しをいただきたいなというふうに思っておりますけど、本当によかったですわ。

 

(記者)
 一方でですね、一部の鳥と触れあうエリアですとか、あるいは、その隔離されている鳥がまだ見れないですとか、そういった部分が続きますので、最近言われている生育環境に近い飼育ですとか、あるいは東山の再生プランに掲げている、人間と動物の垣根の排除というのとはちょっと逆行するという措置だと思うんですけど、そのあたりどう思われますか。

 

(市長)
 まあそこがやっぱり、こうやって起きちゃうとなかなかね、ちょっとつらいところがありますけど、東山が、私市長ならせてもらってからちょっと見直したんですけど、それまで何となく学術研究的な動物園と、距離のあるというのが、割と強調されとったんだけど、もっと近づいて、触われるいうか、抱っこでもできるいう動物園を目指してやっておりましたんで、その方針に揺らぎは全くありませんし、2羽だけは申し訳ないけど天国にお送りいたしましたけど、あとは殺処分しませんでしたので、それもちょっと広い意味では、やっぱり人間とちゃんと付き合うようにするという精神ですのでね。それは揺るぐことはありません。東山動物園においては。

 ただ、ちょっと今の段階では、一応の隔離的なことはさせていただきたい。ただ、鳥から人間にうつったことはありませんので、これは。(濃厚接触によりまれに人に感染する場合がありますが、日本では発症した人は確認されていません。)

 じゃあ何でこういうことやるんだいうと、やっぱりあれですね、養鶏農家さんが、今、殺処分をするという原則ですので、みんなこの間もどこかで出ていました、10万羽殺処分するとか言って。とか、名古屋は名古屋コーチンがありますので、日本でただ一つの純系ですね、あれ。あれまっと、昨日も東京ドーム行って、名古屋コーチン出ておりましたんで、あれをもっと宣伝するとええわ言って、名古屋コーチンは純系と、日本でただ一つだ言っとったで、あれ。広報なごやの記事書いたときに、淑徳(大学)行ってやったときに名古屋コーチン協会の人が。日本で一つですよ言って、名古屋コーチン。ずっと種を守っとる。そういうところに感染するといかんもんでね。いうことで、厳しくやらさせていただいた。

 

(記者)
 今回、まだ数羽に関しては、隔離は続けるのは仕方がない。

 

(市長)
 まあしょうがないわね、これ。僕は若干違う意見なんだけど、やっぱり一つの流れというのもありますでね、これ。

 

(記者)
 おっしゃったように、一方で再生プランですとか、展示の方法というのを、今回の件を受けて、今後変えていくとか検討するという考えは。

 

(市長)
 いや、基本的には、僕の精神からするとさらに近づいたと、殺処分しなかったから、お二人を除いて。

 

(記者)
 間違ってなかった。

 

(市長)
 間違ってなかったと思います。その辺は動物園の皆さんも、よう頑張られたと思いますけど、はい。

 

◎スクールカウンセラーの追加募集について

(記者)
 すみません、スクールカウンセラーを追加募集した件について。

 

(市長)
 まあ今のこれが本当はちょっと最近、インタビューなんかだと名古屋城だ、展示場とか、そういうようなことを言いますけど、名古屋の今年の一番最大の眼目が、やっぱり子供さんの応援と、子供さんの人生の応援ということで、単なるいじめにとどまらず、実は暮れにありましたでしょう、悲しい事件が。それ1年間に大体3件ありますよ、これ。子供さんが成績を苦にして、命を落とすという話ね、これ。もうそれに、そういうことに対して、今ももう、今日もやっとりますけど、最大限の、日本で初めての支援をしていこうということを、今やっとります、これはね。学業のほうでちょっと苦しい子供さんも。

 だけど、今の今日の出とる話は、今までやってきましたスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、スクールポリスと、その辺の対応がものすごい数になっとりましてですね。毎年倍で増えていっとるという、うれしいのか、悲しいのか、これ。すごいですね、子供さんの悲しみいうのは、これ。子供の貧困が大きいと思いますけど、やっぱりきちっと対応せないかん、これは。名古屋港で6兆円も貿易黒字があるところですよ、この名古屋は。だから、そういうことで入ってきたお金を、そういうところには絶対、一切ためらってはいけないというふうに言ってあります、予算も、これは、子供さんの応援についてということで、スクールカウンセラーの役割って、大きいですわね。今、年間2,000人ぐらいなってるんじゃないですか、これ相談した件数が、2,000人。これはもう大変なんでですね。

 だけど、これはアメリカの専業のスクールカウンセラーいって、はっきり言えばロサンゼルスで学んだのをやっとるんですけど、向こうはちゃんとそういうものに、スクールソーシャルワーカーの100年の歴史がありますんで、ちゃんとトレーニングコースを持っとるんです、きちっと。だけど、日本はないもんで、これが。名古屋も大変なんですよ、実はこれ。臨床心理士の皆さん、全国に呼びかけてもらって、その人たちオン・ザ・ジョブ・トレーニングですよ、やりながらやってくということで。名古屋市立大学は10人って書いてありますけど、学長さんは20人やりたいと、大学院でね。臨床心理士でありながら、教員でやっていくと。国もこれ、チーム学校いって、まさしくこのとおりで、だで、もう大変ですわ。だで能力のある臨床心理士さんをとろうと思うと、これ大変だということだけど。

 もう一つの問題は、公務員と同じ給与になってますので、ちゃんと給与出しますけど、常勤で。今のところ5年間ということになっとるもんでね、これ。だから、ここがやっぱり若干、僕も話聞いとります。そこで辞めなんならんかと。今の仕組みだと、もう一回試験受け直してもらわなあかんみたいだね、これ。だけど、これはご批判されるのもええかわからんけど、日本で初めてのことだったもんで、ある程度、1回目にとって永久就職すっとというふうにはなかなかならなんだということで、名古屋の一つの苦しみを正直に、今言って、ええ人だけとってこうということで、やっとるというのが、追加募集になってったということです。

 

(記者)
 計画の見直しということは。全校配置について。

 

(市長)
 計画の見直しは、広げるほうには見直していきますよ。広げるほうには。だけど、そういうトレーニングコースがないので、日本は。アメリカの大学院なんかにはきちっとありますから、これ。資格が非常に細分化されとって、だから、今、この子ども応援委員会におる高原さん、アメリカのケンタッキーのルイビルで、10年間向こうのスクールカウンセラー専業やった人ですけど、やっぱり博士課程出てみえるでね、向こうの、そういうスクールカウンセラーの。そういう資格持っとらっせるわけです。それなしの段階で苦しみながらやってっとると。

 だから、この間文部事務次官も見に来たということで、名古屋がフロントランナーだ言って明言されてるわね。早くそういう仕組みが整ってこないかんということで、これも新聞出てましたけど、ぜひ書いてほしいのは、名古屋の取り組みが国を変えまして、この国会に出ますから。将来的にはこのスクールソーシャルワーカーというのが、「教育公務員特例法」の中に明確に位置づけられる。今回は、「チーム学校運営の推進等に関する法律案」が通常国会に出ると。

 それから、国のいろんな仕組みが整っていくだろうということで、そういうことできたいうのもうれしいですけど、今までで2,000人・・・5,000人近い子供さんをみんな励ませたかなと、いっぺんヒアリングしたい思っとるんだけど、みんなサンキューと、ベリーマッチと言っとると思いますよ、全員が全員か分からんけど。学校の先生もよかったんじゃないですか。

 

(記者)
 質を重視しての全校配置は、達成できそうですか。

 

(市長)
 やらなかんですね、これ。やらないかんです。何としてもやらなかんです、これ。道路つくったり、いろいろもやらなかんですけど、人間の道路じゃないですか、これ。子供さんの人生を応援していくっちゅうのは。本当はこういうところにも起債が充てれるようにせないかんのです。ちょっとあたりましたけど、財政法を変えないかんと言われてますけど、これ、校舎の、校舎のコンクリートの建物つくるのに起債があたってですね、なぜそこで教える人たちの人件費に起債があたらないのかと、これは。これは不思議ですね、これ。将来効果が残るからとか言いますけど、人間のほうが残るじゃないですか、反対に校舎より。という、ここで力んどったってしょうがないけど。まあちょっと待ってちょうだい。

 今、大至急検討しておるもう一つの、いわゆるいじめね。最近よく出てきたのは福島の子供さんたちがなんだいって、どうのこうの言われたという、ああいういじめ。とんでもないですけど、それを超えたといいますか、暮れのあの悲しいことがもうそのシンボルですけど、やっぱり子供さんたちが自分らの成績や何かを苦にして命を絶っていかないかんということは、僕は悪いですけど、それいって学校の本体事業じゃないかと、成績について。そんな、成績を育てるだけなのかと。当然やっぱりそこから落ちこぼれという言い方は悪いけど苦しんでる子供できてくわけで、そこをちゃんと応援してあげると、あんたにはこういう適性があって、こういう道があるよとか、とかね。いうことをやるのっていうのは。社会的ないじめじゃないの、これ。違うか。こういうことを放置するとすると。努力しても、なかなか今では学校の先生では大変じゃないかなと思いますよ。そういうことまでやりかけると夜中にメールが来たり、ものすごなるわけです、これが。

 だから、そういうのはそういうのできちっと名古屋で仕組みをつくっていきたいということで、今、猛烈に取り組んどるところでございます、ええ。期待しててちょうだい。皆さんにも言いたいけど、名古屋じゅうの小中学生に言いたいです。まあちょっと辛抱してちょういって、成績は悪くてもよ、投げやりになったらかんぞ、応援するでと。こういうことですね。

 

◎鳥インフルエンザの対応マニュアルについて

(記者)
 よろしいですか。

 

(市長)
 はい。

 

(記者)
 ちょっと話一つ、鳥インフルエンザに戻るんですけど、この前検討を進めるというふうに言われていた、マニュアル、家きん類以外のマニュアルですね。マニュアルそもそもないということで、今、どういう段階ですか?全く何も、まだ?

 

(市長)
 まだやっとらん、どうですか、それ。

 

(当局:検討中です。)

 

(市長)
 検討中かね。検討中でええですか。まっと・・・

 

(記者)
 何を検討されてるんですか。

 

(市長)
 せっかくだで、出てりゃ、ここへ。

 

(当局:現在、家伝法(家畜伝染病予防法)等ですね、野鳥については、比較的しっかりした法律等が整備されているんですけども、動物園に関してはですね、環境省の指針という形でございますけども、その中の記述が非常に曖昧なところがございまして、特に開園とか閉園とか、そういうところの記述が、独自に判断を求められるということでございますので、対策とともに、それに対しての開園・閉園の対応というのをきちんと、その中で決めていきたいというふうに思っております。)

 

(市長)
 開園と閉園のと言った。

 

(当局:はい。)

 

(市長)
 対応が、きちっとしとらなと。

 

(当局:はい、はい。)

 

(記者)
 市長にお聞きしたいんですけど、何度もすいません同じことを私お聞きしてるんですけど、視察に行かれてそのときに市民に安心してほしいという話を市長がされて、その次の日に休園、確かされてるんですよね。それ今のお話と、もしかするとマニュアルがあるないで、もしあれば、そこはもしかすると、今回対応変わったかもしれないですけど、そこ今どういうふうに。

 

(市長)
 私は基本的に、鳥インフルエンザは人間にはうつらんのですわ、これ。いうことを強く言うという気持ちはあった、そもそも。だから、それが一つ。

 それから殺処分はいかん言って。もともとああいう養鶏業者さんでもワクチンでやるという立場の意見もあるんですよ。だけど、日本は殺処分優先となっておりますんで、安心してほしいというのは、そういう気持ちがあったんですけど、一つの流れというのもあるもんで、実際の話がね。流れというものがあるもんで、やっぱりより丁寧にしようかということで、入場禁止をさせていただいたというのがあるんですわ。

 それと、常に頭にあったのは、やっぱり名古屋コーチンの純系ですね。これは守らないかんでいって、名古屋は。名古屋というか、愛知はね。そういうのがあって、入場禁止やむを得んかなということになったんですけれども、うん。

 

(記者)
 なので、マニュアルを今後つくることで、より対応していくことが必要だと思われますか。

 

(市長)
 確かにきちっとしといたほうがええわね。動物園しっかりしとったで、殺処分はあんまり言わなんだでええけど、下手すると危なにゃあもんね、これ、なんか流れで。養鶏業者さんの鶏と区別つかんじゃねえかと、フラミンゴやなんかはみんなどうなんだという話になっていくと。だで、やっぱり一つの、この際ルールづくりは、僕はええと思いますけど。

 

(記者)
 何か見通しとかありますか。今、野鳥でも出てるわけですよね、そこで出ていて、確かに園内の水を、池の水は抜いてますけど、でもあれも陽性反応が一応出てたわけじゃないですか。

 

(市長)
 はいはい。

 

(記者)
 まあ何か全然終わってはないような感じもするんですけど、もちろん動物園は、防疫処置が終わったので、13日に始まりますけど、いつまた同じようになるかというのは何もわかりませんよね。マニュアルの何か目途とか。

 

(市長)
 早くつくるんだけど、僕はもともと殺処分万能型いうのは、僕はそう賛成でなかったでね、これ。生かす方向で考えよみゃあというほうの、国会議員時代に議論したことあるんですよ、これ国会で、これ。そういうようななるべく生かすような方向のマニュアルが出てくるとええわな、と思いますけど。

 

(記者)
 できるだけ開園と閉園のこともマニュアルに載せますけど、殺処分ができるだけしなくて済むようなマニュアルにしていくと。

 

(市長)
 まあそういうことですね、僕の気持ちは。殺処分せんでもええようなマニュアルがつくれるとええなと思っていますけど。一方、鶏のあの殺処分が印象が強いでしょう、皆さんからすれば。10万羽単位で殺しますからね、これ。

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