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名古屋市秀吉清正記念館 特別展示室

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このページを印刷する最終更新日:2018年5月16日

ページの概要:パネル展「武将たちの眠る場所」  5月15日(火曜日)から7月16日(月曜日・祝日)まで

特別展示室 

パネル展「武将たちの眠る場所」  

高野山奥之院の武将供養塔の写真

高野山奥之院の武将供養塔

5月15日(火曜日)から7月16日(月曜日・祝日)
戦国武将の没年は、天正10年、慶長5年、慶長20年など、特定の年にかたよっている。本能寺の変、関ヶ原合戦、そして大坂夏の陣である。
戦国における武将の死とは、合戦の歴史であり、ひいては日本の歴史であった。
そして、死後墓に葬られる者は子や家臣が生き延び得た場合であり、多くの死者は死んだ日、その場所に放置された。
墓も、戦国そのものなのである。 
会期中、6月30日(土曜日)から7月6日(金曜日)まで、館内整理のため臨時休館いたします。ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。


1 信長
 天正4年(1576)、岐阜城を居城としていた信長は、琵琶湖東の安土山を次の居所と定め、頂上に天主を建て、山腹に総見寺を置いた。今、特別史跡安土城跡の中に、山門と三重塔がのこる。
 信長の京都での定宿は本能寺であった。天正10年5月末、備中高松城攻略を秀吉に命じていた信長は、安土城を発ち本能寺に入り、酒宴ののち就寝した。6月2日の未明、家臣の明智光秀が寺を急襲し、信長は自刃した。
 本能寺はその後移転し、現本堂の奥に信長三男信孝が建てたという信長廟がある。
 本能寺は激しく燃え、光秀は信長の遺体を見出せなかったが、京都・今出川の阿弥陀寺住持が、信長の遺灰を探しだし、持ち帰って墓を築いた。現在、阿弥陀寺の墓地に、信長と長子信忠、信長家臣の供養塔がある。
 信長の葬儀は、秀吉の指揮のもと、天正10年10月に大徳寺で大々的に行われ、翌年位牌所として大徳寺総見院が創建された。墓地には、信長と一族の供養塔が並んでいる(総見院は時期を限り公開)。さらに秀吉は、大徳寺の南の船岡山にも信長廟を作ろうとしたが果たさなず、明治以降、山頂に建勲神社が創立された。この他、安土城跡、清州城跡、岐阜の崇福寺などでも信長はまつられている。

安土城総見寺石段の写真

安土城総見寺に至る石段

 2 秀吉
 信長の葬儀を無事終え後継者の地位を確保した秀吉は、四国・九州から関東・東北まで次々に制圧し、天下を掌握した。慶長3年(1598)に秀吉は没し、豊国大明神の神号を与えられ京都東山に豊国神社が創建された。一方、空海が開いた密教の聖地高野山にも、秀吉と一族の広い墓所がある。山深い奥之院の最奥部にありながら、高台に建ち、見晴らしもよい。今の高野山総本山である金剛峯寺は、秀吉が建てた青岸寺を明治以降に改称した寺に他ならず、秀吉は一山の大檀越であった。京都の豊国神社は豊臣家滅亡後家康の意向により廃されたが、高野山の苔むした石塔は、当初の姿を残している


高野山奥之院の豊臣秀吉墓所の写真

高野山奥之院 豊臣秀吉墓所 

3 敗軍の将
 信長、秀吉、家康らが天下人となる過程で、多くの武将が命を奪われた。
 本能寺で信長を討った光秀は、備中から駆け戻った秀吉に敗れ、自刃した。一族や家臣も大半が戦死あるいは処刑されたため、光秀の墓は極めて少ないが、近江坂本の西教寺などに供養塔がある。
 秀吉の関東征伐によりほろんだ北条一族の供養塔は、高野山奥之院参道にあり、北条一族の主要な城であった八王子城跡の山腹にも、北条氏照の供養墓がある。
 慶長5年(1600)の関ケ原合戦で、秀吉家臣石田三成は家康と激突し、敗れた。その10年前の天正18年(1590)3月18日、三成は高野山奥之院に自らの墓を建立している。生前の寿墓であり、奥之院の石造物の多くが没後の供養塔である中で、制昨年と発願者の明らかな貴重例である。


高野山奥之院の石田三成墓所の写真

高野山奥之院 石田三成墓所

次回予告

特集展示「戦争と城」  

7月21日(土曜日)から9月24日(月曜日・祝日)
  江戸時代に各藩にあった城は、明治維新の動乱によって多くが破壊されました。名古屋城天守、広島城天守などわずかに残った建物も、第二次世界大戦の戦火により焼失しました。それら失われた城のかつての勇姿を、古写真や記録から探ります。


「武家文書の世界」コーナーには、パネル展関連資料を展示しています。

このページの作成担当

教育委員会事務局 秀吉清正記念館
電話番号: 052-411-0035
ファックス番号: 052-411-9987
電子メールアドレス: a4110035@kyoiku.city.nagoya.lg.jp
郵便番号:453-0053
住所:名古屋市中村区中村町茶ノ木25

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