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生活環境部

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このページを印刷する最終更新日:2018年5月23日

ページID:44028

ページの概要:名古屋市衛生研究所生活環境部の概要について

生活環境部の概要

日常生活の利便性や快適性を追求するため、私たちを取り巻く環境には様々な化学物質が使用されています。これらの中には、人体に有害なものも少なくありません。生活環境部は、以下に示す飲料水、衣類、室内空気、衛生動物など日常生活の幅広い分野に関して検査および研究を行い、市民が安心して暮らせるように努力しています。

  • 飲料水等の検査および研究
  • 毒物及び劇物取締法に係る事業所廃液の検査および研究
  • 器具・容器包装、おもちゃの検査および研究
  • 有害物質を含有する家庭用品の検査および研究
  • 室内環境における有害物質の検査および研究
  • 昆虫やダニなど衛生動物の検査および研究

試験検査

飲料水等の水質検査

水道水は水道法により51項目の水質基準が定められています。また、それ以外にも水道を管理する上で留意すべき項目として水質管理目標設定項目が26項目設定されています。現在、当衛生研究所は全ての水質基準項目と大部分の水質管理目標設定項目に対応する検査体制を整え、名古屋市内の大規模ビルの水道水や地下水を水源とする専用水道水などの水質試験を実施し、飲料水の安全性確保に貢献しています。さらに、飲料水以外のプール水、浴場水などの水質試験も行っています。

毒物及び劇物取締法に係る事業場廃液の検査

名古屋市内のメッキ、精錬等の事業場において生ずる廃液について、保健衛生上の危害防止の観点から、毒物及び劇物取締法に係る行政検査(pH、無機シアン化合物濃度測定)を行っています。

器具・容器包装およびおもちゃの検査

食品用器具・容器包装や乳幼児用おもちゃに有害物質が含まれたり付着したりすると、人体に摂取される可能性があり、人の健康を損なうおそれがあります。そのため、食品衛生法では、器具・容器包装と乳幼児用おもちゃについて規格が設定され、有害物質に関する規制が行われています。当衛生研究所は毎年名古屋市内で販売・流通しているこれらの製品60検体から70検体について試験を行い、市販品の安全性を確認しています。

家庭用品に関する検査

衣類や寝具などの繊維製品および住宅用洗剤やスプレーなどの化学製品を対象として、有害な樹脂加工剤や防炎・防虫加工剤などが含まれていないかなどの検査を、年間約500製品について行っています。

室内環境の衛生学的調査および検査

ビルや住宅における室内空気中の汚染物質量が建築物衛生法などに定められた基準に適合しているかを検査しています。また、保健所が行う室内環境に関する調査について、科学的な裏付けとなるデータを提供するための検査を行っています。

衛生動物に関する検査

健康で快適な暮らしのためには、ゴキブリなどの衛生動物に留意する必要があります。名古屋市では、各区の保健センターで昆虫などの苦情相談に対応しています。当衛生研究所では保健センターと連携して、相談があった昆虫などの種類を識別する同定検査を行い、防除指導に役立てています。他に、感染症を媒介する昆虫の調査も行っています。
また、有料で行う依頼検査として、衛生害虫、食品害虫などの同定検査、室内塵中ダニ類の検査などを行っています。

生活環境部のコンテンツ

  • 身の回りの「むし」たち(ウェブ昆虫図鑑)
  • 身の回りで見られる昆虫やダニなどの生態や防除法などについて、画像とともに解説しています。

    生活環境部の構成

    部長 1名

    主任研究員 4名

    研究員 3名

    このページの作成担当

    健康福祉局衛生研究所生活環境部

    電話番号

    :052-737-3711

    ファックス番号

    :052-736-1102

    電子メールアドレス

    a7373711-05@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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