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中小田井町並み保存地区

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このページを印刷する最終更新日:2022年6月29日

ページID:80126

中小田井町並み保存地区

 岩倉街道周辺の約2.8ヘクタール を「中小田井町並み保存地区」に指定しています。


 中小田井周辺には9世紀頃に村ができたと推定されており、以来、この地域は庄内川の氾濫による水害との闘いを繰り返しながら歴史を刻んできました。
 江戸時代の寛文7年(1667年)には、名古屋城下から中小田井を通って岩倉方面に至る岩倉街道が通じ、岩倉方面から、大根、ごぼう、人参などの野菜類がこの街道を通って搬送され、枇杷島の青物市で販売されました。人々の往来が盛んになると、中小田井では、味噌や油などの生活用品を販売する店舗などが建ち並ぶようになり、岩倉街道を利用する商人などで賑わいました。

町並みの特徴

 中小田井地区は、庄内緑地の西側の堤防から坂道を下った岩倉街道周辺に位置しています。街道沿いには町家、土蔵、長屋などの歴史的建造物が建ち並び、五所社、東雲寺、願王寺といった歴史ある寺社とその境内の緑が一体となって町並みを形成しています。中小田井の町並みは、街道沿いに町家が建ち並びながらも、比較的敷地に余裕のある農村的な様相も特徴となっています。
 現在残っている歴史的建造物のほとんどは、明治24年(1891年)の濃尾地震後に建てられたものです。建造物は、平入り2階建の建物に格子付きという構成になっているものが多くあります。河川の氾濫に悩まされてきた地域性から、仏壇を2階へ巻き上げる構造を備えるなど、洪水を意識した構造が見られる建造物も残っています。

中小田井町並み保存地区の様子

現状変更行為届出の手続きについて

 町並み保存地区内において建築物や工作物の新築、増改築、除却等を行う場合は、事前に相談及び現状変更行為の届出を行ってください。

関連リンク

 町並み保存地区の制度に関しては、以下のリンクをご覧ください。

 ほかの町並み保存地区については、以下の各リンクをご覧ください。

ダウンロードファイル

 保存地区の区域等はこちらの添付ファイルをご覧ください(ファイルサイズが大きいため、開くまで時間がかかる場合があります。また、テキスト情報を含まないファイルのため、音声による案内が必要な場合はページ下部の作成担当までお問い合わせください。)

このページの作成担当

観光文化交流局 文化歴史まちづくり部 歴史まちづくり推進室 保存支援係
電話番号: 052-972-2779
ファックス番号: 052-972-4128
電子メールアドレス: a2779@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp

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