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平成27年度 港区防災のつどい

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このページを印刷する最終更新日:2015年11月1日

ページID:75048

平成27年度 港区防災のつどい 「自分や家族の命を守るために」

 平成27年9月26日(土曜日)に、南陽交流プラザにて「港区防災のつどい」を開催しました。

 9月26日は、56年前、伊勢湾台風がこの地方を襲った日です。

 港区では、この大災害の記憶を風化させず、次世代に伝えるとともに、これを教訓とし、風水害を始めとした災害に備える意識の啓発を行うことを目的として、毎年この時期に行事を実施しています。

 当日は好天にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。

 当日の様子を一部ですがご紹介します。

イベントチラシ

午前の部

 午前中は、昨年2014年10月18日に公開された伊勢湾台風の記録映画「それぞれの伊勢湾台風 証言に知るその日その夜」の上映会を行いました。

  • 映画ポスター
  • 映画会写真

 映画 「それぞれの伊勢湾台風 証言に知るその日その夜」

  •  企画・製作:「伊勢湾台風映画」製作委員会
  •  制作会社:株式会社 日映映像
  •  配給:株式会社プロデュースラボ

 当日は株式会社プロデュースラボの方がお見えになり、映画の見どころなどをご紹介してくださいました。

お昼のブース展示

港区と伊勢湾台風パネル展

  • パネル展示1
  • パネル展示2

 協力:南陽図書館、南図書館伊勢湾台風資料室

 

みなと災害ボランティアネットワークブース

  • 災害ボラブース1
  • 災害ボラブース2

港保健所ブース

保健所ブース

 港保健所の管理栄養士と保健師による避難所生活で役立つ知識の紹介です。

 管理栄養士からは、災害時にも簡単に食べられる食品や、入れ替え期限が近づいた備蓄食品を普段に使用するレシピの紹介、様々な種類の備蓄食品の展示・試食を行い、食の備えについての意識向上を図りました。

 保健師からは、災害時、多くの人が出入りする避難所での感染症対策や、新聞紙スリッパなど身近なもので作る感染対策グッズの紹介を行い、災害時の感染対策意識の向上を図りました。

 

防災グッズ販売ブース

防災グッズ販売

協力:名古屋ライトハウス明和寮

午後の部

出張 家庭の防災教室

 午後の部の始めは港消防署の方による「出張 家庭の防災教室」を行い、家具の転倒防止についてお話していただきました。

 短い時間でしたが、家具の固定について港消防署オリジナルの歌を歌っていただくという、とても印象的な講座をしてくださいました。

 

防災教室写真

 地震では、住宅本体に損傷がなくても、ガラスの落下や家具の転倒などで被害が発生しています。まずは身の安全を確保することが大切です。

 南海トラフ巨大地震の発生が危惧される中、被害の軽減を目的とし、名古屋市では、平成27年度より、各区で家具固定ができるボランティアを養成し、高齢者や障がい者などのご自宅に派遣し、家具固定を行う事業を開始しました。

 ボランティアの募集は終了しており、この後のボランティア養成研修を終えた後、本格的な事業の実施は平成28年度からを予定しております。

 

講演会 「災害!いざというとき、どうする? 家庭で、地域で「命」を守る」

 続いては、名古屋大学減災連携研究センターより、防災教育アドバイザーの近藤ひろ子先生をお招きし、講演会を行いました。
  • 講演会の様子1
  • 講演会の様子2

 近藤先生は、以前は愛知県内の小中学校に勤務するかたわら、学校を拠点とする防災教育に携わり、2004年に文部科学省「地域ぐるみの学校安全推進モデル事業」の研究を委嘱され、防災対策の大切さを啓発してこられました。

 現在はJICAの専門家として、モルディブやタイ、ブラジル、ミャンマーなど、海外の現地にて防災教育を支援しておられる、防災教育の専門家でいらっしゃいます。

 明るく楽しく防災について学ぶというモットーを持つ先生の講演は、先生ご自身作詞の防災ソングや、防災や避難に関する覚えやすい合言葉などがあり、とても分かりやすく、楽しいものでした。

 地震・津波 防災ソング 「い・つ・も」「お・か・に」(外部リンク)別ウィンドウ

 

避難訓練コンサート

 最後のイベントは、避難訓練コンサートです。

 このイベントは、プロの演奏家と地元南陽地域の中学校吹奏楽部による演奏をお楽しみいただくと共に、コンサートなど、イベントの最中に大災害が発生し、津波が来るという場面を想定して、避難訓練を行うという企画です。

 演奏は、アイリス・クラリネット・カルテット、南陽中学校吹奏楽部、南陽東中学校吹奏楽部の皆さんにお願いしました。

コンサートの様子

 

 南陽中学校吹奏楽部の皆さんは、今年の8月、「槌音訪問プロジェクト」という活動で、東日本大震災の被災地である岩手県大槌町を訪問し、復興支援慰問演奏を行ってこられました。

 コンサートの途中では、その活動報告もしてくださいました。

  • 槌音プロジェクト紹介パネル
  • 活動報告

 

 訓練は、コンサートの終了間際に緊急地震速報が鳴るところから始まりました。

 まずはシェイクアウト訓練です。緊急地震速報が鳴ったら、1、頭や体を守り、2、姿勢を低くし、3、揺れが収まるまで待つ、この3ステップで身を守ります。

 そして、会場係員の誘導に従い、安全な所へ避難します。

 

  • 避難訓練
  • 避難訓練講評

 津波避難訓練の様子。津波避難場所である屋上へ避難した後、港区役所総務課長より講評を行いました。

 

コンサート演奏者集合写真

 素敵な演奏をしてくださった皆さん。

 防災は人の命がかかった重要な課題であり、真剣に取り組まなければならないことですが、時には楽しく訓練をするのも良いのではないでしょうか。

 

 以上、平成27年度港区防災のつどいの報告でした。

 ご協力・ご来場いただいた皆様のおかげで、有意義な事業を実施することができました。

 本当にありがとうございました。

このページの作成担当

港区役所区政部総務課防災担当

電話番号

:052-654-9612

ファックス番号

:052-651-6179

電子メールアドレス

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