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川辺の楽校14年度活動記録

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このページを印刷する最終更新日:2007年10月1日

ページID:8393

ページの概要:川辺の楽校14年度活動記録紹介

14年度の活動

それでは、13年度の活動だけでよいのでしょうか?
 川に親しみ、関わる事により、少しは、川の問題(汚染や水害)がわかるようになります。しかし、数回の活動では、まだまだほんの入り口を入ったにしかすぎません。

  1. 熱心な仲間と自分たちで考え行動しよう(「よくばり探険隊」の結成)
     そこで、13年度の川辺の楽校の生徒に対し、川にもっと深く関わる「よくばり探険隊」を募集し、アンケートで希望の多かった「源流から河口までの探険」をし、絵巻を作ったり、環境学習を行っています。
  2. 流域のまちと交流しよう(日進市「天白川でたのしみ隊」との交流)
     天白川の上流(源流)は、日進市にあります。天白川の環境も水量なども日進市を除いては考えられません。上流の住民の方々との交流を深め、共に天白川と関わっていくことが重要だと思います。
     そこで、日進市で活動している「天白川で楽しみ隊」と交流を行います。
  3. もっと川の事を知ろう(「天白川・達人講座」の開講)
     一方、コアメンバーも、川の生き物(魚、植物など)の知識がありません。また、川は危険なものであることも学び伝えなくてはなりません。そこで、川に詳しい「天白川の達人」を養成する講座を開講しました。
  4. 川に親しむイベントで、活動を広めよう(「川辺の楽校」の開講)
     14年度は、そのコアメンバーが中心となり、よくばり探険隊や天白川達人講座受講生の協力を得ながら、13年度のような川に親しむ「川辺の楽校」の開講を現在行っています!

「川辺の楽校」今年も開講中!から今年の川辺の楽校は一味違う!

第1回 (7月28日)

川に親しみ川に学ぶ その1 生き物を観察する、川の怖さも知る

水温を計ってる様子

天白川と植田川の水温の違いを知る

川が砂の時の歩き方の画像

川が砂の時の歩き方

第2回 (8月11日)

川に親しみ川に学ぶ その2 いろいろな川遊びをやってみよう

堰つくりの様子

自分たちで堰をつくり、川のしくみを知る

川の音を聞く様子

川の音を聞く

第3回 (11月24日)

川のしくみを知る 川の成り立ちを学びながら、秋の川の自然を感じよう

草刈りの様子

草刈りに挑戦!

秋の草花調べの様子

秋の草花調べ

第4回 (1月26日)

凧づくりと川原で凧あげ大会 凧をつくってたこをあげながら、冬の川を観察しよう

みんなでたこづくり

家族みんなでたこづくり

ひごづくりの様子

ひごづくりにも挑戦

第5回 (3月23日)

天白川スタンプラリー 天白川に関するクイズを解きながら、春の川の自然を感じよう

中継ポイント

中継ポイント1:かめの問題に挑戦

ゴールの様子

ゴール!とっても気持ちよかったね! 平成14年度は回を追うごとに参加者も増え、川辺の楽校が開講されて3年、事業の定着を実感できました。
平成15年度もさらなる発展をめざしています。より多くの人が川と親しみ、川を知って、川と付き合っていって欲しいと願っています。

川辺の楽校、全国に発信!

川の日ワークショップ

天白区で、川との共生をめざし、川と親しみ川に学ぶ活動をしている「川辺の楽校」が、東京で開かれた「第5回川の日ワークショップ」に参加し、今までの活動を発表しました。

 このワークショップは、『第5回「川の日」ワークショップ実行委員会』が主催するもので、その目的は、川をテーマにした市民活動が全国に広がる一方で、行政も多自然型川づくり・市民参加型川づくりを行なってきているものの、川への関わり方や価値観が食い違っていることがあるため、同じテーブルについて「いい川とはなにか」を探ろうとするものです。

 今年は、国立オリンピック記念青少年総合センターにて行われ、北は北海道から南は九州・沖縄まで、さらに韓国からも5チームが参加、合計73チームがエントリー。天白区からは、2年前から活動している「天白・川辺の楽校」(平手三郎代表)が参加しました。

 第一次審査は、AからIの9テーブル(部屋)に分けられ、各グループは活動を3分間で発表し、その後7分間、審査委員からの質問に答え、審議。「天白・川辺の楽校」は、メンバー4人と指導者の篠田陽作先生、愛知県河川課2人、区役所2人の計9人で、発足当時の12年度から、全区民に呼びかけ活動した13年度の様子、14年度に始めた交流活動など、寸劇に仕立てて発表しました。

 審査員からは、「何回か天白川を歩いた事があったが、こんなに短期間に運動が広がるとは驚きだ」という意見や、「このような活動は、今の地域社会にそうそうあることではない。いろいろのタイミングが重なってこのようになったと思うが、このような取り組みを是非みんなに伝えたい。」「行政がいい意味での『そそのかし』をした。」など、高い評価をいただき、第二次審査(写真)に進む事ができました。

 天白・川辺の楽校は、惜しくも最終審査には進む事ができませんでしたが、メンバーは「いろいろな活動を知る事ができ、有意義だった。」「自分たちの活動が認められた。」「今後の活動の参考になった」など、口々に感想を述べていました。

 川辺の楽校はこのワークショップも参考にして、今後も、上流の日進市と交流したり、源流から河口まで歩いたり、さまざまな活動を広げていきます。